■20210824(火曜日:曇)

北海道、襟裳岬です。

■今朝は走りました。昨日の朝は目覚ましが鳴っても、起きだすことができず残念でしたが、今朝は目覚ましよりも、少し早めに目が覚めて、起きだすことができました。

今朝は1時間38秒、8.60kmを走り、これで今月は11回のランで、71.13kmを積み重ね、月100キロ走達成まで、残り7日で28.87kmのところまで来ました。

まだまだ安心できるような状況ではないのですか、頑張ればなんとか目標を達成できる地点まで、やってきました。

■さて、今朝の地元の新聞、沼津朝日の第1面は、「閉店セレモニーに多くの人、ヨーカドー・イシバシプラザ」と題して書かれています。地元のショッピングセンターが8月22日、43年の歴史に幕を下ろしたという記事です。

開業したのが1978年7月13日でした。沼津駅南地区の商店により、進出に反対する運動も起きましたけれども、その後関係を調整して鎮静化し、石橋製糸沼津工場跡に延べ面積56,765平方メートル、鉄筋コンクリート造地下一階、地上5階建ての建物が建設され、イトーヨーカドーを核に、60の専門店により沼津駅北地区にオープンされました。

当時、沼津駅の南側中心市街地には大型店が軒を連ね、十字屋、西武百貨店、長崎屋、ニチイ、富士急百貨店、丸井、ヤオハンで沼津市大型店会が組織されるなど、県東部地域の商都として一時代を築きましたが、商業環境の変化や厳しい経済情勢にさらされ、現在残った大型店は一つもありません。

色々な人に話を聞くと、県東部の人々は何か買い物に行くというと、沼津に行くというイメージが、その昔はあったようです。その足となったのは当然、車ではなく電車でした。

何年前になるのでしょうか、私もかつて、繁栄の最中にあった中心市街地に、買い物に行った記憶があります。とにかく、人混みで溢れていました。人混みをかき分けないと、前に進めない状態だったのです。

今では想像することすらできません。百貨店に入っても、本屋さんに入っても、人で溢れていたのです。その面影を探すことは、もうできません。

郊外にある私の家から5分ほどの所にあった大型書店は、いつの間にかフィットネスクラブに変わってしまいました。本屋さんほど、不滅で堅い商売はないと、以前は思っていたのですから、時代の変化というのは本当に恐ろしいものです。

このような町並みの変化は、決してここだけの話ではなく、日本中どこの地方でも進行しているに違いありません。人口が減り続け、大都市に集中し続けている限りは、地方は衰退するばかりです。

これから10年経った時に、果たしてどのような街が残っているのか、想像することすらできません。