■20200215(土曜日:曇)
■今朝はゆっくりと休みました。昨日は朝、頑張って8キロを走りましたので、今朝は休養日です。
日の長さが実感できる毎日になってきました。仕事終わって二階に上がってきても、まだ明るさが残っています。12月22日の冬至からもう3週間以上は経っていますので、当然なのですが、日に日に日が伸びていくのは嬉しいものです。
天気予報を見ていると、西から次々と低気圧がやって来ては去っていくということの繰り返しです。昨日も激しく雨が降ったかと思うと、青空が見えたりもしました。今日は果たして、どうなりますでしょうか。
ここ数日は新型コロナウイルスのニュースで連日釘付けです。日本でも、それこそ北は北海道から南は沖縄まで、患者さんが発生しています。もう日本全国に広がっていると考えた方が良いのでしょう。
政府の初動活動がお粗末だったという指摘がなされています。とにもかくにも見えないものに対する恐怖というのは抑えようがありません。知らないうちに身の回りに迫っているという恐怖は例えようがないのです。一刻も早く終息してくれる事を祈るばかりです。
■今朝の東京新聞食卓物語欄では、静岡市清水区の大豆が取り上げられています。題して「奇跡の甘さ 地域潤す福豆に」です。原料の大豆は、静岡市清水区の山間地、山梨県境に近い中河内地区でひっそり引き継がれ、栽培されてきたそうです。
地元の方が、前々から自宅で味噌や醤油作りにと栽培していた大豆を、地元の農業組合法人「みらい」代表理事、大石さんに分けてくれました。この大豆を自宅で栽培した大石さんが枝豆で食べて、その甘さに驚いたことが事の始まりです。
静岡大学農学部で鑑定してもらったところ、由来ははっきりしないが、地区固有の在来種の可能性が高いと判断されたそうです。地元の農家の協力を得て栽培し、豆腐を作って限定的に販売も始めました。
巡り合ったことがない甘さ。豆乳がさらっとしていて豆腐作りがしやすい。在来作物は地域の生活の中で守られてきた。この大豆の甘さや味の深み、風味は中河内の気候、風土でしか出ない。
と、販売した会社の社長さんは語っています。最後にこう結ばれています。
小さな豆が緑豊かで静かな山里に大きな夢を広げる。
しかしながら、こうした取り組みに対しては、アメリカとの取り決めなどにより在来種の使用が禁止されようとしているのです。我々はそうした動きに、しっかりと目を光らせていかないと大変なことになるのです。