■20220603(金曜日:晴れ)
■積丹岬から始めました。その後は、今まで回ったことの無い積丹半島の西側を、のんびりとドライブしました。229号線を西に進みました。積丹半島の東側では、今日は曇り空で、残念ながらシャコタン・ブルーは拝めませんでしたが、半島を回った所で天候が変わりました。
青空のもと、海の色が激変しました。思わず車を止めて、しばらく眺めていました。
■さて道沿いに進むと、原発で有名な泊村を通ります。今回は、「鰊御殿とまり」に寄りました。今では信じられないほどのニシンが、昔は取れたのです。財を成した網元が建てたのが、鰊御殿です。Wikipediaによれば、
第二次世界大戦前、とりわけ大戦景気までの時期に、北海道の日本海沿岸で隆盛を極めたニシン漁で財を成した網元達が、競って造った木造建築物である。
「鰊御殿」の定義は未だ確定されておらず、明治期から大正12年頃までにかけて建築された網元の家屋程度の目安で紹介されている。
かつてニシン場の古老達は、上座敷には違い棚、床柱には黒檀を使用していることが条件のように話していたが、その定義に合致するものはごく少数であり、ほとんどの建築物は現在解体されている。
また、必ずしも望楼を備えているとも限定できない。様式は古くは平屋形式であり、屋根は瓦葺きである。
そして、Wikipediaには、現在も公開されている鰊御殿として、12箇所を上げています。その一つが、「旧 川村家番屋、武井邸客殿(鰊御殿とまり):古宇郡泊村」というわけです。
今日は最高の青空です。かつての賑わいは、想像もできません。
内部の様子は、以下の写真の通りです。
■さて、こうしてドライブの後に辿り着いたのが、「月美の宿 紅葉音」です。泊村から岩内町を経て、到着です。住所は「北海道磯谷郡蘭越町湯里」とあります。ニセコ湯本温泉郷です。
まだ雪が残っていて驚きました。そして温泉です。秩父宮殿下が、昔ここを訪れた記念にセンターができて、今は日帰り温泉として地元の人が利用しています。