■20201223(水曜日:晴れ)

2017年出掛けた積丹半島の旅です。岬へ向かう道に咲いていました。

■今朝はゆっくりと休みました、と言いたいところなのですが、そうはいかないところが困りものです。いつものように夜中の1時半に一度目が覚めて、そして目覚ましの時刻、5時半になりました。

べつだん用事があるわけでもないので、ゆっくりとそのままもう少し布団の中でうとうととしていれば良さそうなものなのですが、それができないのです。子どもの頃は親に起こされるまで、それこそ泥のように寝ていたのですが、それができないのです

お前に残された時間はもう少ないのだから、とっとと起き出して活動を始めろ、と誰かが指図しているのでしょうか。そうとしか考えられません。

父が死ぬまで、自分が死ぬなどということは想像もしませんでした。両親が旅立ってみると、あの世への改札口へ並ぶ列が突然前に進んで、今まで見えなかった改札口が突然視界に入って来たのです。

あと何人ぐらい前に進めば自分の順番だ、ということが現実に見えてきたのです。順番ですから、それで良いのですが、そうは言っても、はい、そうですか、とはいかないところが凡人の悲しさです。

今年は初孫も生まれました。命も繋がりました。コロナ禍で突然命が絶たれた人がいることを思えば、生きながらえているだけで自分は恵まれています。まだまだ自分にできることは、そしてしなければいけないことも残されているのでしょうが、とにもかくにも今日一日を生きるしかありません。

そんなことしか考えられないところが、凡人の悲しさでしょうか。