■20181024(水曜日:晴れ)

 

ハノイ市内をジョッギングしていて見つけたクラシックカーです。ホテルの前に飾ってありました。

 

■今朝は走りました。ベトナム支援の旅から昨日帰り、今日からはまた日常の開始です。6.60km を走り、これで総計 76.94km を積み上げました。残り7日で 23.05km です。何とか目標を達成しなければなりません。内館牧子さんのお話の中に出てきた、「どうしたら品良く老いることができるか」という問への内館さんの回答です。「それは美意識です」というのです。そして私の美意識は、「娘の前でメタボな自分を決して見せないこと」としました。

 

頭が禿げるのは致し方ありません。またこの歳で黒々、ふさふさ頭では気味が悪いでしょう。でもメタボな体型にならずに老いることは、自分の努力で可能なのです。娘の前では意地を見せたいのです。そして健康であり続けられるなら、まさに一石二鳥です。

 

■相変わらずサピエンス全史を再読しています。1万年以上前に始まった農業革命というと、人間が穀物を栽培することを身につけ、サピエンスが劇的に進化したように私たちは思っています。

 

「一つの種の進化上の成功は、DNA の複製の数によって測られる。DNA の複製が尽き果てれば、その種は絶滅する。」

 

つまり数を増やすこと、それが進化だ、というのです。そう考えると、サピエンスも数を増やすことができたのですから進化したに違いないのですが、利己的な遺伝子という面からすれば、農業革命によって栽培された小麦こそが、進化を成功させた一番の成功種とも言えそうです。

 

数は増えたものの、サピエンスは疫病に苦しみ、狩猟採集時代と比較して生活は楽になった、とは決して言えなかったようです。