■20210813(金曜日:雨)

旭山動物園のシロクマです。あまりの暑さに、ぐったりしています。

■今朝は走るつもりで、目覚まし時計を合わせてあったのですが、激しく降る雨の音に起き出すのをやめました。目覚まし時計を1時間遅らせて、再び眠りにつきました。

西日本を中心に、梅雨末期のような豪雨に見舞われています。いつ災害が起きてもおかしくない程の降雨量です。8月一か月分の降雨量が、ほぼ1日で降っている地方が多いのです。

■ところが北海道では、道北を中心に冷え込みが強まり、稚内市沼川では、8月12日午前5時前の気温が2.6度と、道内の8月前半としては、なんと128年ぶりの強い冷え込みとなりました。

また、わずか5日前には、33.7度の真夏日を記録した朱鞠内(しゅまりない)でも、午前5時前の気温が3.4度と、30度以上の気温差に、市民も戸惑い気味だったそうです。

■さて、今日は待ちに待った日なのです。近くにある日帰り温泉が、再開するのです。7月3日の豪雨で水害が発生し、営業停止になってから、1ヶ月半になります。

同じ通りにあった信用金庫では、ATM が水に漬かり、使用できなくなりました。結局、機械を全て入れ替えて、再開するまでに、1ヶ月近くかかったでしょうか。

毎週必ず二人で通っていた、日帰り温泉が再開することになり、本当に嬉しい限りなのですが、こちらでも、コロナ患者数が増加しており、なかなか悩ましいところです。

ある先生に聞いてみると、重症化しても入院出来る病床が現在ない、とのことで、自宅待機するしか方法がありません。ということは重症化した場合、とても危険だということです。

セルフロックダウンを、と促す報道もなされていますが、国民にはセルフロックダウンを求めておきながら、同時にオリンピックを開催しているのは、とても奇妙です。

アクセルとブレーキを同時に踏んでいるようなものだからです。オリンピックの開催とコロナウイルスの拡散は関係ない、と菅総理は強調していますが、普通の常識を持った人間であれば、とても奇妙な説明だと感じるのが普通です。

思うに、安倍総理大臣の登場以来、最高責任者の言葉から、常識が吹き飛んでしまったように思うのです。そして、対話が成り立たなくなってしまいました。一方的に自説を述べるだけで、話し合いになっていないのです。まさに言葉の劣化という以外にないのでしょう。

最高責任者に言葉の劣化が出現している以上、国の劣化は終着駅に到着したに違いありません。