2022 年 02 月 11 日 北海道小樽市街と石狩湾です。

月: 2019年2月 Page 2 of 3

ゆっくりと

■20190218(月曜日:晴れ)

道路を隔てて我が家の前に在る、仲良し長倉さんのお庭です。

■昨日は久しぶりに、新沼津カントリー倶楽部の如月杯Bクラスに参加しました。いつもの仲良し3人組久松さん、植松さん、そして初めて、篠崎さんとご一緒しました。篠崎さんは東海道線の二宮駅近くにお住まいとのこと。二宮駅というと、吾妻山公園が有名です。もう何年になりますでしょうか、Sunと一緒に菜の花を見に出かけたことがあります。富士山が遠くに見えて、とてもきれいでした。良い思い出です。ということで、二宮駅は縁遠い駅ではありませんでした。

ラウンド中ずっと穏やかで暖かい日和の、最高のゴルフ日和でした。とは言うものの、インコーススタートの今日は、前半は大荒れの状態で、ダブルパーを連発してしまい、上がってみたら55回。昼休みに食事をとって、気持ちを入れ替えて、アウトコースに向かいました。インコースの最後の方で、ゆっくりスイングしてみたら、随分と安定しましたので、後半はそのことだけを心がけて、力を入れずに、なるべくゆっくり大きくスイングするように心がけました。それが、とても良かったようです。パーも2つ取れ、ダボが三つあったために、48回になってしまいましたが、久しぶりの40台でした。

とにかく、ゆっくり大きく弧を描いて、スイングするように心がけたお陰で、ドライバーがほとんど曲がりませんでした。距離はもちろんでませんが、左右にぶれないおかげで、随分と安定し、落ち着いてプレーすることができました。格段の進歩です。

パターをする時にはラインをきっちりと決めて、それに合わせてアドレスし、クラブをしっかり握って顔を残して、パターを振ることだけを心がけていましたが、それが随分と良い結果に繋がりました。歩数に合わせてカップまでの距離を決め、振り幅を合わせて打ちました。うまくいかなかった時は、ラインに不安を感じて、アドレスがずれていることがほとんどでした。これを守れば、かなり良い結果に結びつくことが分かりました。大きな進歩です。次回がとても楽しみです。

■今朝は走るつもりで目覚ましを合わせてありましたが、起き出すことができませんでした。5時15分に目が覚めて、あと30分、もう一度寝るかどうか随分迷いました。疲れが溜まっていたのでしょう。起き出すだけの気力と元気がありませんでした。今月は残るところあと10日。なんとか目標の100キロを達成するために、予定を立てなければいけません。木曜日には東部眼科医会の講演会がありますし、次の日曜日にはコメディカル研修会の最終日で、試験と採点、そしてその解説をしなければなりません。

昨夜はこの冬初めて、敷布団の上に引いていた厚めの毛布を外しました。暑かったのです。結局今年の冬は一度も、水道管が凍ることがありませんでした。昨年は確か二度ほど凍結し、走って帰ってきて、いざシャワーを浴びようとしても、お湯が出てこなくて慌てたことがありました。今年の冬は暖かかったということです。

■今朝の新聞を読んでいると、2000年のちょうど今日、2月18日にマイクロソフト社からwindows2000が発売されたそうです。販売店で、そのパッケージを購入しようとする、多くのパソコンファンの様子がテレビで放映されたはずです。そうした喧騒ぶりは、なんと言っても1995年に発売された、Windows95が一番有名ではないでしょうか。マイクロソフト社は、そうやってパソコンを動かす基本ソフトであるウインドウズを定期的に更新することで、莫大な利益を上げてきた訳です。今ではマイクロソフト社はウインドウズのパッケージを販売していません。新しく売り出すパソコンには、もちろんウインドウズがインストールされている訳ですが、今ではWindows10を無料で、アップグレードできるようにすら、なっています。本当に時代は変わりました。

パッケージソフトを売るという販売形態は、時代遅れであり絶滅危惧種なのです。インターネット高速回線で各人が、ダウンロードするか、あるいはソフトそのものを自分のパソコンに置くのではなく、クラウド上のコンピューターに置いておき、オンラインで必要な時だけ使用するという利用の仕方が広まっています。パッケージ販売で稼ぐのではなく、利用する権利を、年間いくらという形で契約するのです。本当に時代は変わりました。

