2022 年 02 月 11 日 北海道小樽市街と石狩湾です。

月: 2017年9月 Page 1 of 3

彼我の違い

20170930(土曜日:曇)

世界遺産の大韓民国河回村の様子です。キリスト教の教会がありました。国民の30%弱がキリスト教徒とのことです。日本では、2.3%です。

■今朝は6時まで、ゆっっくりと休みました。昨日走って月間100キロの目標は達成しました。31ヶ月連続して達成したことになります。そして2012年7月からランニングの記録を取り始めて、通算6,000キロを超えたことが分かりました。

 月間の目標を少し上げても良さそうな気もするのですが、年寄りのやることですから無理をしては続きません。それに月100キロというのは、とても分かりやすい目標です。分かり易く、しかも少し頑張れば達成可能な目標を持つということが、とても大切な気がします。

■今日の写真の説明にも書きましたが、同じ東アジアの隣同士の国といっても、ずいぶんと異なるものです。国民に占めるキリスト教徒の割合です。

 もちろん、どちらが優れているとか劣っているとかの問題ではありません。異なっているのです。Wikipedia によれば、

韓国の人口の内、22.8%が仏教徒で18.3%がプロテスタント教徒、そして10.9%がカトリック教徒で残りの人々は様々な少数派の宗教、例えば甑山道、大巡真理会(英語版)、東学、道教、儒教、そして円仏教を信奉している。更に少数の韓国人はイスラム教を信奉している。

大都市圏の大多数の人々は、ソウルの人々の49.9%、釜山の人々の46.1%、大邱の人々の45.8%が何らかの組織化された宗教に加入している。韓国は東アジアと東南アジアの中ではフィリピンと東ティモールに次いで第3番目にキリスト教徒の比率が高い。

 とのこと。とても興味深いことです。15世紀以降の世界の歴史を振り返ると、キリスト教の攻撃性というものが、とても顕著な気がします。それは未だに世界を苦しめています。

 

政治家の人生

20170929(金曜日:晴れ)

世界遺産の河回村の様子です。当日は美しい青空でした。この青空が戦火で焦がされることのないことを祈るばかりです。

■今朝は走りました。そして今朝は冷えました。朝5時に目覚ましを鳴らして、いつものように玄関を出たのですが、半袖、半パン姿では、ちょっと寒いと感じるほどでした。いままでは、そんなことはありませんでした。いよいよ本格的な秋がやってきたのでしょう。

 今朝は、5.91km を走り、これで通算 103.05km となり、目標を今月も達成できました。今月走った中では、最も速い速度で走ることができました。キロ6分04秒です。私の体力では、これ以上早く走ると心肺機能が、今のところ追いつきません。10キロをキロ6分を切る速度で走りたいのですが、今のところは無理のようです。

 これで月100キロ走を連続31ヶ月達成しました。2012年7月にランニングを開始して以来、これで総計 6,000km を超えたことになります。よく続いたものです。

■さて昨日は民進党が、事実上解党し「希望の党」と合流するという前原代表の選択が中継されていました。色々な解釈や思いがあるでしょうが、よくぞ決断した、と私は評価しています。

 前原代表が言っていたように、どんな手段を取ってでも、安倍内閣を退場させなければいけない、という思いは、私も同じです。緊張感がなくなると、人はどこまで厚かましくなるのか、人はどこまで傲慢になれるのか、という典型例として安倍内閣は歴史に残るはずです。

 小池東京都知事の方針が、また良いところを突いているのです。消費増税の凍結と原発ゼロを明言している点です。消費増税をすれば景気は一気に冷え込むでしょう。多くの国民にとって何の利益ももたらしません。輸出で稼ぐ一部の企業は、還付税をもらえて喜ぶでしょうが、それも原資は私達の税金です。国民から巻き上げておいた税金を、自分たちは還付金と称して懐に入れる、という奇術みたいなことが平然と行われているのです。したがって経済界の一部からは、もっと消費税を上げろ、という声が出てくるわけです。

 一方還付金制度などない病院は、転嫁できない消費税のために、大変な負担を強いられています。購入する医療材料には消費税が掛けられるが、医療費には消費税は掛けられないからです。

