■20190615(土曜日:雨)
JR千歳駅のプラットフォームです。走り終えたランナーが電車を待っています。
■今朝は天気予報通りの雨の朝となりました。目覚まし時計も、いつもより30分遅く合わせてありましたが、目覚まし時計を止めてからも、起き出すことができませんでした。結局朝食をとり始めたのは、7時前になってしまいました。昨日の夜から、どうも疲れが取れなくて参っていました。歳のせいだろう、と考えれば話は簡単ですが、 それでは少し寂しい気がします。今週は結局 3 回走り、19.45 km を積み重ねました。先週は日曜日にハーフマラソンを走りましたので33.34 km を記録したのですが、そのおかげで、なんとか月100 km のペースを維持することができています。 明日は休日当番日なのですが、雨は止みそうなので、朝走って積み重ねをしようと思っています。
一体いつまで、月100 km という試みを続けていけるのかどうか不安に思うのですが、考えていても仕方ありません。毎月、毎月いわば心の状態をリセットして、一からやり直す、という生活も自分の体にとって良いのかもしれません。 将来のことなど分かろうはずもありません。とにかく今日できることを実行し、積み重ね、そして目標を達成していくしかないのです。 それでいいし、またそれしかないのでしょう。
■今朝の東京新聞「世界の暮らし」欄には、米国の首都ワシントンの様子が報告されています。「歩行者守るために 路面電車が足代わり」と題されています。 2016年に開業したこの赤い路面電車は、ワシントンの玄関口ユニオン駅から再開発が進む東部の街並みを走っています。走行区間はわずか3.5 km、 停車駅は全部で8駅で、運賃は今のところ無料だそうです。 9年前に沿線に引っ越してきた方のお話によれば、地域は以前は治安が悪く「無視され、見捨てられていた」のですが、現在ではレストランが軒を連ね、あちこちでマンション建設が進んでいて、路面電車は都市開発の象徴となっています。
首都交通局によると、市内の路面電車は1962年、バスの普及に伴い全廃され、76年には地下鉄が開通し、6路線に広がりましたが、公共交通機関による輸送量は市内の人口増に追いつくことができず、90年代後半になると、路面電車は通勤通学など市民の「足」として再び脚光を浴び始めたそうです。
自動車の普及に伴い、通行の邪魔になる路面電車は邪魔者扱いされ、どこの都市でも廃止の一途を辿りました。 時代は変わり、路面電車の走る街は、とても魅力的に思えます。 先日もネットに鉄道評論家の方の記事が掲載されていました。沼津駅に関する記事です。東海道線が建設されていく過程で、沼津駅の果たした役割について書かれていました。
東京・大阪間の東海道線ですが、いわば頭の部分と尻尾の部分は早めに出来上がったのですが、途中の静岡部分を作るのは地理的な関係などもあり、大変難しかったそうです。そこで東京から資材を船で沼津港まで運び、沼津港から沼津駅までは路面電車でその資材を運んで、沼津を起点として東西に路線を延長したとのことです。その路面電車は蛇松線と呼ばれ、線路はないものの、今でも一部に面影が残っています。
沼津では今何とかにぎわいを取り戻そうと、あの手この手の企画を考えていますが、沼津駅から沼津港への無料バスもその一つです。沼津港は残された数少ない沼津の賑わいの場なのです。沼津港に揚がる新鮮な魚介類を振る舞うお店が軒を連ね、週末には多くのお客さんが訪れて駐車場も満杯の状態です。もし沼津駅から沼津港までの路面電車が今でも走っていたら、きっと素晴らしかったに違いありません。 返す返すも残念でならないのです。歴史の流れからいえば、もちろんそれは望むべくもなかったことなのですが。
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