2023 年 09 月 02 日 TakuとMasato とNonと一緒に訪れた熱海初島です。

月: 2020年10月 Page 1 of 4

草津温泉へ

■20201031(土曜日:晴れ)

ベトナムのお店の様子です。昼ごはんを食べました。お供え物ですね。

■今朝は5時半まで、ゆっくりと休みました。月100 km 走の目標を、昨日達成していましたので今朝は休養日です。今朝は起きてから、すぐに朝食を摂りました。

今日は食パンが切れていたので、納豆におからパウダーを加え、エゴマ油と練りあんこを加えて、80回かき混ぜた独自の納豆を食べました。いつもはバターを塗った食パンをトーストしてから、その上に納豆を乗せるのですが、今朝は納豆だけで食べました。最後はいれたてのコーヒーとカスピ海ヨーグルト、そして柿を半分だけ食べました。

朝食後は洗車をしました。仕事を終えてから、今日は草津温泉に行く予定です。Taku一家と合同温泉旅行です。Googleマップでは、我が家から草津温泉までは4時間10分ほどと教えてくれていますので、何とか明るいうちに辿り着けるようにしたい、と計画しています。

■NHKスペシャル「映像の世紀」は何度観ても飽きることがありません。20世紀は、まさに映像の世紀でした。動く映像が大衆の前に現れ、熱狂させたのです。そして記録として残りました。

100年前の世界が、どのようなものであったか、そして人々はどのような思いで暮らしていたのかは、文字だけでは分かりにくいものです。ところが映像の前では、有無を言わさず、その時代に舞い戻ることができます。

もちろん特定の映像だけを提示されれば、間違った印象を植え付けられることは必定です。印象操作です。映像が100%正しいわけではないことは、充分心に刻んでおくべきです。それを理解した上で、膨大な映像を探索することは、人類の犯した多くの誤りを知り、未来への糧とする貴重な資料です。

■さて診療が終わってから、大急ぎで草津温泉まで向かいました。愛鷹スマートインターチェンジから東名高速に乗り海老名インターで圏央道に乗り換え、続いて関越道で草津温泉に向かいました。 途中八王子で渋滞に巻き込まれ30分ほどはノロノロ運転で進むしかありませんでしたので、事前の予測では4時間10分ほどで着く予定でしたが、この渋滞のために着いたのは17時を過ぎていました。明るいうちに到着したいと思っていたのですがなんとかギリギリセーフというところです。

Takuたちは、私達よりも30分以上前に到着していました。 伊香保温泉から草津温泉までは52キロとありますから、以前伊香保温泉に出かけた時に比べれば、さらに時間がかかるのは当然です。予約してあったホテルは草津温泉でも屈指の規模を誇るホテルで、長さ30 M の大浴場が自慢のようです。到着し5人で部屋に行き、お腹の空いたMasatoに食事を与えて一段落した後に、私とTakuでお風呂に行きました。

5人揃って夕食です。まずは乾杯。

とにかく食事を楽しくいただきましたが、さすがに生後9ヶ月のMasatoには、辛い時間帯のようでした。はやめに部屋に帰ることになり、Yukoさんは満腹とまでは行かなかったようです。

急遽

■20201030(金曜日:晴れ)

ベトナム・ハノイのフォーのお店です。

■今朝も走りました。いつものコースを6.09 km 走り、これで今月は15回のランで合計103.52 km を積み重ね、2ヶ月ぶりに月100キロ走の目標を達成しました。

今年は1月から8月まで、ずっと目標を達成していたのですが、それまでの疲れが溜まってしまったのか、9月は途切れてしまいました。10月に入り天候も回復し暑さも遠のきましたので、走っていてもとても楽でした。

寝ている間、空調を一晩中稼働させ室温を一定にさせたことも良かったようです。やはり熟睡できないと早朝に走ることは、とても難しいのです。

今年はあと2ヶ月残っています。9月の未達成は致し方ないものの、それ以外はすべての月で目標を達成することが今の目標です。

■さて昨夜は、本当に久しぶりに勉強会が開催されました。静岡網膜硝子体フォーラムです。ところが東部のある病院で新型コロナウイルスのクラスターが発生してしまい、講演会が始まるまで、てんやわんやの大騒ぎとなってしまいました。

