■20220316(水曜日:晴れ)

狩野川べりを散策しました。桜の頃は、さぞかし華やかでしょう。

■今朝は走らずに休みました。5時半に目覚ましを合わせて起き出しました。昨日は小雨の中を走り切りましたので、今日は休養日です。

月の半ば、15日が終わって、ちょうど50キロを積み重ねることができましたので、このままいけば月100キロ走も可能なのですが、昨年体調を崩して以来、無理をすることは止めました。

走ることのできる日には走り、体調をみながら、調子の出ない時には休むことにしたのです。今年に入ってからは、一日おきに走るのが一番合っているようです。

■さて、先日継続して服用していた漢方薬の一つが切れていることに気付かず、数日服用できませんでした。柴胡加竜骨牡蠣湯(さいこかりゅう・こつぼれいとう)です。

コロナが流行する前に、診察していただいていた漢方医の先生に、処方してもらいました。説明書には、比較的体力はあるが、神経質で些細な事が気になって抑うつ、不安、イライラ、不眠などがあるような、精神的に不安定な人に用いられる薬です。神経性の心悸亢進の改善に使われることもあります、と書かれています。

実は、この神経性の心悸亢進に一時期、かなり悩まされました。要するに、訳も分からず動悸がするのです。

心臓が拍動しているのが気になるのです。心臓は休みなく動いていますので、常に拍動している訳ですが、そのことが気になることは、普通はありません。激しく運動した時とか、ものすごく緊張した時とか、通常ではない場合に感じることになります。

ところが、そうでない時に拍動を感じると、これは意外と辛いのです。深呼吸などして、上手く付き合う方法があるようですが、私の場合は、うまく制御できませんでした。

循環器の先生に精密検査をしてもらい、冠動脈の異常や心電図に異常がないかを確認してもらいましたが、問題ありませんでした。となると精神的な問題なのか、自律神経のバランスが悪くなっているのか、どちらかしかありません。

その他もろもろの体の変調を考えると、歳をとることによって自律神経のバランスが崩れ、それをコントロールする力が衰えたためのもの、と考えるのが一番実態に近いと思えるようになりました。

人間の体は、ホメオスターシスと呼ばれる仕組みによって、バランスが常に取られています。アクセルとブレーキのようなものです。それによって常に一定範囲の運行がなされている訳です。ところが年齢とともに、そうした微妙なコントロールが効かなくなってくるようです。

私の場合、自律神経失調症とまではいかないのですが、微妙なさじ加減がうまくいっていないようです。昨日から、また漢方薬の服用ができるようになりましたので、飲み始めたのですが、気持ちのせいか心臓の調子も良いようです。

漢方薬は飲んですぐに効くわけではありませんので、服用していても効果に疑問を感じてしまうことがあるのですが、どうやら私の場合は飲み続けた方が体のために良いようです。止めてみて初めて分かりました。