■20191107(木曜日:晴れ)

ハノイ市内のとある通りです。小学校から帰る子ども達を待つ親御さん。

■今朝は走りました。昨日の朝は走ろうと思いながら、疲れのためか起き出すことができずに走れませんでしたが、今朝はわりとすんなりと起き出すことができ、準備の後にスタートすることができました。いつものコースを6.10km走り、これで今月は4回のランで28.08kmを積み重ね、残り23日で71.91kmのところまで来ました。

■昨夜は医師会の恩賜基金表彰式並びに長寿祝賀会があって、友人の先生が、古希と喜寿で表彰されるということで、私も楽しく懇親会に参加させていただきました。若い頃からお付き合いを頂き、ご指導いただいてきた先生方が、こうして区切りの年に表彰されるのを拝見すると、本当に時の経つのは早いものだと感じるばかりです。

そして、あと5年もすれば、私も古希の表彰を受ける立場になってしまうのです。本当に恐ろしいことです。

■さて今朝の写真は、今年訪れたベトナムハノイのある午後の風景です。私はスーパーに行ってお土産の買い物をしようと思って、ぶらぶら歩いていたのですが、ある通りに入った時に驚きました。歩道沿いにバイクが数珠繋ぎに並んでいるのです。

そして学校と思われるところから、子供達が山のように出てきたのです。バイクは子供さんを迎えに来ていた親御さん達が駐車していたのです。

経済発展著しいベトナムでは、中産階級も右肩上がりに増えているのでしょう。そうした人々が力を入れるのが、まずは子供の教育です。良い教育を受けさせ、良い学校を卒業させれば、未来が約束されるのです。

制服に身を包んだ、かわいい子供たちがたくさん、学校から出てくるのを見ていると、何十年も前の日本にタイムスリップしたかのような錯覚を覚えました。あの頃の日本の親御さん達と同様に、ベトナムの皆さんも明るい未来を信じて、毎日を懸命に送っているに違いありません。

もちろんこうした明るい面だけがベトナムにあるわけではありません。先日はイギリスで、不法入国のためトラックに押し込められたベトナム人が、何10人と亡くなっているのが発見されました。

農村では、まだまだ貧しい人達が多く、一攫千金を夢見て外国に出稼ぎに行く人たちが、まだまだ沢山いるのです。

もちろん、日本にも数多くの人々が出稼ぎに来ています。日本に滞在している外国人として最も多いのは、今ではベトナム人である、という記事を新聞で読んだことがあります。

ただの安い労働力としてしか彼らを見ていないと、いずれ日本も必ず痛い目に遭うに違いありません。それは諸外国の現実が如実に物語っています。