急遽最初の講演の座長役が私に回ってきてしまい、開会の挨拶だけで済むと思っていた自分としては、大いに慌ててしまいました。予定にありませんでしたので、老眼鏡も持って行きませんでした。

演者の先生の経歴を紹介する段になって、はたと困りました。室内がスライド投影のために少し暗くなっていたためもあったと思いますが、細い字が読みにくかったのです。

間違えるわけにはいきませんので、本当に大いに慌てました。立ち上がって少し距離を取って、光の加減を工夫して、なんとか無事に紹介を終えることができました。

Web参加の先生方も多く、会場には数名の参加者しかいないため、なんだか拍子抜けなのですが、とにかく無事に終わってホッとしました。

■さて今日はゆっくりとして、明日の準備をしなければなりません。Sunの誕生祝いと私の月100キロ走達成祝いは、明日のお楽しみです。Masatoに会えるのも楽しみです。

五輪終

■20201029(木曜日:晴れ)

ベトナムの牛肉フォーです。昨年出かけた時に、ハノイで夜食に食べました。美味しかったです。

■今朝も走りました。 昨日も8.28 km を走りましたので、今日は休んで明日頑張ろうかとも思ったのですが、今月こそは目標の月100 km 走を達成しなければなりません。

結局今日はいつものコースを6.08 km 走り、これで今月は14回のランで通算97.43 km を積み重ねました。残るは、あと2日で2.56 km です。土曜日は仕事終えてから出かけなければなりませんので、できれば明日の朝、三日連続で走って目標を達成したいと思っています。

■さて今朝の東京新聞「本音のコラム」欄では青山学院大学名誉教授三木義一さんが「オリンピック中止?」と題して書かれています。

IOC から日本政府に来年のオリンピックパラリンピックの中止が正式に通告された、という内容の書き込みがネットでなされています。

これまで、この問題についていくつもの本を書かれている方の書き込みでしたので、いわゆるガサネタではないようです。もっとも大手の新聞やテレビでは一切報道されていません。

昨夜の NHK ニュース9ではブラジルのパラリンピック代表選手を取り上げ、むしろオリンピックに向けて国民の士気を高揚するような内容の報道をしています。

三木さんは組織委員会の活動に疑問を投げかけています。自分達は高額な報酬を得ていながら、オリンピックで働く医療関係者はボランティアということで、報酬は一切無しで働かせようとしています。

三木さんは最後に、こう書かれています。

「自分達は高額な報酬を受け取っていて、周りにはオリンピックに協力させてあげるのだからボランティアだ、という姿勢が嫌でならない。もうお医者さんに宣言してもらうしかない」

「お医者さんに?」

「そう、わしには言えんな!。五輪終です、なんて」。 

元号使用

■20201028(水曜日:晴れ)

ベトナムの食事です。ヘルシーで野菜たっぷりです。免疫力を高めてくれそうです。

■今朝は走りました。昨日の朝も走るつもりでいたのですが、なぜかスマホを食堂に置き忘れてしまい、目覚まし時計がないまま寝てしまいました。おかしい、おかしいと思いながら目覚めた時には、6時半になっていました。

昨夜はスマホのタイマー設定をしっかり確認し枕元に置きました。今朝は少し長めに走るつもりでしたので4時半にタイマーをセットし目を覚ましました。起きだして準備をし、ビニールゴミを所定の位置へ運び準備運動の後、走り始めました。

今朝はいつもより長めに8.28 km を走り、これで今月は13回のランで91.34 km を積み重ね、月100 km 走まで残り3日で8.65 km となりました。ようやくゴールが見えてきました。

今週は31日の土曜日に、仕事終えてから草津温泉に出かけ、Taku一家と一緒に夕食を楽しむつもりです。 その場で私の月100 km 走達成を祝ってもらうのが楽しみです。