スマホ決済

■20190217(日曜日:晴れ)

Aya ちゃん桜です。河津桜が、一週間ほど前に開花しています。

■昨日の夜は医心会があり、講演を聞くことができました。スルガ銀行の方が来られて、キャッシュレス時代に向けて、のお話をされました。世界におけるキャッシュレスの現状と、そして医療の世界における現状と将来についてのお話でした。最近はテレビでも、キャッシュレス決済が取り上げられることが多くなりました。

中国における、QRコード決済の様子は盛んに報じられています。中国では、銀行の ATM に入っている紙幣の2割近くがニセ札だ、という報告もあるそうです。つまりは、現金が信用できない、という現実があるために、一気にキャッシュレス社会に飛び越えたという面がある訳です。日本では偽札が見つかったというだけで大騒ぎになるほど、偽札自体がとても珍しいことです。諸外国では、日本のように1万円札のような高額紙幣が出回ることは、ほとんど無いようです。つまり、もし受け取った高額紙幣が偽札だと、被害が大きくなるので、使うのをためらうことが、一番の要因のようです。

先週、静岡医療センターを検査のために受診し、会計の段階になって驚きました。会計書類を渡されて待っていると、会計が完了したという案内と表示の後に、自動精算機があるので、そちらで処理してください、という指示を受けました。ちょうどゴルフ場での会計処理のような手順でした。会計箋に印刷されたバーコードを機械に読み取らせて、指示に従ってクレジットカードを挿入し、暗証番号を入力して、精算の終了です。

あれほどの規模の病院になると、多大の投資をして機械を導入しても、十分元が取れるのかもしれませんが、日本でほとんどを占める小規模の診療所では、あのような大がかりな機械は必要もありませんし、導入するのも無理です。もちろんクレジットカード決済に、いつもあのように大がかりな機械が必要な訳ではありません。居酒屋さんなどで見られるような、小型の機器で十分なのでしょう。

しかし、それでも現実には、家族経営のような飲食店では、クレジットカードを受け取ることを拒否されることが多いのも事実です。それは何より、三パーセント前後といわれる経費が、大きな重しになっていますし、機器や通信費の負担が馬鹿にならないのです。

日本において診療所規模で、キャッシュレス決済が進むとすれば、それはやはりQRコード決済が、一番現実的ではないでしょうか。ただ、果たして高齢者がスマホを持ち歩くことが現実的なのかどうか。日々、高齢者の患者さんと接していると、実現にはかなりの高いハードルがあるように思えるのです。昨日も100歳を超える患者さんが、二名来られました。最近は100歳を超える患者さんが来られても、あまり驚かなくなりました。その様な場合、当然一人で来られていることはありませんので、家族の方がスマホを持っていれば、決済は可能になるかもしれません。

スマホ決済であれば医療機関の方で特別な機器を揃える必要もありませんし、QRコードを印刷すれば済むことです。レセプトコンピューターにQRコードの印刷ソフトを導入すれば、領収書の発行と同時に、QRコードを印刷し、患者さんに決済してもらえば、それで終了です。その手順であれば、決して実現不可能な工程ではありません。

最近、相次いで行われている、QRコード決済のキャンペーンが功を奏して、日本人の間で、QRコード決済が急激に進むことも考えられます。インターネットの高速通信回線が、まだ珍しかった頃、ヤフーがモデムを無料で配布し、ADSL回線のキャンペーンを打ったことがありました。あれによって、それまで NTT の回線が主流だったものが、一気に高速回線に乗り換えられました。あの再現を、ヤフーやソフトバンクは、目指しているのでしょう。思惑通り、事が進むかどうかはまだ分かりません。かなりの規模の誘導策が取られないと、現状の現金至上主義が変わることは難しいはずです。しかし変わる時は一気に変わるものですから、どうなるかは、これからの政策次第です。

■さて、懇親会の席でたまたま隣り合わせた、スルガ銀行の方が私と同じ趣味を持っていることに驚きました。テニスとランニングです。そのレベルは、私などより数段上のレベルだということは、話していてすぐに分かりました。それでも、同じ趣味を持っているということで、話がとても弾みました。また職場での彼の先輩を、私がたまたまロータリークラブを通じて知っていましたので、話題が途切れることがありませんでした。ランニング仲間で集まってサークルを作り、コーチを中心にトレーニングをしているそうです。お話を聞いていて、私も一度参加してみたいと思いました。本当に思いもかけない出会いというか、知り合いを作ることができて、望外の時間を持つことができ、有意義な会でした。

