20171129(水曜日:晴れ)
■今朝はゆっくりと休みました。日曜日にはTakuと一緒に、「お伊勢マラソン」を走る予定です。逆算して休養を取る必要があります。私の体力ですと、3日は休んだ方が良い体調で走ることができそうです。明日は軽く走っておいて、あと2日は休みます。
■今朝の東京新聞朝刊には、「アベノミクス真の姿は」と題して記事が掲載されています。テレビでは景気が上向いている、と盛んに報道されています。株価が上昇してお金持ちが増えている、と喧伝されています。本当なのか?
アメリカの経済についても様々な意見があるようです。株価は最高値を更新している、というのが、マスコミ報道の定番です。国民の6割が株を保有しているアメリカでは、株価の動向は国民所得に直結するので、とても重要だという指摘があります。とにかく大規模な金融緩和をして何が何でも株価を挙げておかないといけない事情があるのです。
もちろん実体経済を伴った株価の上昇は大変喜ばしいものでしょうが、本当にそうなのかどうかが一番大切な点です。
どうもマスコミの報道が当てにならなくなっているようです。アメリカ大統領選挙で参謀を務めたスティーブン・バノン氏が来日し、NHKとのインタビューに答えていました。その中で、NHKテレビは日本のCNNか、と訊き返す場面がありました。そのまま流しているNHKテレビも太っ腹だと思いましたが、まさに正鵠を射ているのでしょう。
大衆が報道によって目くらましの状態に置かれている気がしてなりません。時の政権によって、状況をどのようにでも刷り込むことができる、と言うと大げさでしょうか。民主主義というのは、実に危ういものだ、とつくづく思うのです。