20170815(火曜日:曇)

先日宿泊した「みどりの風 リゾートきたゆざわ」と有珠国道の間を流れる川。このあたりは、白絹の床、というようです。

■今朝は11日に旅先で走って以来、4日ぶりのランニングでした。5.74km を走り、ようやく今月の総計が 50km を超えました、とパソコンが告げてくれています。

今日は病み上がりですから、とにかくゆっくりとしっかり走ることだけ心がけ、ペースはいつもよりキロ1分以上遅いペースでした。それでも完走できたときは、ホッとしました。これで、また元通りに走ることができるようになっと、という喜びです。

■さて今日は敗戦の日。政府主催の「全国戦没者追悼式」が行われます。310万人以上の同胞が亡くなっています。そして、それ以上のアジアの人々の犠牲があったのです。

我々は日本人というと玉砕とか特攻などという言葉が、すぐ頭に浮かびます。しかし昔の戦国武将は決して無謀な戦いはしなかった。戦いを始めても分が悪いと分かれば次の戦のために撤退することを厭わなかった、という内容を読んで驚いたことを覚えています。

私達が考えるほど、日本人は昔から無謀ではなかったようです。精神論ばかりが跋扈し、物量ではかなわないアメリカ軍に精神力で勝つことばかりを強調していた、あの戦いは歴史的に見れば、決して日本らしい戦いではなかったようです。

そうと知れば、少しはホッとします。しかし、その無謀な近代という桎梏から我々はきちんとサヨナラしているのか。それが、どうも怪しいから心配なのです。きちんと総括してから前に進まないと、また同じ轍を踏むのではないか、という危惧が沸き起こるのです。