■20211118(木曜日:晴れ)
■今朝は、ゆっくりと休みました。昨日走りましたので、今日は休養日です。以前でしたら、毎日のように走ることができたのですが、最近は無理をせずに休むことにしています。
9月までは月100キロ走を達成していたのですから、これこそ本当に隔世の感です。10月は体調を崩して、100キロ走どころではありませんでしたし、11月に入ってからも、以前の半分も走っていません。
同じ自分の体とは思えないほどです。坂道を走っていて、急激にエンジンブレーキがかかったような事態なのです。
■さて、今朝の東京新聞「話題の発掘」欄では、青森県でのリンゴの新しい育て方について書かれています。樹木の間隔を大幅に狭め「密」状態にして育てる新手法、「高密度植わい化栽培」を取り入れる動きが広がっているというのです。
農家の高齢化が進み、人手不足が深刻となる中で、作業のムダを省き、収穫を増やす取り組みです。関係者によれば、生産性が高く、稼げるとアピールできれば新規就労も増える、と期待を寄せているそうです。
青森県のりんごの年間生産量は、ここ数年40万トン余りで横ばいなのですが、農家の数は1960年のピーク時に比べると、2015年では約3分の一に減少してしまいました。
りんごの生産量第2位の長野県では、このような高密植栽培を358ヘクタールにまで拡大していますが、青森県では、わずか17ヘクタールと出遅れています。りんご産業を活性化させるための一つの取り組みとして、大いに期待されています。
■長野県には、栽培農家から直接リンゴを購入するために、二度出かけたことがあります。二度目はリンゴ園で、直接りんごを剥いで食べることもできました。あの時は「高密度植わい化栽培」ではなかったように思います。
食料自給率の低い日本では、自給率を高めることが、これからの大きな課題です。金を出して世界中から食料を買い集めれば良い、という発想は、もう無理なのです。食料を奪い合う時代が、もうそこまで来ているのです。