2022 年 02 月 11 日 北海道小樽市街と石狩湾です。

月: 2022年7月 Page 1 of 4

楽観

■20220731(日曜日:晴れ)

機内から見た丘珠空港周辺の様子です。

■今朝は走りました。7月最後の日ですので休息をとって、来月に備えた方が良かったかもしれませんが、思い切って早起きして走りました。

結局今日は、1時間7分30秒、8.67kmを走り、今月は総計10回のランで69.21キロを積み重ねましたが、月間88キロの目標までは、18.79キロ足りませんでした。

何しろ暑いのです。今朝は4時15分に目覚ましを合わせて起き出しました。日の出前に起きたのは、久しぶりです。起き出して、まだ外が暗いことに、驚きました。今の時期ですと5時に起きれば、もう十分明るいので、冬のように真っ暗な中で、準備をすることなどありません。

昨夜は二人で日帰り温泉に出掛けて、一杯やって帰ってきました。良い気分のまま、早々に床につき今朝に備えました。

長い距離を走るのは久しぶりで怖かったのですが、とにかくゆっくりで良いから長く走ろうと決めて、校庭での周遊時間を45分に合わせました。家を出て最初の一キロは、10分もかかるほどの、のんびりペースでしたが、それでも良いと腹をくくって走り続けました。

校庭を周回しながら、5キロ辺りから右膝の違和感を覚え始めて不安になりました。右膝のランナーズ膝が、私の弱点なのです。心配しながら走り続けていると、次第に違和感も幸い消えてくれました。

それでも、やはり暑さのためでしょうか、最後は体力が尽きそうになりました。なんとか走り終えて家にたどり着き、整理体操の後に冷たいシャワーを浴びて、生き返りました。

70キロを積み重ねたのは、久しぶりです。様々な要因が重なって、以前のように月100キロを走ることは、夢のように感じられるのですが、それでも少しずつ積み重ねていけば、またいつか月100キロを走ることができる、と楽観しています。

■改築工事で使用できなかった自宅のお風呂に、今日は2ヶ月半ぶりに入る予定です。新しい浴槽がどんな具合か、とても楽しみです。トイレは未だに使用できないのですが、それは後のお楽しみということです。

子育て

■20220730(土曜日:晴れ)

機内から見た北海道の大地です。

■7月も残すところ、今日と明日の2日だけになりました。今朝は走るつもりで4時半に目覚ましを合わせたのですが、睡眠のリズムが合いませんでした。目覚ましが鳴った時には深い睡眠状態で、すぐさま起き出して走るわけには、とても行きませんでした。

今朝は諦めて、そのまま眠り続けました。昨夜は、岡田尊司著「あなたの中の異常心理」を読み進めました。以前にも一度読んでいたのですが、思うところあって再読しています。

読み進めてみると、誰の心のなかにも、確かに色々な闇が潜んでいるわけで、犯罪を犯す人だけが特別、異常心理に囚われているわけでありません。

なにかの拍子に、心の片隅に隠れていた、その異常心理がヌクッと顔を出してくるさまは、恐ろしいといえば恐ろしいのです。誰もが持っている、いわば可愛いとも言える嫉妬心も、場合によれば取り返しのつかない状態にまで進んでしまいます。「オセロ」を読めば、その恐ろしさは、容易に理解できます。

そして、そうした誰にでもある異常心理が、ある一線を越えてしまう原動力として、幼小児期からの親子の関わりが、とても大きいということを、この本は教えてくれます。

何でもかんでも、すべての原因を親子関係で、あるいは愛着障害で説明しようとする、という異論もあるようですが、大きな要因であることは間違いなさそうです。

考えてみると、親になるとは、本当に恐ろしいことです。何も知らずに3人の子ども達を育てていた自分などは、脳天気な子育てしかできなかった、と言われれば、反論のしようもありません。

かと言って、この岡田先生の本を事前に読んでおけば、誰もが立派な子育てをできるに違いない、と必ずしも言えないところが現実の難しさなのでしょう。

近代社会

■20220729(金曜日:晴れ)

昨年7月に出掛けた札幌丘珠空港です。富士山静岡空港からは、こちらにしか飛んでいませんでした。

■今朝はゆっくりと休みました。昨夜はロータリークラブの前年度慰労会が、久しぶりに夜間例会として開催されたのですが、静岡県眼科医会理事会出席のため、私は欠席せざるを得ませんでした。