喜ぶ顔

■20190216(土曜日:晴れ)

ゲレンデの途中にある白樺の木です。滑っていても、これがわかりやすい目標になります。

■今朝は走りませんでした。Sunが東京での仕事のために6時40分の電車に乗らなければならず、私が駅まで送っていったのです。走ってしまうと間に合わなくなってしまいます。玄関を出て富士山を見ると、いつもの年ですと真っ白な帽子をかぶっているのですが、もう今年はほとんど雪がありません。1月にほとんど雨が降りませんでしたから、致し方ないのでしょう。あの程度の雪の降り方で、富士山からの湧き水の量が維持できるのか心配になるほどです。

■週刊現代に掲載された「カレーハウスCoCo壱番屋」の創業者、宗次徳二氏の記事には色々考えさせられました。70歳の宗次氏の人生は、まさに波瀾万丈でした。実の両親も知らず、物心がついたのは、兵庫県尼崎の孤児院でした。三歳の時に尼崎で雑貨屋をしていた、宗次夫婦に引き取られました。養父がギャンブル依存症のために有り金を使い果たし、生活破綻の状態でした。電気もなく、家具と言えばリンゴ箱が唯一の家具だったそうです。ろうそくの明かりで生活をしていました。宗次氏は連れて行かれたパチンコ屋で落ちている吸い殻を拾うように言われ、タバコが好きだった養父のために、ポケットいっぱいに拾い集めると、父は喜んでくれたそうです。宗次氏は、こう語っています。

父には父なりに私への愛情があったのだと思います。怒ることはあっても、出ていけとは一度も言いませんでしたから。だから、父への恨みは一切ありません。自分が不幸だとも思いませんでした。当時は日本全体が裕福ではありませんでしたし、他の家庭がどうなっているのかも知りませんでしたから。ただ、父が喜ぶ顔を見るのがとても幸せな時間でした。

高校卒業後、就職した不動産会社で知り合った妻に喫茶店をさせて、自分は不動産業を続けようと思っていたそうです。ところが、喫茶店オープンの当日、喜ぶお客さんの笑顔を見て飲食店経営に心を奪われ、その日の夕方には不動産業を廃業し喫茶店を手伝う、と決心したそうです。独特の営業方針の為に名古屋ではなかなか受け入れてもらえず、生活も決して楽ではなかったようです。場末の喫茶店の店主だった宗次氏が、最初に作った標語が「お客様/笑顔で迎えて/心で拍手」でした。宗次氏は、これは私にとって「日本一の標語です」と語られています。

やがて、喫茶店の経営も軌道に乗り、3号店を出されました。それはカレー専門店でした。妻の作るカレーが、喫茶店で好評だったのが始まりだそうです。カレー専門店を出すにあたり、東京の有名カレー屋を食べ歩きましたが、宗次氏が出した結論はこうでした。妻の作るカレーが一番美味しい。「ここのカレーが一番や」。CoCo壱番屋の誕生です。

開店から四十一年経った現在では、全世界に 1,500 店舗近くを展開するまでになりました。宗次氏は、こう語っています。

二十五歳から五十三歳で引退するまで、真面目にコツコツやっていたら、知らない間に大きくなっていたというのが実感です。毎期の目標を必達でいくために、まずは誰より自分が一生懸命になろう、と思ってやって来ました。失敗する経営者は、途中でよそ見をしたり、油断したりしたのではないかとしか考えられないのです。だって、私みたいな人間でも、やり続けたらこうなったのですから。

53歳で引退後はハウス食品に持ち株を譲渡した私財をもとに、困っている人達を助ける活動を続けています。宗次氏はこう語っています。

妻と稼がせていただいたお金は、自分たちのものではなく、一時預かりという形にして、世の中に返していこうと決めていました。

記事は最後に、こう結んでいます。

宗次氏の生き方は、りんご箱越しに養父の笑顔を見た幼少時代から変わらない。だから、今日もコンサートホールの前に立ち、笑顔で人を迎える。心の中で盛大な拍手を打ち鳴らしながらーーー。

