■20201021(水曜日:晴れ)
■今朝も走りました。三日連続の早朝ランニングです。今日もいつものコースを6.10 km 走り、これで今月は10回のランで66.66 km を積み重ね、月100 km 走まで残り10日で33.33 km となりました。ようやく月100 km 走の目標ラインまで追いつきました。今朝は一キロ6分55秒と久しぶりに7分の壁を破って走ることができました。
昨夜は空調を室温23°に設定して休みました。朝方3時に1度目が覚めてトイレに行き、その後は少し眠りが浅くなりました。それでも5時の目覚ましで比較的すんなり起き出すことができ、ビニールゴミを所定の位置まで運び、準備運動の後走り出すことができました。
今年は振り返ってみると一度もマラソン大会に出場できませんでした。昨年は6月に千歳 JAL 国際マラソンに出場しましたし、Takuと一緒に上州太田スバルマラソンにも参加することができました。
今年に入って新型コロナウイルスのまさかの感染爆発で、全国各地のマラソン大会が中止となりました。
千歳 JAL 国際マラソンも今年が40回目の記念大会でした。参加するのを楽しみにしていたのですが、こればかりは致し方ありません。大会関係者も苦渋の決断だったと思います。中止の決断が一ヶ月半前というギリギリの段階で行われましたが、来年は果たしてどのような決定となるのか、今のところはまだ未定のようです。
■ さて一か月ほど前から松本清張さんの短編集を読み始めました。「 憎悪の依頼」、「危険な斜面 (文春文庫)」、そして「黒い画集」です。
黒い画集は昨夜から読み始めましたが、これまで読んだ二つの作品では、どこにでもいそうな登場人物たちが 、それぞれ道を踏み外し意外な結末を迎えます。
つくづく人生とは知らず知らずのうちに稜線の上を歩いているようなものだと気づくのです。 右に踏み外すも左に踏み外すも、そのきっかけは、多くの場合些細なことに過ぎないのです。
そうした一歩へ心の中で私たちをそそのかすのは、ささやかな欲望なのです。金であり権力であり地位であり、そして異性なのです。そうした主人公たちの生き様あるいは結末を小説の中では、これでもかこれでもかと書き綴られているわけです。
誰でもが登場人物たちのような結末を迎える可能性があるのです。そうならずに今無事に自分が毎日を生活できているのは、単に幸運だったからに過ぎません。 そのことを、つくづくと噛み締めざるを得ないのです。