コロナ禍のために、あらゆる懇親会は中止を余儀なくされ、みなさんと歓談する機会が、本当に減ってしまいました。昼休みの例会だけでは意思疎通を図ることは困難です。

通り一遍の挨拶だけで終わってしまうことが、ほとんどです。コロナ禍によってあらゆる組織において、オンラインでの勤務が浸透するほど、そのために人間関係が希薄になるはずです。

そして良いアイデアや新しい試みが、生まれにくくなってしまいそうです。しかし、そうした危険性は、何も日本の会社や組織だけの問題ではないので、世界共通の課題です。ただし日本の組織では、そもそも意思の疎通が図りにくい宿痾があります。

まさに空気が支配し、忖度が何より優先される社会だからです。イケイケドンドンの時代には、それでも問題が発生しないのでしょうが、一旦歯車が逆回転を始めると、もうどうにも止まらなくなってしまいます。

少なくとも近代に入ってからの日本の歴史は、その繰り返しのように思えます。これまでとは違った、新しい近代社会を作る必要が日本にはある、と、私には思えてなりません。

BYD

■20220728(木曜日:晴れ)

昨年7月に出掛けた札幌丘珠空港です。富士山静岡空港からは、こちらにしか飛んでいませんでした。乗客は歩いてターミナルビルまで行きます。

■今朝は走りました。4時半に目覚ましを合わせて起き出し、いつものコースを53分00秒、7.03kmを走りました。これで今月は9回のランで、合計60.54キロメートルを積み重ね、目標の月88キロまでは、残り2日で27.46kmのところまで来ました。

ようやく月60キロのレベルまで戻ることができました。以前のように月100キロとは、まだまだ行きませんが、少しずつ回復していくことが大事です。

先週は月、水、土曜日と3回走り、今週は火曜日、そして木曜日と2回走っています。できれば、1日おきに7キロ走るペースが良いのでしょうが、なかなか現実は厳しいところがあります。

今週は明日、明後日と休み、日曜日に少し、まとめて走ろうかと考えています。

■さて中国の自動車メーカー「BYD」が、日本に向けて電気自動車 EV 三種類を、2023年1月から一斉に発売すると発表しています。多くの日本人は、BYDなる会社を、ほとんど知らないでしょうが、電動バスの分野では、すでに日本でも、7割のシェアを握っているそうです。

もともとはバッテリーメーカーだったこともあり、得意のEV用バッテリーで他社とは差をつけています。ガソリンエンジン車の車体に、無理やりバッテリーを詰め込んで、日本のメーカーが作り上げたEVと異なり、EV専用のプラットフォームも開発済みで、BYDの方が格段に進歩しています。

また最新の情報では、バッテリーメーカーとして世界最大のメーカーであるCATLや、あのファーウェイ社と共同で、別の中国EVメーカーが、さらに新しいEVも開発済みで、発売を待っているようです。EVの頭脳であるソフトウェアを、ファーウェイ社が担当しています。

開発のスピードが、日本とは比較になりません。中国のスピードは、アメリカのシリコンバレーと遜色が無いのです。意思決定の遅さが、デジタルの時代には致命的になりかねません。

全固体電池をはじめ、日本のメーカーによる一発逆転の物語を期待している人も多いようですが、現実は厳しそうです。

2022年には、中国だけで600万台のEVが売れると言われています。2,000万台の全体からすれば、もちろんまだ少数派であることは間違いないのですが、その分は間違いなく日本車以外のシェアとなります。

この数字の意味するものは、決して小さくはなさそうです。日本の自動車メーカーは、ひょっとすると今がピークなのかもしれません。

住めば都

■20220727(水曜日:曇)

昨年7月に出掛けた札幌丘珠空港です。富士山静岡空港からは、こちらにしか飛んでいませんでした。

■今朝は走らずに休みました。早朝とはいえ、すでに蒸し暑い中を、昨日は50分以上走りました。帰ってきた時には、体温がかなり上昇していて、早急に冷たい水を浴びて、熱中症を防ぐ必要を感じたほどでした。