宗次氏と同じように、辛く壮絶な幼児期を送った人間は、とても多いはずです。こどもの頃に受けたトラウマが、その後の人生を狂わせてしまう、とはよく言われることです。しかし、当然のことながら、全員がそのトラウマのために歪んだ人生を送る訳ではありません。「嫌われる勇気」を読んでいて、そこに書かれていたこと。アドラーは決してトラウマを認めなかった、そのトラウマを本人がどう解釈するかが大切なのだ、という言葉を思い出しています。

キャッシュレス決済

■20190215(金曜日:曇)

ハノイのホアンキエム湖です。市民の憩いの場です。

■今朝は走りました。6.03キロを走り通算56.86km残り13日で43.13kmの所まで到達しました。今月は28日しかありませんので、通常よりも3日、日数が少ないので、いつもと同じペースでは間に合わなくなりますので、早め早めに走っておかなければなりません。今のところ目標ラインを、少し超えた程度のペースになっています。

昨日は午後から静岡医療センターで冠動脈の造影検査を受けました。以前インフルエンザに罹った時に撮ったCT像で、冠動脈に石灰化が見られたので、念のために検査を受けた方が良いだろう、という助言を受けました。検査は予約をしてくれてありましたので、とてもスムーズに進み、造影剤を静注した時に、体が熱くなるような変化がありましたが、特に苦しいことはありませんでした。

驚いたことの一つに、静岡医療センターでは支払いをクレジットカードで行うことができました。銀行の ATM のように機械が全てを処理してくれました。クレジットカード決済は、とても便利なのですが、経費として3%を取られるようです。つまり、病院側にしてみると収入が3%減るということになるわけです。これは経営的には随分大きい数字だと思われます。日本では一般の飲食店、個人経営のような小さな飲食店ではクレジットカードでの支払いは断られることが多いのですが、これはこの3%の手数料が障害になっているようです。中国でキャッシュレス決済、つまり、QRコードを用いた決済が、ものすごい勢いで進んでいるのは、この手数料がほとんどかからないことが大きな要因になっているようです。中国においてキャッシュレスが進んでいるのは、このように便利な上に、負担がないという点が大きな力になっています。

こどもの日

■20190214(木曜日:曇)

昨年ハノイで見かけた光景です。夕暮れ前に、ジョギングをしていて遭遇しました。

■今朝は走らずにゆっくり休みました。とはいえ、目覚まし時計は5時45分に合わせてありました。色々処理しなければならない事が残っていたのですが、朝走ってしまうと仕事を始めるまでに時間が取れないのです。今朝は、これまでに残っていた新聞の切り抜きを、スキャンして保存しました。

今日は午前中で仕事は終わるのですが、検診を受けるために、午後から静岡医療センターに行かなければなりません。先月インフルエンザにかかった際に、肺炎が心配でしたので、CTを撮ってもらったのですが、冠動脈に石灰化がみられると指摘されました。その事を知り合いの心臓外科の先生にお話したところ、冠動脈に狭窄がないかを、念の為に精密検査した方が良いと言って、手配をしてくれました。頂いた紹介状を持って、午後から受診する予定です。しかも今夜はロータリークラブのテーブル会がありますので、本当に忙しい一日になりそうです。

■さて、先日の新聞に言葉の解説が掲載されていました。「こども」の表記をどうするかという問題です。新聞には「子ども・子供・こども」など、いくつかの表記が使われています。現在、こどもは単数でも複数でも用いられますけれども、本来「ども」は複数を表す接尾語のようです。以前は「子等・子共」と表記していたようですが、その後「供」の字が当てられるようになりました。ただ「供」には、従者、隷属の意味があり、将来ある大切な「こども」の表記には差別的で、ふさわしくないということで、「子ども」が使われるようになったようです。現在では新聞や公用文書などに、よく使われています。

しかし、差別的という点では、「子」にも問題があるようです。以前「子」は主に男の子を指しました。息子と娘のことを「子女」ということなどにも表れています。これらのことから現在では、「国民の祝日に関する法律」では、「こどもの日」と平仮名になっています。なかなかに難しい問題のようです。

ゴマ信用

■20190213(水曜日:曇)