 原発ゼロも、当然といえば当然の方針なのですが、電力会社に遠慮して方針を明確に打ち出せない民進党には、できない芸当です。多くの国民がおかしい、と思っている点を明確に論点に据えるところなどは、実は鮮やかです。小池東京都知事の全ての行動や方針に賛成できるわけではありませんが、そもそも全てに賛成できることなどあり得ないことなのです。

 そうして各党の反応を見ると、やはり硬直しているというか、唯我独尊というか、自分とは方針が違うから、と距離を置く社民党などには、失望せざるを得ません。社民党のような考え方が間違っている、というのではもちろんありません。むしろ共感する点が多いのですが、自分だけが正しいことを主張しているのだから、どの政党とも協力する必要はない、と言わんばかりの態度は、政治の世界では通用しません。残念ですが滅びるのみです。

 今日の東京新聞の「本音のコラム」欄には、佐藤優さんが「政策と人生」と題して前原代表の人生を語っています。佐藤さんは前原さんと共に、慶応大学の井出栄策教授と勉強会を重ね、その結果を「分断社会のニッポン」という本にまとめています。

 中学生の時に父親が自殺する、という悲劇に前原さんはあわれています。その後母子家庭の中で経済的に苦労をされ、バイトで学費を稼ぐ日々だったようです。大学時代は、稼ぎの良い早朝の魚市場で働いたとのこと。安倍総理の何不自由のない家庭環境とは、まさに雲泥の差だったに違いありません。

 マスコミはアベノミクスの成果をはやしますが、国民の実質所得は減るばかりなのです。

 ここで社会の方向を変えなければいけません。まさに絶好の機会が訪れようとしているのです。投票所へ行かなければなりません。

 

衆議院解散

20170928(木曜日:雨)

世界遺産の河回村の様子です。昔ながらの亀が並んでいました。何を漬けているのでしょうか。

■今朝は予報通りに雨。夜半にかなり強く降りました。そして午前6時47分現在、ここ沼津でも雨脚が強まってきたようです。関東地方では通勤・通学の時間帯に激しい雨が予想されています。交通機関への影響も心配です。

 それにしても昨夜も半袖一枚で過ごしていました。9月も終わろうというのに、昼間は汗ばむほど。さすがに寝る頃になれば薄い毛布で、ちょうどよい、という程度に気温の下がっています。睡眠を取るには、一番良いかもしれません。

■さて今日衆議院が解散されます。東京新聞朝刊にも書かれていたように、安倍総理にとってはまさかの展開になりそうです。加計学園などの問題で一時低下していた支持率が上昇し、民主党の敵失もあって、解散して長期政権を狙うなら今しかない、という判断での解散でしょうが、まさに「窮鼠猫を噛む」のたとえ通りです。

 民進党を解党して希望の党と連携して自公政権と戦う構図になりそうなのです。小選挙区制のもとでは、一対一の構図に持ち込まない限り、政権交代は起きようがありません。小沢一郎さんの知恵も後押ししているのでしょう。

 希望の党が寄せ集めなことは、みんなが承知しています。それでは自公政権は、そうではないかといえば、それも疑問です。要は権力の庇護のもとにいたい、という思惑がそうした枠組みを作っているに過ぎません。根っこにあるのは不純な理由なのです。他人のことは言えません。

 はたして、どうなりますことやら。

 

閉鎖的

20170927(水曜日:曇)

安東市からソウルへ向かう高速バスが立ち寄った道の駅での様子です。

■今朝は走りました。昨日長めのコースを走って9キロを積み上げがましたが、天気予報では明日は雨。ということで、ちょっと無理をして今朝も走り6.23km を追加して総計 97.14km としました。あと一回走れば目標に到達です。

■今日の東京新聞朝刊読者投稿欄「発言」には興味深い投稿がありました。題して、「今の日本、閉鎖的な印象」です。

 筆者はカナダのバンクーバーでの生活を振り返って、多様な人種が共に生活することで人々に寛容の精神が育っているのではないか、と指摘し、こう述べています。

良いところを率直に褒め合う。多様な人がいていいと理解する。人種・年齢・性別にとらわれず、個人を尊重する。そんな当たり前のことが、今の日本には欠けている気がする。

 そして10年前に久しぶりに帰国した際、上野駅でのヘイトスピーチに愕然とした、と語っています。

 いつの頃からか、日本は自己愛の中に閉じこもってしまったかのように見えます。日本は素晴らしいのだ、という思いの中に閉じこもってしまったのです。そこでは日本を批判することは許されません。他者を攻撃することで自分たちの素晴らしさを再確認しようとする。

