2023 年 09 月 02 日 TakuとMasato とNonと一緒に訪れた熱海初島です。

月: 2022年5月 Page 3 of 4

無常

■20220511(火曜日:晴れ)

霧島市の台明寺渓谷公園です。清流を楽しみました。

■今朝は走らずに5時半まで、ゆっくり休みました。昨夜は体がだるくて、片付けをする気には、とてもなりませんでした。Sunが一生懸命片付けているのを分かっていながら、どうにもこうにも、体がだるくてまいりました。葛根湯を飲んで、早めに休みました。

明日12日から、いよいよ改築工事が始まります。そうなると、キッチン、お風呂、手洗い、洗面所などなど、全く使えなくなってしまいますので大変です。とりあえず、三階に避難生活をするしかありません。

廃棄コンテナを用意してもらいましたが、すでに一つは満杯で、昨日引き上げてもらいました。二つ目を、今充填中なのですが、もう間もなく、いっぱいになりそうです。

あと重要な廃棄物は食器です。使っていなかった瀬戸物が、山のように残っています。今日は最後の仕上げとなりそうです。

■さて、昨日の東京新聞「今週のことば」では、愛知専門尼堂長・青山俊菫さんが、兼好法師の言葉を解説してくれています。

花は盛りに、月は隈なきをのみ見るものかは。

(無常を根底とする文化)

兼好法師

有名な言葉です。私などは、満開に咲いた花をのみ楽しみ、あとは知らん顔というのが、例年の楽しみ方です。兼好法師はもちろん、それではいけない、と説いているのです。花も月も移ろいゆく全てを味わえ、楽しめというのです。そして、青山さんは、こう話されています。

人の命を重ねてみるならば、萌え出づる春の季節、壮年の夏の季節、落葉の秋の季節、冬の荒野にたたずむ冬の季節。

いずれもそこでしか見られない景色を味わい、楽しんでゆこうというのである。

そう言われてみると、今の自分にとって大切なのは、まもなく69歳を迎えようという、今の自分にしか見えないもの、感じられないものを味わい尽くせ、ということかもしれません。

胃がん

■20220510(火曜日:晴れ)

千歳市の青葉公園です。2014年に初めて千歳JAL国際マラソンに参加しました。スタート前、緊張が走ります。

■今朝は晴れています。今週は雨模様の天気が続くとのことで、最初から走るつもりもありませんでした。走る気力が減弱していることには、驚くばかりです。元気が出てこないのです。単なる年齢からくる衰えだけなのか、それ以外の理由なのか、自分にはよく分かりません。6月の第1日曜日には、千歳JAL国際マラソンに参加しなければならないのに、こんな体たらくでは、完走するのは本当に難しくなってしまいます。

■さて、今朝の東京新聞には「胃がん死亡  顕著に減少」。と題してピロリ菌除菌による胃がんの撲滅を提唱してきた、北海道医療大の浅香正博学長が話されています。1997年まで、日本人のがん死亡第一位は胃がんで、塩分の多い食事や喫煙が原因とされてきました。

ところが1980年代にオーストラリアの研究者が胃に生息するピロリ菌を発見し、90年代以降の研究によって、これが胃潰瘍や胃がんの原因になることが確実になってきました。

国際的な研究によって、ピロリ菌は胃がんの原因の8割を占めると発表され、感染者が多い日本では、胃がんの98%がピロリ菌が原因との研究も発表されています。

ピロリ菌は乳幼児期に飲み水などを介して感染しますが、衛生状況が改善されてきた若い年代ほど感染率は低いのです。感染すると、ほぼ全員が慢性胃炎になり、10年以上かけて萎縮性胃炎に移行し、その中の一部が癌を発症するのです。

現在では事実上、全ての感染者の除菌が保険によって可能になっています。こうしたピロリ菌除菌治療によって、胃がん死亡者は劇的に減少しました。

1970年代以降、年間の胃がん死者は5万人前後でしたが、2013年には5万人を切り、2020年には、42,319人と急減しました。

また、国際専門誌で論文を発表した、北里大学の大和田暁子客員研究員によれば、除菌による医療費の削減額は3,800億円にも達するそうです。

「除菌で胃がんリスクが大幅に減り、併せて行う内視鏡検査で早期発見出来るのに、胃がんで命を落とすのは惜しい」と、浅香先生は最後に語られています。定期検診が何より大切だ、ということです。

■胃がんで思い出すのは、名画「生きる」です。主人公の公務員役・志村喬さんが医師から胃潰瘍だと嘘の診断名を告げられ、悩み苦しむ様子は、今ではもうすっかり過去のものになったはずです。

行方不明

■20220509(月曜日:曇)