ハノイ市内のホテル前に展示されていたクラシックカーです。

■今朝は走りました。昨夜は目覚ましを5時45分に合わせていたのですが、今朝はちょうどキリよく5時少し前に目が覚めました。ここでもう一度寝込んでしまうと、起き出すのがとても辛くなりますので、そのまま起き出して走る準備を始めました。今日はビニールゴミの日ですので、玄関においてある袋を持って、所定の公園前の場所まで行って、袋を置いてから、いつもの準備運動する場所に向かいました。結局今日は1時間8分走り走行距離は9.763キロ、総計が50.82キロ、残り15日で49.17kmまで来ました。

昨日は夜の10時から、クローズアップ現代プラスを観ていたのですが、途中で切り上げて床に入りました。番組では中国における、ゴマ信用の普及ぶりと、その影響力を報じていました。日本では想像もできないほどの力を、持ちつつあるようです。広大な中国本土において、いわば共通の度量衡とでもいうべき存在になってきています。ひょっとすると、それは秦の始皇帝が共通の度量衡をつくりあげて以来の、社会的基準になるのかもしれません。学歴や門閥を超えて、人を判断する際の基準になっています。950点満点で採点されている、その数字は、日々の行動を基準に採点されています。巨大なIT企業である、アリババが人工知能を駆使して、数字をはじき出しているわけです。

キャッシュレス時代

■20190212(火曜日:晴れ)

ベトナムの首都ハノイには、フランス統治時代に建てられた西洋建築が多数存在しますよね。その中でも、パリのオペラ座「ガルニエ」を模して造られたとされる市民劇場NHÀ HÁT LỚN HÀ NỘI(オペラハウス)は、馬蹄形の客席を持つ本格的なオペラ劇場で、現在でも連日公演が行われてます、とあります。

■今朝は起き出して走るつもりでしたが、いささか疲れてしまったようで、そのまま休みました。日曜日には静岡で講習会があり、月曜日にはいつもの楽しい仲間でゴルフを久しぶりにしました。大の仲良し、大村さん、久松さん、植松さんの4人組です。それぞれ皆さんが、お忙しい方ばかりですので、なかなか都合をつけるのは容易ではありません。特に久松さんは次年度から大役が回ってきたようで、そのために、まさに東奔西走の毎日を送っています。役というのは回ってきたら受けて、そして自分にできる限り精一杯務める、その繰り返しが人生なのでしょうね。

昨日のゴルフは相変わらずでした。いいショットと悪いショットは入り乱れて、良いショットも決して続きませんでした。OBを続けて出してしまったり、ミスショットを連発したり、本当に情けない限りですが、それが今の実力です。致し方ありません。

■テレビを見ていると、ニュースなどでは、「キャッシュレス時代」というのがキーワードになっています。突然何か押し寄せてきたかのごとく、キャッシュレスのオンパレードです。2018年の日本の国際観光客到着数、訪日外客数は3,100万人余りと推計されていますが、日本政府は2020年までにはこの日本の国際観光客到着数を4000万人、そして2030年までには6000万人とする目標を発表しています。日本に来てみて困ることは色々あるのでしょうが、まずはお金の問題です。つまり日本では日本円しか使えません。例えばベトナムなどでは、ベトナム・ドンでも、あるいは米ドルでも買い物をすることができます。中国ではスマホによる、QRコード決済が広く行き渡り、多くの人が現金を持ち歩ことが、ほとんどないそうです。そういう生活に慣れた人が日本に来て、紙幣や硬貨を持ち歩かなければならないのは、とても不便だと思います。

また昨日のニュースで報道されていましたけれども、この紙幣や硬貨を社会として維持管理するための経費というのは、バカになりません。実際に紙幣や硬貨を発行する費用、あるいは ATM などの機械を維持管理する費用、そしてそれぞれのお店で毎日営業が終わった後に、現金のチェックが必要になりますが、人件費も含めて、その経費がまたバカにならないのです。推計によれば、合計1兆円以上の経費がかかっているとのことです。

もし、QRコード決済などの方法でお金のやり取りが済むようになれば、こうした維持管理費が要らなくなる訳です。これは社会全体としても、決して無視できない額なのです。またそうした決済方法によって得られた情報によって、新しいサービスが生まれてくる可能性が十分ありますし、実際中国ではそうしたサービスが開発され、毎日のように更新されているのです。現在、日本はこうした決済方法に関して、百花繚乱の様相を呈していますが、いずれ落ち着くところへ落ち着いて、誰もが気にすることなく、当たり前に使えるサービスになっていくでしょう。

