■20190430(火曜日:晴れ)
■昨日ようやくメルボルンに到着し、0時を過ぎて休むことができました。ホテルはパンパシフィックメルボルンホテル。昨年1月に初めてメルボルンで宿泊したホテルよりも、かなり立派なホテルでした。昨夜は添乗員の松岡さんのお手伝いで、無事にチェックインが出来ました。毎日百ドルのディポジットが請求されるようです。つまり保証金でしょうか、何もなければ日本に帰って早々にクレジットカードの口座に返金されるそうです。
今朝は7時に目覚ましを合わせておきました。こちらでは、ほとんど夜明けの時間という空の様子でした。7時にホテルを出て、周囲の様子を見に散歩をする予定です。カフェがあれば入って、モーニングを食べようと思っています。
さてシャワーを浴びて八時過ぎにホテルを出ました。ぶらぶらと街を散策するためです。気候はとても爽やかで、湿度がとても低いのでしょう、日差しの下を歩いていると少し汗ばむほどですが、日陰に行くと風が冷たく感じるほどでした。ホテルの隣がコンベンションセンターでしたので、とてもわかりやすい場所にありました。ホテル自体が高く、名前がどこからも見えますので、迷子になることはなさそうでした。
ホテルを出るとすぐヤラ川があり、それに沿ってしばらく歩くと、大通りに出ました。そして懐かしい、あの市電、トラムが見えたのです。メルボルンはトラムが縦横無尽に走っており、しかもほとんど無料なのです。ちょうど通勤時間帯に当たったためでしょうか、多くのビジネスパーソンが急ぎ足で通り過ぎていました道路も広く、歩道も広いので、自転車通勤の方も結構見受けられました。
オーストラリアは、これから冬に向かうところです。街路樹は色づき始めています。爽やかなそよ風が、暖かな日差しと相まって、とても気持ちの良い気候です。行き交う人々を見ていると、半袖の人もいれば背広を着ている人もいる、という具合で本当に人それぞれです。人種も様々ですし、多様な街であることがよく分かります。
10時半にあやちゃんがホテルに来て、今部屋でお土産を分配しているところです。分配が終わったら、これからあやちゃんが去年から住み始めた新しい家に3人で向かいます。
さてホテルの前でタクシーを拾って行くのかと思っていたら、あやちゃんがこちらで契約しているDDという会社の車を手配してくれました。口座を登録してあるので、その場でお金を払う必要もありません。こうしたサービスでは、uberがとても有名ですが、オーストラリアではさらに別のサービスがあるのです。両者の違いはと言えば、それは価格です。さらに安い値段で利用できます。私たちが利用した車は26歳のインド人の方が営業されていた車でした。会計士の免許を、こちらで取られた、やはりインド人女性と、2年前に結婚されたそうです。2年間大学で勉強し、1年間の実務経験を経て、資格を得たとのことです。数字に強いインド人のことですから会計士は、おてのものでしょう。
メルボルンの街を歩いていると、インド人と思われる外国人が多いことに驚きます。もちろんその他のアジアの国からと思われる外国人の方もとても多く、それは日本の比ではありません。昔、学校で習ったオーストラリアの白豪主義というのは、今では全くの死語のようです。オーストラリアは物価がとても高く、日本から来てみると、なにを買うにも一旦手を止めて、考え込んでしまうほどです。
カーネギーという場所にある、新しい住まいに着くまでに、20分ほど車に乗ったでしょうか。静かな落ち着いた、郊外の住宅街という佇まいでした。こちらでは住宅費は週払いだそうで、月額に直すと16万円ということで、かなりの負担です。
メルボルンでは家賃が上昇して、適当な値段の住まいを探すのが、次第に困難になりつつあるようです。二人とも車を運転しないので、トラムの駅が近くでないと生活に困ります。そうして見つけたのが、いまの住まいです。大通りで車を降りて、少し中に入った所にある家に、ようやくたどり着きました。
ところがここで、ひと騒動が起きました。家の前でスマホの紛失に気付いたのです。慌てて通りに戻りましたが、すんでのところで車を取り逃しました。仕方なく家に入り、一息つくとリュックのポケットにスマホが入っているのに気付きました。いつ、しまったのか記憶に無いのですが、とにかく見つかって良かったです。万が一タクシーに置き忘れたとすると、今回のサービスでは、直接ドライバーに連絡を取るのが難しかったようなのです。そうなると大変でした。本当にラッキーでした。
さて、家から3人でぶらぶら歩きながら、昼食をとるレストランを探しました。結局、日本式ラーメンの店に入りました。私はとんこつラーメンを注文し、四川ラーメンと激辛ラーメン、そして餃子という昼御飯となりました。
食べ終わっていったん家に戻り、婚姻届に必要な書類を書き揃えました。新しい家は二階建て。日本から見ると、造りがとにかくちゃちです。ぞんざいというか、いい加減というか、地震も無いためか、それでも何の問題も無いようです。
さて、必要な書類も書き終わり、今度は電車に乗って、明日利用するサザンクロス駅まで行きました。駅の近くのスーパーでお土産を買いました。先年も利用したスーパーですが、精算が自動というか自分で行なう方法なので、慣れない高齢者は大変そうです。その後にホテルに帰り、一休みしてから夕食を食べに、再度出かけました。