千歳市の青葉公園です。2014年に初めて千歳JAL国際マラソンに参加しました。千歳川の清流を見ながら走ります。

■今朝はゆっくりと休みました、と言いたいところなのですが、改築工事のための断捨離整理が、とても終わりそうになく、慌ただしい時が流れています。

30年以上住み続けた家の整理整頓は、やはり生半可な相手ではありませんでした。結局思いを断って廃棄するしかなさそうです。

整理するのは良いのですが、何をどこに仕舞ったかが、わからなくなってしまうのが、新たな難問です。靴下だのハンカチだの、どの収納箱に仕舞ったかが、本当に行方不明になっています。

■午後には建設会社の方が来られて、大きな家具などを三階に移動してくれました。まだまだ整理しなければならないものが多く、特に食器類は、まだ手付かずです。30年の月日は、大変な時間に違いありません。

継続

■20220508(日曜日:曇)

千歳川です。千歳JAL国際マラソン、最後の胸突き八丁です。

■今日は、ゆっくりと休みたいのですが、御役目です。新沼津カントリークラブBクラス月例の競技委員です。久しぶりです。雨が心配でしたが、曇り空で暑すぎず、ちょうどいい加減な天候でした。

役割を終えて帰宅後に、廃棄物の整理を続けました。とにかく、ごみになるものが、山のようにあるのです。本当に無駄の塊です。

なんとか区切りをつけた後に、二人で日帰り温泉へでかけました。来週には改修工事が始まり、家では風呂に入れなくなります。どんな生活になるのか、想像もできないのですが、快適というわけにはいかないことは、用意に想像できます。

和顔施(わがんせ)

■20220507(土曜日:晴れ)

千歳市の青葉公園です。2014年に初めて千歳JAL国際マラソンに参加しました。

■今朝は走らずに、ゆっくり休みました。おととい寝室の模様替えをして、ベッドの位置を変更しました。改築工事のため二階にある家具を、三階に避難させるためです。

室内の改装工事とは言っても、それだけでも結構大変です。我が家の場合は、一階が仕事場で、二階、三階が自宅となっています。30年以上住み続けてきたこの家ですが、さすがに限界が来つつありました。水周りが一番汚れてしまうのは、致し方ありません。

ついに意を決して、今年改築することにしました。ところが、二階全体を改築するとなると、工事中その分を、どこかへ避難させなければなりません。冷蔵庫に始まり、タンスや応接セット、テレビなどなど、本当にたくさんのものが溢れていたということに、改めて驚くばかりです。

改築の一番の目的は、実はバリア・フリーにすることでした。夫婦2人とも70歳を前にして、転んで怪我をするのが怖くなってきたのです。ほんのちょっとした段差などに、つまずいて転んでしまうことが出てきたのです。バランスを取る力が、落ちてきているのでしょう。

先日の九州旅行でも、最後の最後になって、風呂場で自分自身こけてしまいました。霧島温泉のお湯の性質は、まったり、ぬるぬるだったのです。湯船に入った際、最初の一歩目で滑ってしまい、思わず転倒しそうになりました。

幸い、両手が瞬時に身体を支えてくれましたので、後頭部を打つということはなかったのですが、湯船に入る際に使う、半身浴をするための段差の角に、腰をぶつけてしまいました。湯船の中にあった段差でしたので、幸い直接ぶつけることはなかったのですが、それでも結構、痛みが未だに続いています。最悪の事態を免れただけでも、幸運だったと思わなければいけないのでしょう。

そうした経験をしてくると、やはり安全第一ですので、大きな出費には違いないのですが、二階部分は、お風呂場の湯船は唯一の例外として、全て同一平面上に統一しました。そんな歳に、2人ともなってしまったということです。

■さて、今朝の東京新聞24面には、「再読 あの言葉」と題して、2007年5月12日、夕刊に掲載された瀬戸内寂聴さんの言葉が掲載されています。「時代を超えて生きる教え」。最後に記者は、こう書かれています。

いつも笑顔でいてね、和(にこ)やかな顔を人に見せるのは最高の施しよーとも言われた。

「和顔施(わがんせ)」というその教えを、常に自ら実践した瀬戸内さん。その行くところ、必ず多くの笑顔があった。

いつか読者にお目に掛けたいと思っていた写真を添えて、ここに特筆しておきたい。

三省

■20220506(金曜日:晴れ)

苫小牧の製紙工場です。今でも新聞紙生産では、日本一です。

■いよいよ、昨日でゴールデンウィークも終わり、今日から仕事の再開です。ほぼ1週間ぶりです。こんなに長く仕事を休むことは、年末年始を除けばありません。

今年はこれから、家の改築作業が始まりますので、どうしても仕事を休まなければならない日が出てきます。建築屋さんと相談して、ちょうどその時期に、どうしても出かけなければならない行事と工事を、合わせてもらうことにしました。