米朝首脳会談

■20190211(月曜日:曇)

ハノイの中心街です。ホアンキエム湖のすぐそばです。

■昨日は午前中、静岡で講習会の講師をし、そののち家に帰りました。帰ってきてから昼食をとり、ブログを更新して一休みしました。迷ったのですが、4時過ぎから走ることにしました。曇り空で風も冷たかったのですが、走っておかないと後が大変になりそうですので思い切って走りました。6.09kmを走り、今月は総計41.06kmとなり、残り17日で58.93kmが残っています。月100キロの目標に対して、予定通りというところでしょうか。それにしても、体の重いことには参りました。前に進もうと思うのですが、足がなかなか前に行かないのです。とにかく1歩1歩と思いながら膝を上げ、足を前に出すことだけを考えて走り終えました。今月も、なんとしても目標を達成しなければなりません。

■新聞によれば、トランプ大統領がTwitter上で2回目の米朝首脳会談をハノイで行うことを発表しました。事前の予想ではダナンで開催されるのではないかと言われていましたが、どうも金正恩書記の希望で、ハノイになったようです。トランプ大統領に対しては、マスコミはとても批判的です。アメリカ社会を分断し、争い事が耐えない状況を作り出していると、批判を繰り返しています。しかし、私はトランプ大統領を、むしろ好意的な眼差しで見ています。何よりトランプ大統領になってから、戦争が起きないどころか、収束する方向へ向かっています。シリアがその典型です。アメリカ社会の分断は確かにその通りです。しかしそれは何もトランプ大統領が、もたらしたものではないのです。

アメリカのテレビドラマ、ロー&オーダーを見ていると、21世紀に入る前からアメリカでは、不法移民の流入によって、様々な厳しい問題が起きていたことが、うかがわれます。1000万人を超える不法移民がアメリカに流入し、職に就いているわけですから、アメリカ一般市民の雇用が奪われているのは間違いありません。不法移民は発覚を恐れて、弱い立場に置かれるために、弱みを握られ、考えられないような低賃金で働かされているのです。つまり、不法移民の流入によって、低賃金へ低賃金へと向かってしまうのです。

移民の人権を守ろうとするのはリベラルな立場から当然なのでしょうけれども、結果として一番利益を得ているのは、雇用主である資本家ということになります。リベラルと言われる人達が、一面とても胡散臭いのは、こうした現実があるからです。それに対して、いわゆる貧しい白人達が立ち上がり投票所に向かった結果が、トランプ大統領の誕生だったのです。日本にあてはめて考えてみれば、派遣労働者の皆さんが揃って投票所に出向き、投票の結果、自民党政権が倒れるようなものです。グローバリズムに対する反旗を翻しているのです。マスコミがそのことに対して、あまり真摯に取り上げてるようには、私には思えません。それが、とても不思議です。

発見

■20190210(日曜日:曇)

サホロスキー場から見た十勝平野です。最高の眺めです。

■今日は9時半から静岡で、眼科コメディカル研修会が行われました。この研修会の担当幹事が東部眼科医会会長と決まっていますので、自動的に私が開会の挨拶とコ・メディカルの皆さんに対して、一般的な心構えなどの話をしなければなりません。眼科コ・メディカルとは、眼科クリニックにおいて、眼科医以外の医療を支える皆さんのことです。病院というのは、医師がいなければ何も始まりませんが、しかし医師だけで運営できるものでは、もちろんありません。

受付から始まり会計まで、病院というのは様々な過程を経て診療がなされます。どの過程が間違っていても、全体がおかしくなってしまいますので、どれが軽くて、どれが重いということはないのです。病院の印象というのは、医師の応対はもちろんですけれども、現実的には受付などのスタッフの印象が、とても大きいのです。どんなに小さなクリニックであれ、働くスタッフが調和を持って働けるかどうかは、時間と忍耐と意思の疎通が欠かせない、時間のかかる作業なのです。

今日は1時間以上に渡って、その点を力説しました。79名の参加者に対して、皆さんにはとても大きな力があるのです、病院の印象というのは皆さんの力で決まるのです、と何度もお話ししました。

