■20190816(金曜日:雨)

 

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我が家の窓から見た南側の空です。新しいスマホのカメラで撮りました。

 

■昨日は敗戦の日。

 

令和最初で74回目の「終戦の日」となる8月15日、政府主催の「全国戦没者追悼式」が日本武道館(東京都千代田区)で開かれる。天皇皇后両陛下や安倍晋三首相、遺族ら約7000人が参列し、戦没者に黙とうを捧げる。天皇陛下の「お言葉」にも注目が集まる。

 

と、ネットにはあります。当たり前のことですが、テレビで見ていると、いままで平成天皇がお言葉を述べていたのですが、今年からは令話天皇がお役を務められています。様々な場面で平成天皇・皇后両陛下の姿をテレビで見ていたのですが、お二人が話題になるのは、体調面のことが主体になってきました。人間ですから当然です。お元気でいらっしゃることを祈念するばかりです。

 

■さて今週、新しいスマホが届きました。Huawei P30 light です。いままでは、同じ会社の二代前の製品、Huawei P10 light を使用していました。何が違うのか。まずはカメラです。とても良い性能です。今週末から出かける北海道旅行や、10月に出かけるベトナムでのボランティア活動で活躍してもらうためです。

 

ゲームをするわけではないので、処理速度に関しては、それほどの違いは私には分かりません。ただカメラ性能の違いは歴然です。今日の写真は、台風が近づくなか、南の空に向かって満月を撮ったものです。雲のために辺縁が鮮明でないのは私のミスですが、以前のカメラですと、そもそも夜空に浮かんだ月を撮ることができませんでした。全くピントが合わないのです。

 

P30では、人工知能 AI搭載のために、そのあたりは賢く処理してくれるおかげで、被写体に合わせた写真が自動的に撮れる仕組みです。中国製というと、未だに安かろう悪かろうと先入観で判断している人がいることに驚くのですが、ハードの面で日本を超えたのはもちろんですが、いまではソフトウェアの面でも、日本の遥か先を行っているのは公然の秘密のようです。

 

教育への予算をケチった政府の施策のために、いまでは中国の研究機関の発表する論文数のほうが日本を凌駕しているのです。このあたりは、以下の野口悠紀雄さんの記事に詳しく書かれています。

 

アベノミクスの6年間で、日本と中国の格差はさらに拡大した(先端分野では、もはや及ぶべくもなく…)

 

アベノミクスという言葉に浮かれて、必要な施策を打ってこなかったツケがはっきりと現実化したのです。安倍内閣の6年間で拡大したのは、格差とヘイトスピーチぐらいなのではないでしょうか。我々は、そのことをしっかりと見つめる必要があります。逃げ回っているばかりでは、何の解決にもなりません。自己陶酔に陥っていても、事態は良い方向へは向かわないのです。

 

安倍政権で進歩したのは、情報操作だけではないか、とすら思えます。広告代理店の勝利なのでしょう。多額の税金が投入されているはずです。そんな金があるなら教育に投資すべきだったのです。隠蔽と糊塗の6年間とも言えそうです。まさに、糊塗(あいまいに取り繕っておくこと。一時しのぎにごまかしておくこと)だったのです。