6月の千歳JAL国際マラソン参加です。昨年コロナワクチンを受け、年末に向かって体調が優れなくなりました。無理してランニングを積み重ねたことによって、消耗したことも大きかったと思います。

とにかく、下り坂のエンジンブレーキのように、急激に体力が落ちたような気がするのです。胃腸があまり強くないようで、疲れが溜まると私は食欲が落ちてきます。ひどい場合には、食べることが、ほとんどできなくなることもあります。

年を取るということは、自分の体と十分対話をしながら、毎日送ることが一番大切になってくるのでしょう。

■さて、今朝の東京新聞欄、「私の東京物語」では三省堂書店社長の記事が書かれていました。三省堂書店の由来は論語にあるそうです。

【書き下し文】

曾子曰く、吾(われ)、日に三たび吾が身を省みる。

人の為に謀りて忠ならざるか、

朋友と交わりて信ならざるか、

習わざるを伝うるか。

【現代語訳(口語訳)】

曾子がこうおっしゃいました。

私は1日に3回我が身を振り返ります。

1つ目は人のために真剣に物事を考えてあげただろうかということ。

2つ目は友人と接するときに誠意を持っていられただろうかということ。

そして3つ目はまだ自分がきちんと理解できていないことを、受け売りで人に教えはしなかっただろうかということです。

日に3度、自分自身を省みる、というその言葉は、誰にとっても大切なことです。あと10年と思って、生きてる間は、毎日三度自分を省みることで、充実した生活を送りたいものだ、と私も思っています。

ハンガー

■20220505(木曜日:晴れ:こどもの日)

苫小牧市のメイン通りの街路樹です。最初に千歳JAL国際マラソンに参加した年は、ここに泊まりました。

■昨日は大掃除が一段落したところで、箱根に向かいました。宿の順番が当たっていたのです。Nonちゃんたちが行く予定だったのですが、仕事が忙しく出掛けることができないので、二人で代わりに出掛けることになりました。

16時半頃、家を出ました。道路の混雑を心配したのですが、思ったよりは空いていました。1時間20分ほどで到着しました。付属の駐車場は一杯とのことで、周囲の空いている道路上に止めてください、とのこと。

部屋に行き、そうそうに準備の後、お風呂に向かいました。温泉には何度入ってもホッとします。源泉の白く混濁した湯船に入っていると、芯から温まります。やはり箱根は思ったよりも涼しいと言うか、寒いほどでした。

途中で買っておいた夕飯を、二人での楽しく食べることができました。改築のための大掃除は、まだまだこれからです。そんな話をして、早々に休みました。

■今朝は6時に起きて朝風呂に入り、簡単に朝食を済ませて帰宅しました。道路は空いていました。途中、富士山が箱根の坂道から、綺麗に望むことができました。

帰ってきて、さっそく大掃除に取り掛かりました。二階を改築するために、三階に避難生活をすることになっています。家具などを一切合切三階に避難させなければならないのです。これは、大仕事です。

取り掛かってみて、まず驚いたのは、利用していない衣服類が、山のようにあることです。そして廃棄するハンガーが、渦高く積み重なったことに、呆れました。何という無駄な生活をしていたことか。

■さて田中宇さんが、無料版を続々と配信してくれています。大型連休も休まずに仕事をしているのではないか、と心配になるほどです。世界の現状から目が離せず、一人でも多くの日本人に、今起こりつつあることをリアルタイムで知って欲しいという、ジャーナリストとしての強い義務感からの行動に違いありません。

同盟諸国とロシアを戦争させたい米国
2022年5月5日   田中 宇

アメリカは本当に、戦争中毒の国だと感じます。一刻も早く、世界が多極化したほうが、無駄な命が失われずに済むのです。

ゼロ

■20220504(水曜日:晴れ)

苫小牧市の街路樹です。最初に千歳JAL国際マラソンに参加した年は、ここに泊まりました。

■今朝は走りました。先月の25日以来ですので、9日ぶりとなります。月末からの九州旅行で、走ることができませんでした。そして昨日は大の仲良し、坂口さん、長谷川さんと一緒に、爽やかな五月晴れの中をラウンドすることができました。

今朝は起きることができるのかどうか、心配だったのですが、何とか起き出して走りました。結局、今日は42分11秒、5.75kmを走り、今月最初のランニングとして、目標の88キロに向けてスタートを切ることができました。

とにかく足腰が重くて、まいりました。疲れも溜まっているのでしょう。それでも、ゆっくり走ればいい、と最初から思って、のんびりと走りました。

とにかく、爽やかな季節です。暑くなく寒くなく、新緑は美しく、富士山も先日の雨で、また一段と白さを増しています。

テレビの天気予報を見ていると、沖縄では、もう梅雨に入ったと知って、大変驚きました。こちらでは、一年で一番良い季節と言ってもおかしくないのですが、沖縄では毎日雨が続き、まるで真逆の天候です。日本は本当に広いな、と思います。

