20170929(金曜日:晴れ)
■今朝は走りました。そして今朝は冷えました。朝5時に目覚ましを鳴らして、いつものように玄関を出たのですが、半袖、半パン姿では、ちょっと寒いと感じるほどでした。いままでは、そんなことはありませんでした。いよいよ本格的な秋がやってきたのでしょう。
今朝は、5.91km を走り、これで通算 103.05km となり、目標を今月も達成できました。今月走った中では、最も速い速度で走ることができました。キロ6分04秒です。私の体力では、これ以上早く走ると心肺機能が、今のところ追いつきません。10キロをキロ6分を切る速度で走りたいのですが、今のところは無理のようです。
これで月100キロ走を連続31ヶ月達成しました。2012年7月にランニングを開始して以来、これで総計 6,000km を超えたことになります。よく続いたものです。
■さて昨日は民進党が、事実上解党し「希望の党」と合流するという前原代表の選択が中継されていました。色々な解釈や思いがあるでしょうが、よくぞ決断した、と私は評価しています。
前原代表が言っていたように、どんな手段を取ってでも、安倍内閣を退場させなければいけない、という思いは、私も同じです。緊張感がなくなると、人はどこまで厚かましくなるのか、人はどこまで傲慢になれるのか、という典型例として安倍内閣は歴史に残るはずです。
小池東京都知事の方針が、また良いところを突いているのです。消費増税の凍結と原発ゼロを明言している点です。消費増税をすれば景気は一気に冷え込むでしょう。多くの国民にとって何の利益ももたらしません。輸出で稼ぐ一部の企業は、還付税をもらえて喜ぶでしょうが、それも原資は私達の税金です。国民から巻き上げておいた税金を、自分たちは還付金と称して懐に入れる、という奇術みたいなことが平然と行われているのです。したがって経済界の一部からは、もっと消費税を上げろ、という声が出てくるわけです。
一方還付金制度などない病院は、転嫁できない消費税のために、大変な負担を強いられています。購入する医療材料には消費税が掛けられるが、医療費には消費税は掛けられないからです。
原発ゼロも、当然といえば当然の方針なのですが、電力会社に遠慮して方針を明確に打ち出せない民進党には、できない芸当です。多くの国民がおかしい、と思っている点を明確に論点に据えるところなどは、実は鮮やかです。小池東京都知事の全ての行動や方針に賛成できるわけではありませんが、そもそも全てに賛成できることなどあり得ないことなのです。
そうして各党の反応を見ると、やはり硬直しているというか、唯我独尊というか、自分とは方針が違うから、と距離を置く社民党などには、失望せざるを得ません。社民党のような考え方が間違っている、というのではもちろんありません。むしろ共感する点が多いのですが、自分だけが正しいことを主張しているのだから、どの政党とも協力する必要はない、と言わんばかりの態度は、政治の世界では通用しません。残念ですが滅びるのみです。
今日の東京新聞の「本音のコラム」欄には、佐藤優さんが「政策と人生」と題して前原代表の人生を語っています。佐藤さんは前原さんと共に、慶応大学の井出栄策教授と勉強会を重ね、その結果を「分断社会のニッポン」という本にまとめています。
中学生の時に父親が自殺する、という悲劇に前原さんはあわれています。その後母子家庭の中で経済的に苦労をされ、バイトで学費を稼ぐ日々だったようです。大学時代は、稼ぎの良い早朝の魚市場で働いたとのこと。安倍総理の何不自由のない家庭環境とは、まさに雲泥の差だったに違いありません。
マスコミはアベノミクスの成果をはやしますが、国民の実質所得は減るばかりなのです。
ここで社会の方向を変えなければいけません。まさに絶好の機会が訪れようとしているのです。投票所へ行かなければなりません。
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