■20201230(水曜日:曇)
■残すところ二日となりました。昨日の午前中で仕事納めとなり、書き残してあった年賀状を仕上げました。1年間無事に仕事を終えることができたことを本当にありがたく思いました。
コロナウイルス感染のために、どこの医療機関も患者数の減少と売上の低下に苦しんだ1年でした。診療科目によって、その影響は様々だったようですが、患者さん自体が医療機関に出向くことを避けるわけですから、 診療報酬が増えることはありえません。
私の所もご多分に漏れず3割ほど前年に比べて減少したようです。子育ても終わり、また幸い大きな設備投資などをしていなかったこともあり、従業員の給料が賄えて、その上老夫婦二人が暮らしていければなんとかなる状況でしたので、休業補償などを受けることはありませんでした。
しかし小児科などでは影響は甚大だったようです。コロナ対策に汲々としている状況では、インフルエンザがほとんど発生することもありませんでした。小児科では毎年冬になると感染症の患者さんが大挙して押しかけます。今年はそれが全く無かったわけですから、経営的には大打撃です。
そもそも少子化が進み、2019年の出生数は86万人に減少しそうだという報道もなされています。ネットによれば、
厚生労働省が2019年12月24日発表した2019年の人口動態統計の年間推計で、日本人の国内出生数は86万4千人となった。前年比で5.92%減と急減し、1899年の統計開始以来初めて90万人を下回った。
出生数が死亡数を下回る人口の「自然減」も51万2千人と初めて50万人を超え、政府の対策にもかかわらず少子化・人口減が加速している。
また「厚生労働省が2017年6月2日発表した人口動態統計によると、2016年に生まれた子どもの数(出生数)は97万6979人で、1899年に統計をとり始めてから初めて100万人を割り込んだ」とあります。
4年前に初めて100万人を割り込んでから、あっという間に86万人にまで減少しています。もちろんそれでも子供がいなくなることは考えられないわけですから、小児科の重要性が軽減することはありません。
しかし患者数の減少は営業面で大きく作用しますから、都会では第一線の小児科医療機関の存続が難しくなっているようです。大きな危機だと言わなければなりません。今の診療報酬体系では公的援助がないと小児科は成り立たないのかもしれません。
不妊症の治療ももちろん大事ですが、やはり若い世代の収入の激減が大きな要素であることは間違いありません。生活が出来なければ家族を持つことなど夢になってしまうわけです。派遣労働の増加により、結婚し家族を持つことがとても難しくなっています。
今の社会のあり方を根本的に考え直さないと少子化はますます進み、しかも中産階級は没落する一方ですから、国自体の基礎体力も衰える一方です。大きな転換点に立っていると言わざるを得ません。
■今日は大の仲良し長倉さんと今年最後のゴルフを楽しみました。前半は雨の中のプレーでしたが、後半は一転して青空の空模様でした。とにもかくにも気温が高かったので寒さに震える事はありませんでした。
後半のスタートが10時半過ぎということで、前半が終わった後の食事はモーニング定食でした。結局1時頃には無事終えることができました。雨の中のプレーは集中力が欠けて駄目でした。後半は少しずつ改善し、フェアウェイをキープすることで大叩きすることがなくなりました。来年に向けて明るい材料を持って帰ることができました。
2時過ぎに帰ってくるとすっかり空は青空で、風が次第に強まり、吹き荒れるといった様相になりました。
残りの年賀状を出しに郵便局に行き、帰り道にワークマンプラスに立ち寄りました。今話題のお店です。昔はワークマンといえば作業用の衣料品というイメージでしたが、今では若い女性もたくさん訪れる、そんなお店に変身しています。
30分ほど店の中を見て回りましたが、様々な防寒衣料品が所狭しと並べられていました。一昔はユニクロのフリースが大人気となり大ヒット商品となりましたが、ワークマンのフリースも人気商品のようです。試しに一枚買って帰ってきました。衣料品の性能も昔と比べるとずっと向上し、 デザインもなかなか凝っていますので、安かろう悪かろうという製品はどこにも見られません。
衣料品を作る製造機械がデジタル化され、世界中どこで製造しても品質が確保される時代になりました。 手仕事の優位性が次第に減少しています。今後どの分野においても、デジタル化はますます進み、社会は大きな変革を遂げるに違いありません。