■20200802(日曜日:晴れ) Instead of keeping it all to himself
■今日は本当に久しぶりに大村さんと4人でゴルフを楽しみました。何年ぶりでしょうか。ようやく梅雨が開け、青空の下でプレーすることができました。
以前は大村さんの熱川にある別荘で宴会をした翌日、稲取カントリーでゴルフをして帰ってくることが年に一、二度ありました。本当に楽しい週末でしたが、最近はなかなか時間も取れず実現できずにいました。
今日はご一緒にプレーができて本当に楽しい一日でした。強い日差しの下ですので、久松さんも植松さんも私も最後は少々バテ気味でした。もちろん、それ以上の楽しさがありました。
9歳年上の大村さんですが、日頃の鍛錬のおかげで、私達より良いスコアで上がりました。大したものです。また次回を楽しみにしています。
■今日の写真は、新しく購入したスバルのインプレッサで先日高崎に出かけた際に、たくからもらったスイカです。朝ランニングをしたあと、スイカを食べるのが私の最高の楽しみだ、というのを覚えていてくれたのです。たくが家族旅行をした際に、購入してくれてあったようです。その後、冷やして食べたら最高に美味しいスイカでした。
さて帰ってきて脱水症を改善するために、友人から頂いてあった冷やしたスイカを食べました。その際にSunにもお裾分けをしたのですが、意外な話を聞くことができました。
たくがまだ小さい頃のことです。おまんじゅうなどを食べる時に、たくはそれを独り占めするのではなく、半分に割って必ず母に分けてくれたそうです。しかも凄いのは、半分に割ったまんじゅうのうち、いつも大きい方を母にくれていたのです。これには心底驚きました。人として容易にできることではないからです。
Sunによれば、私がたくに対してそうしていたから、たくも母に対してそうしてくれていたに違いない、と言ってくれました。ですが私自身は正直全然そのようなことは覚えていません。だからきっと孫のまさとも、そういう子になるに違いない、とSunは言うのですが、本当にすごいことだと思います。
大したことではないと思う方もいるかもしれませんが、私は決してそうは思いません。人間の欲というのは底なしなのです。今は亡き古今亭志ん朝さんが落語の枕で、こんな川柳をよく話されていました。
「欲深き 人の心と降る雪は 積もるにつれて 道を忘(わす)るる」
まさに、その通りなのです。人間の欲というのは本当に恐ろしいのです。テレビ映画「刑事 コロンボ」を見ていると、登場する犯人は全員、社会的には高い地位にある人々なのです。もう充分満たされていると私などから見るとそう思えるのですが、本人達はもっと欲望を満たしたいのです。
「金持ちの考えていることは、いつも一緒だ。それは、もっと金持ちになりたい、だ」という言葉があります。
だからこそ、たくが独り占めせずに半分に割って饅頭を母にあげていたこと、そして割ったうちの大きい方をかならず母にあげてくれていたことは、父として本当に心から嬉しくなるのです。
今日は、その話を聞いて、心から幸せな気分に浸りました。
Instead of keeping it all to himself
Today’s picture is of a watermelon that Taku gave me when I drove my new Subaru Impreza to Takasaki the other day. He remembered that eating a watermelon after a morning run is the best part of the day for me. When Taku went on a family vacation, he bought it for me. Afterwards, I ate it cold and it was the most delicious watermelon I’ve ever tasted.
Today, I came back from golf and I ate the chilled watermelon my friend gave me to help with my dehydration. I shared the watermelon with Sun at that time, and she told me a surprising story.
It was when Taku was still little. When he ate a manjuu, Taku didn’t keep it to himself; he would break it in half and share it with his mother. What’s even more amazing is that he always gave the bigger portion of the manju to his mother. I was truly amazed at this story. It’s not an easy thing for a human being to do.
Sun told me that I had done it to Taku, so Taku must have done it to his mother. But I honestly don’t remember that at all. Sun says my grandson, Masato, will be like that too, and I think it’s amazing.
Some people might not think it’s a big deal, but I think it’s a big deal. Human greed is infinite. The late Kokontei Shincho used to say the following willow in his rakugo pillow.
The more the snow falls, the more it piles up, the more greedy he is , the road is forgotten.
That’s exactly what it is. Human greed is truly a terrible thing. When you watch the TV movie “Columbo”, all the criminals in the movie are people of high social status. It seems to me that they have had enough, but they want to have more.
The rich people of the world are always thinking the same thing: “I want to be richer. I want to be richer.
That’s why, as a father, I’m so happy to hear that Taku used to break the manjuu in half and give it to his mother instead of keeping it all to himself, and that he would always give the bigger portion to her.
Hearing that story today, I was immersed in a feeling of happiness from the bottom of my heart.
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