■20191030(水曜日:晴れ)

2019/10/22 早朝のハノイ・ノイバイ国際空港です。

■今朝は走りました。日曜日に、たくと2人でハーフマラソンを走りましたので、疲れがなかなか抜けませんでしたが、今月も明日を残すのみとなってしまいましたので、なんとしても今日中に残りの5キロを走って、月100キロ走の目標を達成しておかなければなりませんでした。これでなんとか今月も目標を達成でき、連続 56 カ月間、月100キロ走の目標を達成することができました。

先日のハーフマラソンで、自分自身の持久力や走力の不足を改めて思い知ったのですが、とりあえずは今の月100キロ走という目標を続けていくしかありません。もう少し異なったトレーニングを取り入れて負荷をかけないとダメなことは自分ではわかっています。高野コーチの指導が、やはり今の自分にとっては一番必要なのだろうと頭ではわかるのですが、現実にはなかなかそれを実行するのは困難なのです。

さて昨夜は、久しぶりに友人の古屋先生と夕食を共にしました。月に1回程度のペースで楽しく歓談する場を設けています。私がベトナムから帰国しましたし、またハーフマラソンも走りましたので先生もそんな話を聞きたいと、とても楽しみにしてくれていました。3時間以上2人で楽しくさまざまな話題について、食事とアルコールを交えて語り合うことができました。

その中で、炭水化物ダイエットの話が出ました。当然のことながら、小児科医である先生は、そうした食事療法については詳しくご存じでしたが、私自身が試してみて、記録をつけた自分の体重グラフをお見せしました。

二か月ほど前から、昼ごはんのお弁当についてくる白米の摂取量を3分の一程度に減らしました。あとは全く以前と変わらない食事と運動を続けているのですが、たったその1回分の白米の摂取量を減らしただけで、体重を示すグラフが見る見る右肩下がりに下がっていったのです。

これには正直私自身が一番驚きました。特段運動量を増やした訳でもありませんし、特別な食品を食べるようになった訳でもないのです。ただ昼ごはんの白米の量を3分の一に減らしただけなのです。確かに毎回の食事における炭水化物の量を意識して、増やさないようにしていることは間違いありません。元々野菜中心の食生活で、いわゆるベジタブルファーストの習慣がありますので、その点も影響しているかもしれません。

ところがある、がんセンターの病院食の話になって大変驚きました。その病院では毎回の食事に白米が150グラムも出てくるというのです。1日150グラムの間違いではないかと最初は思いました。なぜなら、低炭水化物食、いわゆるロカボ食と言われるものでは、1日の炭水化物摂取量を120グラム程度とされています。

炭水化物を多く取れば当然血糖値は上昇しますし、それによって分泌されるインシュリンの量も多くなります。私の読んだある本によれば、癌細胞の栄養源はブドウ糖のみであり、またインシュリンは癌細胞の増殖を促進するそうです。糖尿病の患者さんではガンの発生率が他の方に比べて高い、というのは間違いのない事実のようです。

そんなことを本で読んでいたので、この癌センターでの病院食の白米量には大変驚きました。何か深い理由があるに違いありませんが、私の知っていた常識と真逆でしたので本当に驚きました。