今回は初めて、Googleスライドを用いてお話ししました。何が良かったかといって、皆さんにはスクリーン上のスライドしか見えないのですが、私のパソコンの上には、小さなスライドの映像の横に、画面の半分ほどを占めて原稿が映し出される点でした。

静岡の会場で、WiFiが使えるとは知りませんでした。したがって昨日の夜から、WiFiのない環境で使える訓練をしていました。つまりスマートフォンのテザリング機能を使う方法です。私のスマートフォンは、LINEモバイルの通信を使った、SIMフリータイプのHUAWEIのP10 light ですが、テザリング機能が使えるかどうか心配だったのです。結果として全く問題なく使うことができました。途中で切り替えると、挙動がおかしくなる可能性もあるので、そのままテザリングで切り抜けました。

三十分前に会場に入り、とにもかくにも、まずパソコンのセットアップに取り掛かりました。パソコンと言っても、私はiPadを用いてプレゼンを行っています。ウインドウズ・パソコンは当てにならないからです。iPadから、Googleドライブを呼び出し、その中に保存された、Googleスライドを再生するわけです。プロジェクターとのコネクターは、D-subであることを前もって確認しておきました。このコネクターの形式は、とにかく大切な点です。現在はHDMIタイプが主流になりつつありますが、会場によっては古いタイプのD-sub 型のものもあるのです。形状が異なっていると、当然のことながら、接続ができませんので、プレゼンができないという状態になります。そうしたことでプレゼンができずに、困り果てた講演者を、私は何度か見たことがあります。講演慣れしている先生方は、両方が使えるようにコネクターを2種類持って来られますけれども、私も念のために、いつも2種類持って出かけています。

現在使用しているiPadは、結婚記念30周年を記念して購入したものですので、もうかなり古いタイプのものです。購入したのが、2012年だったはずです。つまりは処理速度が、最新式の物に比べれば、かなりのんびりした性能なのです。それでも、さすがはiPadです。今でも充分、私が行う程度のプレゼンであれば、問題なく行うことができます。

それにしても、改めて便利なことに感激しました。つまりは、スクリーン上に写っているスライド画面と、自分のiPadに映っている、小さなスライド映像プラス講演原稿の画面です。スライド原稿を印刷する必要もありません。しかもその時にスクリーンに写っているスライドの原稿が、自分のパソコン画面に出てきますので、原稿とスライドがずれてはいないか、と心配する必要がないのです。これは演者にとっては、とてもありがたく、安心できることなのです。

そんなことは当たり前だ、とパワーポイントを使い慣れしている方には、言われそうですが、知らなかった私には、その安心感、ありがたさに感激した、今日の講演でした。

積雪

■20190209(土曜日:曇)

あと10分ほどで富士山静岡空港です。いったん駿河湾に出てから着陸のコースに入ります。

■今朝も走りました。昨日の朝も走ったのですが、その時に痛めた、というか痛み出した右のふくらはぎは、昨夜お風呂に入ってから湿布を貼って休んだのですが、今朝起きた時はまだ違和感がありました。5時45分に目覚ましを合わせて、起きるつもりだったのですが、ちょうど1時間前に目が覚めてしまいました。そのまま起き出して走る準備をした方が、スムーズだったのかもしれませんが、もう一度布団の中に入って、1時間後のめざましまで休むことにしました。こうした場合、目覚ましで起きることはなかなか難しいことになります。睡眠のリズムが2時間から3時間のようですから、1時間では、やはり短すぎます。

ということで、今朝は準備をして走り出したのが6時15分頃でした。玄関を出て薄暗いとは言っても、ペンライトが必要なほどではありませんでした。結局6.04kmを走り、総計34.97km残り19日で65.02kmに達しました。心配した右脚のふくらはぎの痛みも、20分ほど走ってる間に筋肉も温まってきたのでしょうか、違和感も和らいで、走り終わる頃には、あまり気にならなくなりました。筋肉というよりも、腱鞘炎だったのでしょうか。

■今朝の天気予報では、北関東では8センチの積雪とのこと。静岡では、今のところ降りそうにないのですが、はたしてどうでしょうか。高崎は大丈夫でしょうか。Takuは寒いのには、あまり強くないようですから。

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