■20221024(月曜日:晴れ)

■昨日は楽しい休日でした。午後から函南町にある古民家へ二人で出かけました。我が家の改築をお願いした建築会社が、東京の持ち主の依頼に答えて、建ててから200年近くになる古民家を、全面的に改築したのです。

見学会の案内を見て、Sunがぜひ行ってみようと言い出し、連絡をして予約した上で、出かけました。函南町の山の中ですので、カーナビがなければ、とても辿り着けそうにありませんでした。

家を出て45分ほどで到着しました。丹那牛乳 (函南東部農業協同組合)の直ぐ側ということで、平成建設の岩田さんが、入口の交差点で待っていてくれました。分かりにくいところでした。

古民家を見て思い出したのは、北海道で何度か見た番屋でした。Wikipedia によれば、「鰊御殿(にしんごてん)は、第二次世界大戦前に、北海道の日本海側に建てられた、網元の居宅兼漁業施設(番屋)の俗称である」とあります。

昨日の古民家は、さすがに番屋ほど豪壮ではありませんでしたが、充分素晴らしい建物でした。50坪ほどあるとのことでした。屋根瓦は全て張り替え、柱や梁の木をなるべく再利用して、改築しました。

薪ストーブもあり、しっとりとした佇まい、という感じでした。床はフローリング。トイレとキッチンだけは最新のものでした。平屋のどっしりとした建物は、住んでみたいとは思いますが、維持管理が大変だろうな、と他人事ながら心配になるほどでした。

近くにはハンググライダーの着陸地点があり、多くのハンググライダーがすぐ屋根の上を飛んでいる、と言えるほどの距離で家からも見ることができました。