■20190808(木曜日:曇)
先週末行われた地元の花火大会です。
■今朝はゆっくりと休みました。月曜日から三日間続けて走りましたので、そろそろ休養が必要な時期です。なにしろ暑いのです。夜のニュースを見ていると、 熱中症の患者さんが亡くなった、 という内容の報道が連日行われています。昨夜のニュースを見ていて驚いたのは、二十歳代の男性が日焼けのために横になっていて、そのまま熱中症で亡くなっているのが発見された、というニュースでした。一番体力もあり健康であると思われる20代の男性が、日焼け目的で日光浴をしていて、熱中症で亡くなる、などというのは私などには想像もできないことです。体調も悪かったのでしょうか。
とは言っても暑さは永遠に続くわけではありません。あと10日から2週間の辛抱でしょうか。これ以上犠牲者が増えないことを願うばかりです。台風も続々と発生しています。8号が通り抜けたと思ったら、今度は9号、そして10号と、立て続けに発生して日本を目指しています。こちらからも目が離せません。災害の発生しないことを祈るばかりです。
■今朝の東京新聞筆洗欄では、「ビラブド」の作者で米黒人女性作家として初めてノーベル文学賞を受賞したトニ・モリスンさんが亡くなったことを報じています。最後にこう書かれています。
小学生の時に外国から転校生がやって来たそうだ。仲が良かったが、やがて彼女が黒人であることを知って態度は変わった。生まれながらの差別主義者はいない。人は差別主義者になっていく。その理由を探り、描き続けた作家の死が分断と対立の時代にあって寂しく心もとない。
人は差別する動物である、と定義できなくもありません。根拠のない本当につまらない 理由で差別をするのです。それによって自分がその他者よりも優れていると自己満足したいのです。第三者から見れば、全く馬鹿げた理由でしかないことは、容易にわかることなのですが、 差別する本人は心からそう信じているのです。出場したマラソンランナー1万人のうち、8999番でゴールしたランナーが、9000番でゴールしたランナーよりも、自分の方が優れていると9000番を蔑むような話なのです。お笑いでしかないのですが本人は真剣なのです。実に愚かしく、同時に恐ろしいことです。
今の日本にも、この程度の現実がまかり通っているのです。そして政治が、それを利用しているのです。本当に恐ろしいことです。