■20221229(木曜日:晴れ)

8月29日にMasatoと出掛けた「ふじのくに田子の浦みなと公園」です。

■いよいよ今日で仕事納めです。午前中で今年の仕事を、すべて終えることが出来ます。昨年の仕事納めから、文字通りあっという間に過ぎてしまった気がします。

一年の総括は、もう少し後にすることとして、昨年の今頃は何を書いていたのだろうかと、振り返る楽しみがあります。昨年の12月29日を読むと、以下の通りなのですが、未だに日本は変わっていないことが分かります。

「古い経済モデル」20211229

EUを離脱した英国の、困惑ぶりが描き出されています。移民を積極的に受け入れて、経済を回していこうという政策は、一見もっともらしく、人道的に見えますが、実態はそう単純ではありません。

結局は安い労働力を酷使して、より儲けようというだけなのです。一番安直な道です。日本も同じです。技能実習生と称して、安い労働力を大量に取り込み、利潤を最大化することを続けているのです。その後、円安が急激に進んで、海外から見れば、日本で働くメリットが減少すると、たちまち日本は立ち行かなくなる可能性があります。

もう日本で働くより、オーストラリアで働くほうが、よほど人間らしい生活ができるのです。相変わらずアメリカの言いなりで、大量の農産物を輸入して、自国の農業を破滅に追い込む政策しか取らない今の与党こそ、まさに売国的存在なのです。

酪農は存亡の危機に直面しています。国が手を差し伸べないと、この国から酪農が消えてしまいそうです。工業的生産方式が徹底されている、アメリカの農産物・畜産物を丸呑みしている日本は、人体実験場の様相を呈しています。アメリカでは口にできない農薬まみれの食料が、大手を振って輸入されているのです。

なぜ、そんなことが、まかり通るのでしょか。戦後の日本人が、奴隷根性のまま、生きているからです。もちろんその背景には、マスコミの力が絶大な影響力を持ち続けています。

そろそろ、私達は自分の国を、自分たちの手に取り戻すことを真剣に考えるべき時です。アメリカの言いなりになっていると、ウクライナのように、自国が戦場になって、兵器のゴミ捨て場になってしまいます。

マスコミの情報を鵜呑みにするのでなく、しっかりと自分の頭で考えて、今起こっていることを冷徹に分析していかないと、大本営発表で沸き立った挙げ句に、焦土と化してしまった、かつての日本の再現です。

それだけは、してはなりません。それには一人ひとりの日本人が、しっかりと自分の頭で考えないとダメです。みんながそう言っているから、幹部がそう指示しているから、と思考放棄してしまった結果が、今の貧しく、貧相になった日本なのです。

来年は、増税に明け暮れ、ますます貧しく、混乱した日本になるでしょう。そうならないことを祈るばかりです。