■20211124(水曜日:晴れ、強風)

富山からの帰り道。岐阜の山々の紅葉です。

■今朝は、ゆっくりと休みました。昨日1時間走り込みをしましたので、今朝は休養日です。

昨日は強風が吹き荒れましたが、青空のもと、家の中を終日片付けた一日でした。とにかく、不用品が溜まるばかりです。毎日の新聞紙を始め、さまざまなものが積み重なる一方です。

一時、断捨離がブームになりましたが、70歳を前にして本当に、身辺整理が避けて通れない問題になってきました。こうして、ブログを書いている机の上も、何も置かない広々とした空間が理想なのですが、そうはいかないのです。なんだかんだ積み上がってしまい、置き場所がなくなってしまうのです。

それでも、昨日は思い切って、色々なものを廃棄処分にしました。例えば、以前もらってあった優勝カップや盾、長年学校医を務めたことでいただいた、記念の盾などです。もらった当時は、ありがたかったのですが、時が経つにつれて、処分に困るようになってきました。

ということで、思い切って廃棄処分にしました。そして、処分してしまうと空間はすっきりしますし、なぜ今まで後生大事にとってあったのだろうと、不思議に思うほどです。

これから、さらに処分を進めて、身の回りを整理整頓していかなければなりません。そういう歳になったということです。

■さて、今朝の東京新聞24面には「シュリーまん 八王子の元気発掘」と、書かれています。書き出しは、こうです。

ギリシャ神話に伝わるトロイ遺跡を発掘したドイツの考古学者ハインリッヒ・シュリーマン(1822年-90年)が、八王子市で脚光を浴びている。

書店では特別コーナーが設けられ、キャラクターが描かれたまんじゅう「シュリーまん」も発売。時空を超えたつながりを探ってみた。

八王子市内にキャンパスを構える、創価大学文学部の学生約50人でつくる桑都(そうと)プロジェクトメンバーが企画しています。

きっかけは三年前、哲学や倫理学を専門とする伊藤貴雄教授が、古書店で「シュリーマン旅行記  清国・日本」を手にしたことでした。

シュリーマンは幕末の1865年日本を訪れており、当時は横浜港から約40キロ以内しか外国人は旅行を許されなかったため、海外に輸出されていた生糸の産地であった、この圏内にあった八王子を訪れていたのです。

■私も学生時代に、シュリーマンの著書「古代への情熱」を読みました。

若い頃に抱いたトロイ遺跡への夢を捨てずに、貿易商で得た巨万の富を使って、発掘に成功した彼の自伝は、まさに波瀾万丈です。

特に、語学の習得方法についての記載は、とても興味深いものでした。結局、私には身につけることのできなかった英語も含めて、外国語の習得は、永遠の課題です。

彼の本を、もう一度読んでみたくなりました。