■20190621(金曜日:曇)
梅雨の合間の青空です。雲が流れていきます。
■昨夜は令和元年度東部眼科医会講演会が開催されました。今回のテーマは人工知能についてです。
1. 「医療におけるAI(人工知能)の現状と未来」
富士通理事 首席エバンジェリスト 中山五輪男(なかやま・いわお) 様
2. 「黄斑疾患に対する画像診断の進歩とAI(人工知能)の可能性」
名古屋市立大学 准教授 安川 力 先生
と、二人の講師にお越しいただき二時間の間、大変興味深く拝聴しました。中山さんのお話では、内閣府が「Society 5.0 」という構想を推し進めていることを知りました。未来像です。ビデオを見ることができましたが、こんな便利な社会になるのだ、という具体的なイメージが盛られていました。
安川先生の講演では、深層学習を用いた AI を搭載した診断機器が現実のものになりつつあることを知りました。 最終的には人間が決定しなければいけないのでしょうが、検診業務などは、こうした機器のとても良い適応ではないかと私などには思われます。多くの資料を短時間に判断しなければならない作業では、人間には避けられない疲労や思い込みといった弱点を克服することが難しいように思います。こうした作業に人工知能は最適なのではないでしょうか。
講演後に 、遅めの夕食をご一緒しましたが、講演会場では聞けない様々なお話を伺うことができ、大変楽しい時を過ごすことができました。 まさに今が旬のお二人ですので、今後の益々のご活躍が楽しみです。眼科医会の先生方にとっては、いささかとっつきにくい内容だったかもしれませんが、 企画をした自分としては、多くのことを知ることができ、大変有意義な一日でした。
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