■20191014(月曜日:曇)
■昨日の夜は、つるちゃん夫婦と定例の夕食会を開きました。大してアルコールを飲んだ記憶はないのですが、疲れもあったのでしょうか、いささか二日酔いになってしまい、朝方眠れなくなってしまいました。アルコールの度が過ぎると私は、いつも肩が凝って頭が痛くなってしまうのです。横になって寝れなくなります。これはとても辛いのです。ところが不思議なことに、寝床を離れて立っていると辛くないのです。
ということで、今朝は思い切って走ることにしました。今日は LSD を敢行する予定だったのですが、さすがにこの調子では無理だと考え、いつものコースを走りました。6.08kmを走り、これで今月は8回のランで56.50km。残り17日で43.49kmのところまで来ました。
■さて今朝の東京新聞論説室から「私説」欄には、『弁護士立会権は?』と題されて書かれています。新聞にはこう書き出されています。
日弁連は徳島で開催した人権擁護大会で、取り調べの際、弁護人の援助を受ける権利の確立を求める宣言を採択した。その前提には「日本の刑事司法制度は国際的水準に達していない」という認識がある。
たびたび誤認逮捕が報道されるのですが、今年の7月には愛媛県警が窃盗事件で女子大生を誤認逮捕しました。今月3日には裏付け捜査を怠ったことが原因との調査結果を明らかにしましたが「任意性を欠く違法な取り調べはなかった」と、自白の強要は否定しています。
ところが女子大生は「自白の強要をされたという認識に変わりはない」と反論しています。紙面では、いまだにこんな水掛け論になるのかと嘆かわしい、と書かれています。最後に筆者は、こう結論付けています。
密室でのやり取りに、事後検証が不可能に近いからだ。弁護士の立会いが任意段階から認められていれば、誤認逮捕という人権侵害もなかったはずだ。
まことに、その通りに違いありません。未だに実現していない日本の刑事司法制度は中世のままだ、という外交からの批判は、当たらずとも言えず遠からず、なのではないでしょうか。
ひょっとすると、この点も戦前から、あまり変わっていないのかもしれません。
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