■201901022(火曜日:曇)

ハノイ・ノイバイ空港29番搭乗口です。8時10分発のベトナム航空便で帰国しました。

■今朝は4時に目覚ましを鳴らして起き出しました。いよいよ日本へ帰国する日です。17日午前中に仕事を終えて、その足で原駅まで行き、新幹線そして京浜急行を乗り継いで、羽田空港国際線ターミナルに到着したのが、つい昨日のことのように思い出されます。

今日は5時にフロントで全員集合し、バスでハノイ・ノイバイ空港に向かいます。8時10分発VN384便で日本に帰国する予定です。5時出発予定がバスの到着が30分近く遅れ、ひやひやしましたが、これもベトナム時間の一つでしょうか。トゥンくんが急に体調を崩して、起き出すことができないという連絡が入り、慌てましたが、タインさんが空港まで同行してくれました。

空港に到着してみると、受付カウンターの混雑ぶりに驚きました、ベトナム人、日本人を含めて、たくさんの乗客が並んでいるのです。無事に受付も終了し、荷物も預け、搭乗口入口でタインさんとも最後の別れを告げて、29番ゲートに向かいました。手荷物検査を済ませてみると、29番ゲートは目の前にありました。検査に時間がかかり、出発搭乗ゲートに到着したのは30分ほど前でした。

他の皆さんはまだ買い物が足りなかったようで、お店を探して、チョコレートを購入しているようでした。私も見て回ったのですが、小さな板チョコレートが8ドルもするのは驚きました。ベトナムでのお土産を何にするかは難しいのですが、これといったものがないのです。日本では各地にお菓子を中心にお土産がたくさんあるのですが、残念ながらベトナムでは、コーヒーぐらいしか思い当たるものがありません。

このベトナムのコーヒーは、これを好む方は大変美味しいと言われるのですが、正直言って私はあまり美味しいとは思えないのです。あの独特のコーヒーの濃さが、どうも私の舌には合わないのです。

皆さんは、旧市街地で雑貨品を購入するのをとても楽しみにされていました。スカーフとかバッグとか、そういったものです。とても安くて選ぶのが楽しいようです。今年は私はその買い物には付き合いませんでした。私にとっては毎年同じように見えるからです。またそうしたものに興味のない私には、あんまり楽しい時間とは言えません。

そこでホテルにチェックインした後は、私だけ別行動をとり、ホテルから歩いてスーパーマーケットに行ってお土産品を買うことにしました。記憶では昨年も泊まったコニファーホテルからビンマートというスーパーマーケットまで歩いても、それほどかからなかったように感じていたのです。

ところがこれは完全な誤解でした。バスで買い物に行ってバスで帰ってきていたために、近くのように感じていただけだったのです。ホテルでスーパーの場所を確認して出掛けたのですが、一向に到着する様子がありません。そこでお巡りさんに聞いてみたり、もう一度ホテルに戻りフロントの方に聞いたのですが、結局スーパーマーケットにはたどり着けませんでした。

17時半頃にホテルに戻り、まだ皆さん、買い物から戻っていませんでしたので、パソコンに向かって資料の整理を行いました。昨日訪問した6軒の被害者家族の資料を整理していたのです。名前と顔が一致しなくなってしまうのです。写真ももちろん取ってあるのですが、写真に名前を記入することができませんので、早いうちに整理しておかないと、どの写真の方がどの名前だったかが、ごちゃごちゃになってしまうのです。なんとか整理も終わりそうになったところで、大釜さんが帰ってきました。18時30分から夕食をとるために出発するということでした。