■20211117(水曜日:晴れ)

富山市内を走る路面電車です。昨年末からの雪では、除雪が間に合わずに不通になったことがありました。

■今朝は走りました。先週の金曜日以来ですので、5日ぶりとなります。前回走ったのは、本当に久しぶり、遠い昔に走った、という感じがします。

今朝は目覚まし時計を1時間間違えてしまい、4時45分に合わせたつもりが、セットしてあったのが5時45分でした。眠りにつきながら、いつまでたっても目覚ましが鳴らないなという思いで起きてみて、間違いに気づきました。

6時前ですと、まだ外は暗いのですが、今朝はビニールゴミを所定の位置に運び、準備運動後スタートしました。

体はエネルギー不足のような状況で、元気が出てきません。ここ数ヶ月の体の変化には驚きとともに、いささかガッカリしているというのが、本当に正直な思いです。

今朝は38分53秒、5.71kmを走り、今月は5回のランで26.02kmを積み重ねました。目標の88キロまでは、まだ61.98km残っています。

今週はあと金曜日に走り、そして、来週の火曜日は勤労感謝の日ということで休日ですので、そこでなんとか積み重ねをしたいと考えています。

■今朝の東京新聞には、異なる二つの代表的な見解が語られています。10万円給付に対する考え方です。

関西経済連合会の松本正義会長(住友電機工業会長)は、政府が検討する18歳以下の子どもへの10万円相当給付に関して「本当に緊急のことなのか。借金はどんどん増えていく」と懸念を示されました。「困っていない人には渡すべきでない。もう少し線を引いてやっていく必要がある」と、釘も刺されています。

一方、本音のコラム欄では文芸評論家の斎藤美奈子さんが、「ケチすぎる」と題して書かれています。井上智洋さんの著書「現金給付の経済学」の一部を引用されています。

日本がデフレから長らく脱却できなかった根本要因は、政府が世の中に出回るお金の量を増やさなかったことにある。

今はウイルスとの戦争をやっているのだから、負けて国が滅ぶよりは借金を抱えても生き残った方がいいに決まっている。

斎藤さんが書かれているように、所得一千万円超の人口は5パーセント未満に過ぎませんし、その人達が無駄遣いをしてくれれば店の収入になります。山本太郎代表が言うように、誰かの支出は、誰かの収入なのです。

条件付給付は手続きを煩雑にし給付を遅らせ、もらった人と、もらえない人の分断を生むのです。

経済連合会の会長は10万円を給付することに関して、そんなに急いでする必要があるのか、と疑問を呈しているのに対して、斎藤さんは急ぐべきだ、と提言しているのです。

その視線のあり方が、困窮した人達に寄り添っているのか、上から目線で見ているのかの違いが、端的に出ているように思えます。

あるいは困窮した人々達が、視野の中に入っていないのかもしれません。テレビだけを見ていると、そう感じるのも当然なのでしょう。