■20200423(木曜日:晴れ)
■今朝は走りました。いつものコースを少し長めに7.6キロメートル走り、これで今月は11回のランで74.60km。残り7日で25.39kmのところまで来ました。
昨日は沼津医師会の理事会メンバーで初めてのZoom会議を行いました。コロナウイルス感染の問題から、なるべく会議はオンラインで行なうという会長の方針のもと、少しずつ前に進んでいます。これまで使用したことがなかったので、皆さんも慣れるまでには少し時間がかかるようです。
基本的なことですが、音声が割れてしまい聞き取りづらくなってしまいましたが、どうやら端末同士をあまり近づけすぎると、お互い干渉してしまうようです。
昨日は二十名近い理事の中、参加できたのは半分未満の先生方でしたが、時間を取って少しずつ参加人数を増やしていけば良いと思います。
スマホでログインしてる先生も結構いましたが、いずれ理事会もオンラインで開催するとなると、資料を端末で確認しなければなりませんので、最低限タブレット以上の大きさがないと、資料の確認が難しいのではないかと思います。そのあたりも皆さんでの確認が必要になってきそうです。
■さて、今朝の東京新聞には「朝の名画座 しばし幕」と題して、各地の劇場で毎日午前10時から映画を上映してきた「午前10時の映画祭ー10FINAL」(主催・川喜多記念映画文化財団、映画演劇文化協会)が3月末で終了した、と報道されています。
2010年から1年ごとに上演作品が選定され、シニア層を中心に「朝の名画座」として親しまれてきたようです。赤字続きを理由に幕となりましたが、主催者は来年4月からまた再開すると発表しています。
10年間で234作品を上映してきましたが、集客順の人気作品を調べてみると、第1位は「ローマの休日」、2位は「ショーシャンクの空に」、3位は「風とともに去りぬ」とアメリカの名作が上位を占めました。嬉しいことに6位に「七人の侍」、そして7位に「砂の器」が入っています。
映画祭の立ち上げから関わってきた川喜多記念映画文化財団の武田和・代表理事は「往年の娯楽映画を、あえて映画館の大スクリーンで楽しんでもらおうと始めた」と振り返っています。まさに仰るとおりです。
私も学生時代には、名画座に本当にお世話になりました。その当時は埼玉県の川口市に住んでいましたので、池袋、そして新宿の名画座に、よくでかけました。乏しい小遣いで楽しむことができて、本当に感謝しています。今はもう廃館してしまったのでしょうか。
佳作座といえば、池袋でしたでしょうか、何度も通いました。一番記憶に残っているのは、オリビア・ハッセーの「ロメオとジュリエット」です。フランコ・ゼッフィレッリ監督作品です。ロメオとジュリエットは、何度も映画化されていますが、私にとっては初めての作品でした。
映画音楽とともに、忘れることができない作品です。音楽は、ニーノ・ロータでしたでしょうか。なんとも言えない甘美なメロディーは、映像とともに永遠に私の心に刻まれています。
ネットで映画を観ることが多くなりましたが、やはり大画面で見る映画は格別です。何十年前でしょうか、東京の映画館で「アラビアのロレンス」を観た時、画面に砂漠の映像が初めて現れた際のあの驚きは、一生忘れられません。砂漠って、なんて美しいのだろうと、びっくりしました。タブレットで観ても、あの感動は得られません。
自分の子供達とも、映画館に何度か一緒にでかけました。銀座の並木座に一緒に出掛けた時には、満員で床に新聞紙を敷いて観た記憶があります。今はもう無くなってしまいました。本当に懐かしく、楽しい思い出の一つです。