とにかく蒸し暑いのです。今朝もテレビの気象予報を見ていると、現在気温25度、湿度99%というのですが、これではまるでサウナの中にいるようなものです。

村上春樹さんの本を読んでいて、とても面白いなと思った一節に、ボストンの大学に講師として招聘され滞在していた時の話があります。夏休みになってハワイで過ごす、と仲間のアメリカ人に話すと、なんでわざわざそんな暑い所で夏休みを過ごすのだと、とんでも扱いされた、というのです。

これを読んで少し驚いたのは、まずアメリカ東部に住む人々にとっては、ハワイはかなり南国だ、というイメージが強いらしいということ。さらにハワイの、あの爽やかな気候が、意外と知られていないのだ、ということです。

村上春樹さんは、こうした仲間の反応に反論しています。ハワイの夏は、快適なのだ、と。そうなのです。湿度が低いということは、気温が多少高くても、風さえ吹けば快適なのです。

蒸し暑い日本の夏を、骨の髄まで知り抜いている村上さんにとっては、ハワイの夏は天国なのです。さらに私が知らなかったのは、ボストンの夏は、日本のそれに劣らず、蒸し暑くて大変だ、ということでした。

ボストンは、かなり北に位置しますから、こちらから見ると、夏は過ごしやすくて快適ではないか、と錯覚しそうです。現実は、どうもそうではないようです。

世界は広いのです。数え切れない気候のパターンが有り、どこが天国で、どこが地獄なのかは、私には分かりません。でも、間違いなく言えることは、「住めば都」だということです。

どんなに素晴らしい気候が待っていてくれようが、ハワイに住み続けるのは、今の私にはできそうにありません。

日常

■20220726(火曜日:雨)

昨年出掛けた札幌・大倉山ジャンプ場です。1972年の札幌オリンピックの舞台です。

■今朝は走りました。先週の土曜日以来ですので、3日ぶりとなります。今朝は4時半と早めに目覚ましを合わせて起き出し、5時からスタートしました。

結局今日は54分39秒、7.51kmを走り、これで今月は、8回のランで53.51kmを積み重ねました。目標の月88キロまでは、残り5日で34.49kmです。

エプソンのホームページに接続すると、月間50km走達成おめでとうございますと、祝ってくれています。とりあえず50kmの壁を超えることができました。

とにかく暑い毎日が続いています。今朝は帰ってきて、いつもの場所でストレッチ運動を始めようとしたところ、雨足が強くなってきました。途中で切り上げて、家に帰りましたが6時6分、最初の雷鳴が轟きました。

現在ちょうど7時ですが、強い雨足が屋根を打ち付けています。今朝は早めにスタートして幸運でした。いつもの5時起きでは、途中で土砂降りになってしまうところでした。

7月も最後の週に入りましたが、とにかく暑い毎日です、仕事を終えて改築工事をしている二階を素通りし、三階に上がってくると、もう蒸し風呂の状態です。

台所も使えませんので、電気調理器でお湯を沸かし、素麺やうどんを作って食べることが多くなっています。

そして何より、食事用のテーブルを置く場所がありませんので、お茶を飲むにはちょうど良いような、小さなガラステーブルの上で2人で食事をしています。

少しも落ち着かないのです。ゆったりと食事をしているという感覚がありません。食べ終わったら、さっさと後片付けをしなくては、という心境になってしまうのです。

寝室として使っている部屋に、机を持ち込みSunは仕事をしているのですが、その机の上にテレビを接続しています。そのテレビのある部屋が食事をする場所となっているのですが、狭いこともあって、とにかく落ち着きません。

さっさと自分の寝室に戻ってしまう、という毎日です。つまりは、ほとんどテレビを観ることが私は無くなりました。改築工事が始まる前は、夕食を終えてから二人で一緒に一時間、録画してあった韓流ドラマのビデオを一緒に観るのが日課でした。

「チャングムの誓い」から始めた、二人の日課でした。「チャングムの誓い」、「イ・サン」、そして「トンイ」と続いたのです。

そして最後のビデオを見たのが、5月11日「トンイ」の最終回でした。改築工事開始前日です。見事な幕切れです。いくら計画しても、こうはうまく行かないだろう、というほど、ピッタリの幕切れでした。

以前の日常が戻るのは、いったい、いつのことになるのでしょうか。

パンドラの箱

■20220725(月曜日:晴れ)

