■20200406(月曜日 曇)

北九州空港からの連絡橋です。

■今朝は走りました。昨日は久しぶりのゴルフで、ほとんど歩き通しでしたので、疲れも溜まり起きだすことが難しいかなと思っていたのですが、すんなりと起きだすことができました。

5時前に目が覚めて、体調も悪くなく、もう一寝入りしてしまうと今度は起き出すのが大変ですので、そのまま起き出して準備を始めました。

結局今朝は9.76kmを走り、これで今月は通算3回のランで21.95km。残り24日で78.04kmまで積み上げることができました。

右足臀部から太ももの裏側にかけての痺れというか痛みというか、なかなか消えなくて困っています。原因が何かわからないのですが、神経が圧迫されているのでしょうか。整形外科の先生に一度診てもらうしかなさそうです。

日常生活に、さほど困る訳ではないのですが、屈んだりした時に、痺れのようなものが出て、うまく動きが取れなくなることがあります。

■さて中国のIT企業であるHuaweiがアメリカに意地悪をされています。最先端の通信技術である5Gの普及を巡って、覇権争いが深刻化しているのです。Huaweiの前にも中国の携帯会社がアメリカへの輸出を規制され、ほとんど倒産寸前に追い込まれました。当然Huaweiはその事に学んでいたはずです。

グーグルとの取引も今回規制されたことによって、スマホを動かしている基本ソフトである、アンドロイドを自由に使用することができなくなりました。もともとAndroidはオープンソースであるLinuxを元に作られていますが、グーグルがアンドロイドを作っていた会社を買収して発展させました。

Androidの改良・発展にはHuaweiも当然貢献して来ました。色々な問題点を指摘したり改善点を提案したり、Androidの発展には中国のメーカーも多くの貢献をしているのです。

したがって一方的にアンドロイドの使用を規制するのは、実はとても不公平なことなのです。そこでHuaweiは自分たち独自の、アンドロイドのためのアプリストアを立ち上げたりして、アメリカの制裁をなんとか乗り越えようとしています。

成功するかどうかは不確定であり、かなり困難だと思いますが、そうしたことに挑戦することができるのは、今や中国しかありません。残念ながら日本には、そのような力は欠片も残っていないのです。

アメリカのご機嫌を伺いながら、商売をすることしかできない日本の惨めさというのは、本当に残念でなりません。多くの日本人の素晴らしい才能が、こうした方針のために潰されてしまったことも事実です。

中国は、今やパソコンの基本ソフトである、ウインドウズすら何とか使用せずとも、国が回っていくようにと、これもLinuxを使って代替の基本ソフトを改善しているようです。もちろん、これまで何度もそうした試みは行われてきたのですが、全て失敗に終わっています。

中国では世界が当たり前のように使っているGoogleの検索やFacebookが使用できないようです。なんと馬鹿馬鹿しいことをしているのだ、と以前は思っていたのですが、今になってみると先見の明があったというべきなのでしょう。

世界はGAFAと呼ばれる巨大IT企業に首根っこを押さえられたような状態です。しかも、こうした巨大IT企業は、実はあまり税金を払っていないようなのです。また、こうした巨大IT企業は、今では一番大切な資源となった情報を一手に掌握しつつあります。それによって私たちの首根っこを押さえてるわけです。

外国企業に、こうした社会の根幹である情報を抑えられてしまうことに、残念ながら日本の政府はなすすべがありません。言いなりになるしかないのです。

そういう展開を見ると、中国政府は強権的とは言っても、ある意味、国益を考えると決しておかしい行動をしている訳ではないのです。日本には絶対に出来ない行動でしょう。

これから米中関係がどのようになっていくのか。そして日本は、どのように対応していけばいいのか。難しい時代が到来しています。