20170818(金曜日:曇)
■今朝は5時少し前に目が覚めました。気持ちよく目が覚めました。昨夜は決して入眠が円滑に行ったわけではないのですが、どういうわけか目覚めが良かったのです。昨日の朝も走りましたので今朝は休むつもりでいたのですが、目が覚めた時の状態が良ければ、無理をしない程度のペースで走れば良い、ということが分かってきましたので起き出しました。
とういことで、5.70km をキロ6分23秒で走り終えました。これで今月は、62.87km を積み上げました。
■今朝の東京新聞26面には、「語り残す わたしの8・15」と題する特集記事が掲載されています。
今日は俳優・仲代達矢さん。「強権になびく大人への不信」と題されてお話をされています。
仲代さんは、今年84歳。私とちょうど20歳違いです。1932年東京目黒区で生まれています。父親がバスの運転手で、4度も小学校を転校したそうです。徹底した軍事教育を受け、日本は神国だから絶対負けない、と教わり育ちました。
ところが敗戦を迎えると大人たちは掌を返したように、一気に親米派に様変わりしました。こう語っています。
僕は国のために死ぬんだ思ってきたのに「なんという大人たちだ」と。子ども心にニヒリズムというか、人間を信じられない思いが芽生えた。強い権力者が現れると、大衆は変わってしまう。強いものに引かれてしまう何かが人間にはあるのだと思う。
そういう時代状況を作り出してはいけない、ということです。大きな流れが一旦起こると個人の力では抗いきれなくなる。それが恐ろしいのです。