昨年出掛けた札幌・大倉山ジャンプ場です。札幌市内に向かって、飛び込むように感じます。

■今朝も7時前からセミの大合唱です。今年は梅雨が開けても、あまりに早すぎる梅雨明けのためか、セミも準備が整っていなかったようです。あまり蝉の声も聞こえませんでした。

ここへ来てようやく、蝉しぐれが例年通り、聞くことができるようになりました。

■さて愛読する、「Samejima Times」の昨夜のYou Tube放送は、ゾットする内容です。安倍元総理が凶弾に倒れ、今やキングメーカーとして一強の地位についた麻生副総理が、これから何を仕掛けてくるのか、という大胆予想です。

結論から言えば、消費税の増税です。安倍元総理のように憲法改正にあまり興味のない麻生さんは、そんなことに政治的なエネルギーを割くつもりはなく、取り組むべきは消費税の増税と決めているのだ、というのです。

財務省の用心棒になりきった麻生さんは、大宏池会構想を成し遂げるためにも、次の一手はもう決めているようです。

しかし、それは国民の新たな苦しみの始まりです。庶民の暮らしなどには、サラサラ興味もなく、実態も知らない、生粋のお坊ちゃまの麻生さんには、財務省の言葉だけが心に響くのでしょう。

安倍なき日本に増税がやってくる!
麻生一強、大宏池会で「憲法より消費税」 
山本太郎は立ちはだかれるのか?

社会保障を維持するためにも、安定した財源として消費税は必要だ、という与党、いや財務省のプロパガンダは、マスコミを通じて広く行き渡っています。

積極財源、あるいはれいわ新選組の主張を何度も聞いている人にとっては、いかにそうしたプロパガンダが欺瞞に満ちたものかは、容易に見抜けるのですが、こんな人までが、と思うほど、消費税に対する信仰は根深いのです。

法人税と所得税の減税に、消費税収の約73%が使わたと計算される、という主張は、まだまだ一般の人々には、未知の世界なのです。マスコミが決して口にしない事実です。

消費税の増税によって、日本は、これからまさに、パンドラの箱を開いたような状況になるはずです。外国製の電気自動車が、ちょうどスマホのように国産品に置き換わっていくと、日本は本当に衰退国家になりかねません。

残された時間も少ないようです。

夕食会

■20220724(日曜日:晴れ)

昨年出掛けた札幌・大倉山ジャンプ場です。真っ逆さまに落ちそうに感じます。

■今日は新沼津カントリークラブの文月杯月例でした。競技委員として、お手伝いしました。強い日差しの照りつける、炎天下の競技でしたが、結果はどうだってでしょうか。仲良し、久松さん、植松さんも、参加されていました。

視察プレイを終えた頃には、バテバテでした。水分を取り、傘をさして日差しを避けながら回ったのですが、それでも疲れました。

家に帰ってからは、冷房を利かして、ひたすら休みました。

夜は鶴ちゃん夫婦との、恒例の月一回の夕食会です。最初のビールの美味かったこと。なんだかんだと歓談の後に、店を後にしました。

あと一週間で、7月も終わります。そして、念願の改築工事も完成に近づいています。

カバン持ち

■20220723(土曜日:晴れ)

富山駅前の路面電車の様子です。新幹線の開通とともに、駅が高架化して南北が一体化しました。

■今朝は走りました。水曜日以来ですので、3日ぶりとなります。今朝は少し早めの4時半に起きて、準備を始めました。起き出すのに少し難渋しましたが、5時にはスタートすることができました。

結局、今日は51分56秒、7.42kmを走り、今月は7回のランで46kmを積み重ね、目標の月88キロまでは残り8日で42キロとなりました。

帰ってきてシャワーを浴びてみると、風がとても爽やかでした。湿度が低いのでしょう。心地よい風に吹かれながら、今朝走ったことを良かったと感じていました。

昨日も一日暑い日でした。自分は冷房の中で仕事をしていますので、仕事中は暑さを感じることはないのですが、仕事を終えて三階に上がってみると、その暑さにはうんざりしてしまいます。

中国では各地で異常な高温となり、44度を記録したところもあったようです。外で仕事をしなければならない労働者の方が、何人も亡くなっているようです。この暑さの中、外で仕事をするのは命がけです。