 かつての負の歴史に学ぼうとしない。自虐に陥ってはいけませんが、自己愛の中にまどろむだけでは、何も解決しないのです。

 いつも繰り返されるように、

愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ

 のです。

 

ハングル

20170926(火曜日:晴れ)

世界遺産の河回村の様子です。

■今朝は走りました。残り4日ですから、100キロ達成まで残された時間は、あまりありません。明日からは天候が崩れるようです。というわけで、今朝は9.05km を走り、これで総計 90.90km を積み重ねました。ようやくゴールが見えてきました。達成すれば31ヶ月連続、月100キロ走ったことになります。記録を取り始めてからの総計も6千キロを突破したはずです。

 さて昨日は安倍総理が28日に衆議院を解散することを宣言しました。安定した政治基盤のもと国民のための政治を進めたい、という強い意欲を見せました。素晴らしいことだと思いますが、2014年に行われた前回の総選挙の結果をみると、

第47回衆議院選挙は12月14日に投票が行われ、即日開票された。自民・公明両党が、法案の再可決や憲法改正の発議に必要な、全体の3分の2の317議席を上回る326議席を獲得。選挙前の324議席を、2議席増やして大勝した。

一方で民主党は、選挙前の64議席を上回る73議席を獲得したが、海江田万里代表が落選する結果となった。

小選挙区の投票率は朝日新聞デジタルなどでは52%前後と推計されており、戦後最低だった前回の59.32%を下回るとみられる。

 十分今でも安定した政権基盤だと素人は思うのですが、これ以上安定した議席を望むということは、全議席がないと安定しない、ということなのでしょうか。どうにも安倍総理のいうことは、いつもながら意味不明で困ります。

■さて二日前から、ある本を読み始めました。

1時間でハングルが読めるようになる本 (ヒチョル式超速ハングル覚え方講義)

チョ・ヒチョル

 です。ハングルとはエスペラントと一緒で人工語だから、ルールを覚えれば意外と難しくないのだ、という噂を聞いたことがあります。本当かどうか試したくなって購入しました。まだ10ページほどしか読んでいませんが、確かにルールが分かれば思っていたほど難解ではなさそうです。とにかく最後まで読み終えることが大切です。

 

 

選択肢

20170925(月曜日:晴れ)

韓国の昔懐かしい農村の風景です。

■今朝はゆっくりと休みました。さすがに疲れました。連休はロータリークラブでの募金活動、そして久松さんとのゴルフ。昨夜はTuruちゃん夫婦と夕食会。今朝は走る予定でいたのですが、無理をせずに睡眠時間を取りました。

■今日は衆議院が解散されるようです。突然の降って湧いたような、とはこのようなことでしょう。今でも十分国会で審議できそうなものを、今なら負けずに済む、という首相の判断で行われる解散です。

野党の皆さんには、小異を捨てて大同につくことで、とにかく一対一の形に持ち込んで、分かりやすい選択を国民に提供してほしいものです。

■夕方の安倍総理の記者会見では、国難突破解散だ、とのこと。国民がどう判断するか、が全てです。我が国が良い方向に向かっている、と感じる方は与党を支援すればよいし、間違った方向へ進んでいる、と考える人々は野党に投票すれば良いだけの話です。独裁国会ではないのですから、選択する権利と義務が国民にはあるのです。

棄権をしては、全権を委任する形になります。それでは民主主義国ではありません。投票率が10%上がれば国の形が変わる可能性があります。国民にかかっているのです。

彼岸花

20170924(日曜日:晴れ)

彼岸花です。年に二回、測ったように咲き誇る花には、いつも驚かされます。

■今日は久しぶりに久松さんと二人でゴルフを楽しみました。本当に久しぶりです。信頼できる友人の一人として、久松さんには何度も助けてもらっています。公認会計士として多忙な毎日ですが、こうして一緒に遊んでくれることに感謝しています。

 

秋分の日

20170923(土曜日:曇)

