■20220329(火曜日:曇)

サホロリゾートスキー場です。ゴンドラリフト頂上駅に向かう途中です。標高1,050メートルです。

■今朝は走りました。先週の土曜日、26日以来ですので、3日ぶりとなります。今朝も5時に目覚ましを合わせて起き出し、生ごみを所定の位置まで運んだ後、準備運動してスタートしました。

今朝は46分57秒、7.20kmを走り、これで今月は11回のランで78.19kmを積み重ねました。目標の月88キロまでは、残り2日で9.80kmです。なんとか目標を達成できそうなところまで来ましたが、1日おきに走るというスケジュールから行くと、ちょっと厳しそうです。

以前でしたら大した残り距離でもないのですが、昨年体調を崩してからは無理をしないことを第1選択にしていますので、ここは考えどころです。

6月5日、第1日曜日の千歳JAL国際マラソンに向けて目標ができましたので、日々の鍛錬にも意欲が出てきました。やはり、大会に出場するという目標がないと、トレーニングを続けるのは難しいものです。

■さて、ロシアのウクライナ侵攻によって世界が大きく変わろうとしていますが、それをどう解釈するかは見方によって全く異なるようです。

NHKの報道を見ていると、今にもプーチン大統領が失脚して、ロシアは大混乱に陥りそうに思えますが、本当なのでしょうか。ロシアのマスコミが報道している内容は、政権に忖度した、いわば大本営発表のようなものだ、とNHKは断定しています。このような内容の報道をNHKがすることは、とても奇妙な思いに駆られます。NHKの報道に対して、一部から投げられている批判と、瓜二つだからです。

それはそれとして、いつもの田中宇さんの国際ニュース解説を読むと、世界は全く違う方向に向かって、歩き始めていることが感じられます。天然ガスや原油を輸出しているEUに対して、ロシアはルーブルでの支払いを指定しています。つまり、ユーロやドルでは売ってやらない、と言っている訳です。

今まで、石油を買うためにはドルで支払うのが、世界の共通認識でした。アメリカの通貨であるドルが、経済における世界共通言語のようなものだったのです。ペトロ・ダラーといわれます。したがって、外貨準備として米ドルを持っていないと、石油が買えませんから、国が立ち行かなくなってしまう訳です。

この常識に、敢然として挑戦しているのがロシアなのです。まるで風車に対して突進している、ドンキホーテのようにも見えます。プーチン大統領はドンキホーテなのでしょうか。成算のない無謀な戦いに向かっているのでしょうか。

もちろん、そうではなさそうです。プーチン大統領を狂人のように、マスコミは描いていますが、そう思いたい人々の願望に過ぎません。多分プーチン大統領は誰よりも冷静で、機を見るに敏なのでしょう。

田中宇さんが指摘しているように、プーチン大統領一人の力で事が動いているわけでは、もちろんありません。ひっそりと影で応援している人々が、アメリカにもいる訳ですから、事がスムーズに運んでいるとも言えます。

日本にいると、そうした報道に全くお目にかかりませんので、世界で起きつつあることから、全く蚊帳の外になってしまいます。本当に困ったことです。気づいたときには、右からも左からも相手にされず、隷属するしか無い、哀れな国家に成り下がりそうです。