■さて、安倍晋三元首相の国葬について、ロシアのプーチン大統領の出席を認めない方向で、政府は検討に入ったようです。アメリカの指示に従って、ロシアに対する制裁として、対処しようとしているのでしょうが、まさに愚の骨頂です。

ロシアとの経済的関係を断ち切ってでも、アメリカの同盟国として生きて行く、という宣言なのでしょうが、待っているのは国民の困窮です。愚かな政府を持つ国民は、貧窮に喘ぐという典型です。そして、そうした政府を選んだのも、またその国民なのです。

国葬を良い機会に首脳同士が話し合い、平和に向かってロシアとウクライナ双方の話し合いの段取りを付けるぐらいの交渉力が無いようでは、地域の指導的大国には、日本はとてもなれそうもありません。

アメリカのカバン持ちが、せいぜいでしょう。これからも、ずっとそうして生きていくつもりなのでしょうか。そしていずれは、地域の指導的大国となった中国の、カバン持ちに変身しているに違いありません。それが日本の限界なのでしょう。

ナショナリズムが、いつか暴発しなければよいのですが。

沽券に関わる

■20220722(金曜日:雨)

北陸新幹線の窓から見た日本海です。青田の広がる富山平野の向こう側に日本海が広がっています。

■今朝は7時前から、激しく雨が降り始めました。どうやら一日中、雨のようです。ここ沼津では、今日から夏休み。昨日は夜、二人で日帰り温泉に出掛けたのですが、あれほどの閑散とした様子は、久しぶりでした。夏休み前日ということも関係していたのでしょうか。

思い出すと昨年の7月3日に、あの豪雨によって熱海では、大規模な土砂崩れが起きました。我が家のすぐ目の前にある交差点にまで、洪水が押し寄せました。幸い我が家は、一段上がった場所にあるので、ご近所さんにも被害は一切出ませんでしたが、大通りである興国寺城通りの交差点では、銀行が水に浸かりました。ATMが使い物にならなくなり、大変な被害額だったようです。

そして何より困ったのは、歩いて5分のところにある、行きつけの日帰り温泉の汲み上げ装置が浸水で壊れてしまい、それ以降、温泉が利用できなくなったことです。3ヶ月ほどでしたか、営業停止になりました。

営業は再開したものの、未だに温泉を汲み上げることができずにいますので、施設は単なる銭湯になってしまいました。それでも、自宅改築のために、いわば避難生活をしている身分では、大きな湯船にゆっくりと浸かることができるのは、本当に何よりの幸福です。

歩いて行ける距離ですので、いつもふたりで出掛けては、一杯やって帰ってきます。

■さて、いつもの知恵袋「田中宇の国際ニュース解説」です。

「多極化を認めつつも自滅する英米エスタブ」

田中宇の国際ニュース解説 無料版 2022年7月21日

未必の故意、という言葉が田中宇さんによれば、当てはまるそうですが、アメリカは意図して自らの覇権を手放そうとしています。今まではアメリカに従っていれば、良きに計らってくれたのですが、これからは、どうもそうは行かないようです。

名誉白人の地位にすっかり慣れてしまった日本人には、アジアの覇権国として、いまさら中国を認めるのは、沽券に関わる、ということでしょうか。しかし、そうするしか道は無さそうです。

そんな折、アメリカのテスラを抜いて、世界最大の電気自動車メーカーとなった中国の「BYD」が、いよいよ日本でも本格的に販売を開始することが発表されました。来年の1月から、3種類の車種を同時発売予定です。いよいよ黒船の来襲です。

かつてNECパソコン全盛時代、日本製以外のパソコンなど眼中になかった我々に、DOS/V機種を引き下げて、アメリカのコンパック・コンピュータが、格安のパソコンで殴り込みをかけてきたことを思い出しています。

その後のパソコンの歩みは、誰もが知るところです。今では日本製のパソコンなど、滅多にお目にかかりません。

今後の10年間で、我々の周りの自動車が、どのように変わっていくのか。同じことが繰り返されないことを祈るばかりです。

誰がそれを言い出して、この国を導いていくのか、それが最大の問題です。今となっては、安倍元総理でないことだけは、間違いないのです。

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