■20181101(木曜日:晴れ)
■今日から、いよいよ11月です。残りあと2ヶ月となりました。今朝は月の始めの日ですから、いつものごとく10キロを走りました。こうして初日に走っておくと、ずいぶんが気が楽になります。つまり、あと10分の9で良い、という気持ちです。10.77km を走りました。3キロを過ぎてから、ようやくキロ6分台に入って、結局キロ6分50秒で走り終えました。
このペースで走り続ければ、フルマラソンで5時間をようやく切れる、という速度です。実際の大会では、元気が出ますから、もう少し速い速度で走ることが可能ですが、何しろ 42.195km ですから、ゴールは遠いのです。
■さて今年も色々なことがありました。わか家族にとっては本当に転機となる一年でした。あとから振り返ってみれば、まるで申し合わせたように次から次へとそれぞれの子供達が転機を迎えました。一生の間には、そうした転機となるべき時期があるのでしょう。
そうした意味で東京新聞に連載されている「私の転機」という記事は大変興味深いものです。 前回の記事では、技術者として勤めた会社を定年退職後、社会福祉士の資格を取得。若者たちと関わり、支える意義を感じる日々だ、と語る東京都に住む向井卓さんの転機を特集しています。 主題は「不登校の子に寄り添う」です。
内館牧子さんの「終わった」の中に登場する人物は、とても印象的でした。しかし、それはどこででも見かけることができそうな市井の一人でもあるのです。退職後の人生をどのように送るか。まさに転機そのものです。 退職後の人生を充実したものとするのは、社会人として職業人として充実した生活を送る以上に、実はとても難しいことのように思えます。なぜなら会社という組織が社会人の間は自分を支えてくれているからです。会社から離れた途端に、つまり名刺を失った途端に、人はまるで丸裸の赤ん坊のようになってしまうのです。何の肩書も無くなってしまうのです。
65歳になって高校時代の同窓会に出席、かつての仲間が、それぞれどのように毎日を送っているのかを知るのは、大変興味深い時間でした。まさに十人十色でした。名刺を失っても生き生きとした生活をおくるのは、本当に至難の業のように私には思えました。
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