■20240124(水曜日:晴れ)

鹿児島県阿久根市の「道の駅・阿久根」です。天草から霧島への途上です。

■昨日からSunとNonが、北陸へ出掛けています。富山にいる友人を見舞う予定です。ただし昨日の朝出掛けて、どうやってたどり着いたのか、あるいはたどり着けなかったのか、連絡がないので不明です。

新幹線が不通になっていることを、昼休みにテレビで知りました。急遽、飛行機に切り替えて、二人は何とか無事にたどり着けたようです。

今朝のニュースでは、これから北陸は更に大雪になる予想。富山空港便は欠航、新幹線は何とか通常通り運行されそうです。動いているうちに帰ってこないと、取り残されかねません。

災害の上に豪雪では、心も体も休む暇がありません。国がどれだけ迅速に支援できるかが焦点なのですが、自分の首が掛かっている現状では、最高責任者は、それどころではありません。権力闘争で頭が一杯です。国民の不幸です。

■YouTuberのビデオで、海外生活のリアル、といった内容の発信があります。例えば、オーストラリアに出稼ぎに行っている、若者へのインタビューなどです。

数少ない人数ですので、割り引いて考える必要があるとは思いますが、その人達の話を聞く限りは、日本よりもずっと暮らしやすいようです。まず時給が日本の倍程度あります。

土曜日、日曜日は、法律で決められているようで、時給はさらに50%増し。そして何より、休暇の多さです。日本では考えられません。ゆったりと働いているのが、よく分かります。働き方が「ゆるい」とは、日本人がよく揶揄する言葉です。

もちろん食費などは、こちらより割高ですから、給料だけが高いわけではありません。それでもインタビューに答えた人は、声を揃えて、ぜひこちらに来るべきだ、と語っています。

一生住み続けるかどうかは別問題として、働いてみる価値はありそうです。異国の文化の中で、自分の持つ労働観、人生観など日本では当たり前のことが、決してそうでないことを知るだけでも、大きな意味がありそうです。

日本人の持つ、働くことへの尊い使命感のようなものは、世界から称賛されるのですが、いまでは実は、体よく資本家に搾取されていることは否めません。安く、こき使われているのです。

安い賃金によって、安い物価が維持されていることは、間違いありません。国のあり方を、一度しっかりと考え直す必要がありそうです。