■さて、今月から始まる改築工事に向けて、いよいよお尻に火がついてきました。昨日は2人で、三階の大掃除をしました。とにかく、断捨離するしかありません。

あれもこれも残そうと思っていると、いつまで経っても片付かないのです。それぞれの品に思い出がありますし、ひょっとしたら使うこともあるかもしれないと思っていると、どれもこれも処分することができなくなってしまいます。

結局、最初はゼロから始めた訳ですから、またゼロに戻るのも悪くありません。

昔むかし、ある方から頂いた手紙を読み直して、こんなこともあったのだなぁ、と思い出したりもします。お互いの想いのすれ違いなどなど、考えてみれば、人生はすれ違いの連続かもしれません。致し方ありません。

子供達が小さかった頃の活動記録などを見ていると、本当に懐かしく、また貴重なものだと思えてきます。子供達に戻してやらなければいけないでしょう。帰ってきた時に、貴重なおみやげになるかもしれません。さて、今日もこれから、大掃除が始まります。

気分転換

■20220503(火曜日:晴れ)

苫小牧市のメイン通りです。最初に千歳JAL国際マラソンに参加した年は、ここに泊まりました。

■今日は久しぶりに、大の仲良し、坂口さん、長谷川さんとラウンドすることができました。爽やかな五月晴れです。東名高速道路が混雑し始めているために、長谷川さんが渋滞に巻き込まれ、スタートに間に合うか心配する事態もありましたが、何とか無事に一日を終えることができました。

とにかく爽やかな季節です。三人で雑談しながら、緑の芝生を歩くのは、本当に気分転換には打って付けです。

旅行から帰ってくる日の朝風呂で転んでしまい、腰を強打して心配だったのですが、幸い痛みもそれほどでなく、ホッとしました。スコアは相変わらずで、安定せずに困ったものです。

■6月5日の千歳JAL国際マラソンに向けて、いよいよ秒読みの段階になってきました。明日からは走らないと、間に合いません。明日は早起きするしかありません。

■さてウクライナでの戦いも、毎日洪水のようにテレビ報道されています。極悪人・ロシアのプーチン大統領が、か弱く、無垢なウクライナ国民を、何の理由もなく理不尽に力づくで蹂躙している、というストーリー展開です。

しかし以下の分析記事を読まれると、実際の状況が、まるで正反対なことに、本当に驚きます。ジャーナリストの誇りなどは、彼方に消えてしまったのでしょう。

ウソだらけのウクライナ戦争
2022年5月3日   田中 宇

なぜ、このような報道が平然と行われるのか、本当に不思議でなりません。日本がアメリカの実質的な植民地のような存在であったとしても、あまりにも歪んでいるとしか考えられないのです。

ぜひ一度目を通すことを、強く勧めるしかありません。知ることでしか、壁を突き破る方法は無いのです。

帰宅

■20220502(月曜日:晴れ)

苫小牧の製紙工場です。今でも新聞紙生産では、日本一です。

■今日で楽しみにしていた旅行も終了。あっという間でした。今日はまず、えびの高原に向かいました。2回目です。昨年の秋、11月に一度、訪ねていました。

あの時も良い天候に恵まれ、のんびりとウォーキングを楽しみました。今日は時間の関係で、途中で引き返しました。続いては霧島神宮です。空港へ向かう途中にありますので、気が楽です。

前回同様、多くの観光客、そして修学旅行の学生さんが大勢来ていました。少し時間も残りましたので、まずは台明寺渓谷公園に寄りました。これまでにも訪問してきた幾つかの渓谷を想像していたのですが、見事に裏切られました。規模においてです。本当にささやかな公園でした。

訪問者は、私達二人だけ。10分もあれば見学は終了です。でも水は、とても綺麗でした。

まだ時間がありましたので、城山公園へ向かいました。霧島市立の公園は、家族連れて賑わっていました。420円で券を購入すると、ほとんど全ての乗り物が利用できるのです。その中にはゴーカートもありました。

展望台も素晴らしい高さと見晴らしのようでした。残念ながら、今日は休園日。施設は利用できませんでした。それでも素晴らしい眺めは、十分楽しめました。

そして、15時20分鹿児島空港発の便に乗って、帰ってきました。今回利用したレンタカーは、最新型のアクア。リッター当たり30キロ以上走ってくれました。700キロ以上走りましたが、最初の満タンで、十分走行可能でした。ガソリンエンジン車の極致でしょう。

静岡空港からもスムーズに、帰宅することができました。本当に楽しく、そしてあっという間の旅行でした。

Page 3 of 4

Powered by WordPress & Theme by Anders Norén