花川書院付近の芙蓉台から河回村と洛東江を眺めることができます。この写真を撮った時には、渡し船は営業していたようです。

■今朝は走りました。体が重くてまいりましたが、何とか 5.66km を走り、今月の総計を 81.39km としました。あと 18.60km です。

昨夜はベトナムはればれ支援隊の定例会。来月19日には羽田空港から出発ですので、最終調整ということになります。

バクザン省の職業訓練センターへ行くことは決まっていますが、訪問する被害者宅の詳細は、まだ不明です。外務省のタインさんと所長さんで最終調整してもらうしか手がありません。

■今日はロータリークラブの仲間と募金活動です。サントムーン柿田川でポリオ撲滅運動のための募金活動を行います。

WHO、CDC、そしてあのビル・ゲイツ財団とロータリークラブが共同で行っている、ポリオ撲滅運動も、あともう少しでゴールが見えてきました。世界中の感染地域へ実際にロータリアンが足を運び子ども達にワクチンを摂取してきました。天然痘に引き続いて人類の手で撲滅される二番目の感染症になりそうです。

サントムーン柿田川での募金の様子です。インターアクトクラブの皆さんと、そして太田 昭二静岡第三分区ガバナー補佐とご一緒に。

近視

20170922(金曜日:晴れ)

花川書院付近の芙蓉台(あの崖の上)から河回村と洛東江を眺めることができます。
当日は渡し船が開店休業で利用できませんでした。

■今朝は走りました。昨夜は勉強会で21時過ぎまで講演を聞いていました。5.74km を走り、これで通算 75.72km を走りました。今年に入り通算 1,000km 達成おめでとうございます、という案内がエプソンのサイトから画面に表示されました。

本当に積み重ねですね。毎日、毎日の積み重ね。生きるということは、積み重ねること、なのですね。

■昨夜の勉強会では、遠近両用の眼内レンズの話がありました。眼内レンズも進化し続けていて、遠近両用のものが色々登場しています。昨夜紹介されたタイプは、遠近、特に 40cm 程度までは、かなりよく見えるということでした。

それ以上の近方は残念ながら不満が残るとのこと。近方重視の方は別のタイプの方が良いかもしれない、ということでした。先進医療特約に入っていれば、このタイプは保険が効くそうで、挿入を望まれる方も多くなっている、ということでした。

ただ私のように、もともと近視が強く近方は自分の目で不自由なく見ることができる場合、遠近両用レンズを入れて老眼鏡を掛けるより、単焦点の眼内レンズで近視をある程度残してもらった方が不満は少なそうです。

遠くなど、あまり見えなくても私の場合は、それほど不自由はありません。両眼で 0.7 見えれば十分です。それよりも 50cm から近方が、自分の目で鮮明に見える方が、毎日の生活はずっと快適なのです。

以前使用しているコンタクトレンズが過矯正になってしまったことがありました。つまりは遠視の状態になってしまったのです。遠視というのは、こんなに疲れるものか、と驚きました。眼をえぐり取りたいほどでした。初めて実感しました。遠くが見えるから遠視は近視よりも快適だ、と思うのは早計です。

 

思い出トランプ

20170921(木曜日:晴れ)

ユネスコの世界遺産、河回村の様子です。懐かしい昔の様子が、そのまま残されています。

■今朝はゆっくりと休みました。昨日は頑張って9キロを走りましたので、今朝は休養です。

 韓国旅行のまとめをしなければなりません。撮りためた写真を整理してブログを書かなければなりません。面倒くさいのですが、これをしておかないと、いったいいつ、誰と出かけたのか、あっという間に忘却の彼方に消え去ってしまいます。

 前回Takuと三人で九州旅行に出かけ釜山でNonとAyaたちと落ち合ったのが2012年だったということも、記録があったので分かりましたが、それがなければ何年前のことか永遠に不明となるところでした。

■さて先日購入した「思い出トランプ」を読み進めています。向田邦子さんの作品です。

1980年『思い出トランプ』に収録の「花の名前」他2作で直木賞受賞

と、あります。私が卒業して医師となり二年目の年でした。その当時読んでも、あまり面白いとは思わなかったはずです。若すぎたのです。

 その後40年近い年月を生きてきて、初めてこの作品の味わいが少しは理解できるような気がします。そういう意味では、あまり若い時に本を読んでしまうと、良さが分からないままにつまらなかった、と断定してしまう危険性があります。何事にも時期があるのでしょう。

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