■20221230(金曜日:晴れ)

6月に訪れた北海道・泊村の鰊御殿とまりです。この海岸で、かつては山のようにニシンが取れたのです。

■今日から年末年始の休暇です。昨日の午前中に仕事を終えました。28日で仕事納めですから、そこで終えても良かったのですが、診察すべき患者さんの都合で、一日伸ばしました。来年は28日で仕事を終えて、29日に開催される年末マラソン大会に参加しようと思っています。

予定ですと、今日の午後にTakuとMasatoがこちらに来る予定だったのですが、Masatoが疲れからか、体調が良くないというので、こちらに来て熱発でもしたら大変ですから、今回は家でゆっくりすることになり、ガックリと落ち込んでしまいました。

公園に一緒に行って、ボール遊びをしようとか、何をしようとあれこれ考えていたのですが、全部御破算です。致し方ありません。次回を楽しみにします。

■昨日は16時過ぎから、Sunと二人で日帰り温泉に行って、一杯やりながら2人だけの一年のご苦労さん会をしました。その時は、孫が帰ってくる予定でしたので、なんだかんだと、明日からの予定を話していましたが、帰ってきて連絡を確認して、ろうそくの火が消えたように、しょぼくれてしまいました。

ということで、時間が出来ましたので、今日はゆっくりと大掃除です。5月から始まった、改築工事が8月に完成し、まるで新築の家に引っ越ししたような日々になりました。避難生活の3ヶ月間が、遠い昔に思えます。

窓や、網戸も新品ですから、大掃除と言っても、それほど大変でもないのですが、電動窓拭きクリーナーをネットで見つけて購入。どんなものか早速、試してみます。

断熱材がしっかりと組み込まれましたので、寒さが以前と全然違い、冬の生活がとても楽になりなりました。とは言え、どの程度の室温の変化なのか、それは体験してみないと実感できず、それに対応するには、ひと冬その空間で過ごしてみないといけません。

本格的な寒さはこれからですから、試行錯誤の毎日になりそうです。

■さて、来年は増税路線に突き進み、日本は大変な時期を迎えそうですが、そんな時期だからこそ、政権交代を果たした民主党時代を振り返ることが大切です。様々な見方があります。当然です。

urbansea 10年後に「読む」民主党政権
――蹉跌の歴史を知るためのブックガイド

99%の記事や解説が、民主党政権を否定的に論じています。しかし穿った見方をすれば、そうした論調は、有権者に二度と政権交代を起こさせないための、国民洗脳作業とも言えます。

「悪夢のような民主党政権時代」とは、安倍元総理の十八番演説でしたが、今になれば、それはあなたの時代のことでしょうと、ツッコミを入れたくなります。

マスコミの力で、有権者もすっかり洗脳されていますから、そうだそうだと拍手喝采している間に、多くの日本人が、その実、自分自身は貧しくなっていったのです。

官僚主導の仕組みから、選挙で選ばれた国会議員が、国の形を決めていこうというのが、民主党政権の一番重要な目的でした。財務省に丸投げして、国をどう形作っていくのか、ほとんど何の展望も示さない岸田政権が、その対極です。霞が関の都合で全てが決まってしまうのですから、国会は用をなしていません。

そんな日本の実態を有権者が気付くことのないように、マスコミは忖度報道ばかり繰り返します。新華社通信と、大した違いはありません。違いは、一方は成長し続け、一方は衰退の道を着実に歩んでいるだけです。

一人でも多くの有権者が、日本の実態に気付き、行動を起こさない限り、まだまだ長い下り坂を日本は転げ落ち、多くの国民が苦しむことになります。家業としての政治家は、相続税なしの財産を受け継ぎ、何事もなかったかのごとく、振り付けどおりに国会で賛成票を投じていくのです。

治安は悪くなり、多くの国民が貧しくなってゆく中で、いずれは臨界点がやって来るのでしょうが、日本の場合、国民自身の手で国の形が変わることは無いでしょうから、じっと耐えて犠牲者を弔うことしか、できることはなさそうです。暗い年の瀬です。