20170912(火曜日:雨)
■今朝は天気予報どおりに雨。生ゴミを出した後には、朝食を取りながら、のんびりと朝刊を読みました。
東京新聞6面には、先日死去が報じられた俳優の土屋嘉男さんの記事が掲載されていました。何と言っても映画「七人の侍」での利吉役が忘れられません。26歳の時だそうです。もともとは山梨大学医学部に入学したのですが、俳優への夢捨てがたく、俳優座の研究生になりました。そこで出会ったのが、当時利吉役を探していた黒澤明監督でした。トイレでたまたま隣になったのが縁だそうですから、運があったのでしょう。
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監督の勧めで監督の家に居候をしながら撮影所に通いました。なかなかの才人で、音楽や文才にも恵まれ、『クロサワさーん!』が有名です。その本にサインして記者に贈呈したそうですが、添えられていた言葉が、「夢は天才である」。黒澤明監督の著書の題名でもありますが、土屋さん自身、この言葉を胸に夢を追い続けたのだ、と記事の最後にありました。
歴史に残る大俳優とは言えないかもしれませんが、とても豊かな味わい深い人生があったことが、その記事からも伺えます。こうした機会に本を読んでみたくなりました。
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