今年は1月から8月まで長い梅雨の時期、そして猛暑の期間を無事に乗り越えて月100 km 走を達成していたのですが、9月に入り疲れが一気に出てしまったのか、記録が途絶えてしまいました。

10月に入り、なんとか気持ちを取り直して目標を達成できそうなのは、本当に嬉しい限りです。まだまだ達成したわけではありませんので、最後まで気を抜くわけにはいきません。

■さて今朝の東京新聞「こちら特報部」では、 NHK が西暦を使用することに、なぜ二の足なのか、という記事が掲載されています。 最初にこう書かれています。

昭和59年に生まれ、平成19年に就職、令和元年結婚。そんな自己紹介をされて、ぱっと分かるだろうか。元号の使用には煩わしさを感じる人も多い。

市民グループが27日、元号だけで報道することがある NHK に「番組では西暦も使うべきだ。

と申し入れたそうです。 サブタイトルには『法的義務はなし。「日本文化」保守層に配慮?』とも書かれています。

1987年4月質問主意書に対する中曽根康弘首相(当時)の答弁書に「公的機関が元号を使用すべき憲法上の義務はない」、「国民または公的機関に対し、一般に元号の使用を強制する法令は存在しない」とあるようです。

医療の世界で働く私には、こうした指摘はまるで別世界のように感じます。記事の最初に記載してあった例え話が、そのまま私たちの世界では毎日頭を悩ます問題になっているのです。

昭和28年に生まれた患者さんが平成2年に緑内障との診断を受け点眼治療を始めていたが、令和元年に眼圧下降を目的に手術を受けた。このような患者さんの現病歴を読んで時間の流れがパッと頭に浮かぶ人が、どれほどいるか極めて疑問です。

法律的には強制力がない元号の使用ですが、現実的には医療関係書類は元号使用が原則なのです。元号が変わる度に書類を変えなければなりません。壮大なる無駄です。

なぜこのような時間と経費の明らかな無駄を改善できないのか、とても不思議でなりません。イデオロギーの問題では全然ないのです。

こうした明らかに不合理で無駄な点を改善できない限り、いくらデジタル庁を作っても、改善される見込みは少しも無さそうです。またしても、ただやっているふりだけの政治に落ち着きそうです。

脱炭素社会

■20201027(火曜日:晴れ)

ベトナムでの昼食です。庶民のお店での典型的な献立のようです。

■今朝は起きるつもりで目覚ましを合わせたつもりでした。ところが今朝はいつまで経っても朝が明けずにおかしいな、と思いながら布団の中で時を過ごしました。さすがに、これは変だとスマートウォッチを見ていると、なんともう6時半過ぎです。慌てて起き出してリビングルームに降りてみると、なんと目覚まし代わりのスマホが置きっぱなしでした。こんなことは記憶にありません。致し方ありません。月末まで、あと4日あります。残りの18キロを何としても積み重ねる必要があります。

■さて昨日は臨時国会が開催され、菅総理大臣の所信表明演説が行われました。詳しい解説が新聞紙上で行われています。脱炭素社会に向かって、原子力発電所の増設に舵を切ろうとしています。しかし残念ながら太陽光発電システムが、最も廉価な発電システムとして世界的には認知されつつあるようです。

単純に経済的にも原発の優位性は崩れつつあります。危険性や廃棄物処理の問題を考えれば、静かに全ての施設を廃棄処分に向かわせるのが、冷静な判断というものです。廃棄のためには多くの技術や知恵が必要です。今からでも始める必要があります。政治の決断が喫緊の課題です。

サッカー観戦

■20201026(月曜日:晴れ)

ベトナムの芋たちです。路上で売られていました。

■今朝はゆっくりと休みました。

昨日は沼津西ロータリークラブ30周年記念事業として、アスルクラロ沼津が主催する8歳未満の子供たちのサッカー大会協賛事業を行いました。愛鷹広域公園多目的競技場で開催されました。

200名以上の子供たちが集まり、4面に分かれての試合のあと、お昼に表彰式を行い、記念のカップや、全員にお菓子などをプレゼントしました。

植松会長から記念品を子ども達に贈呈しました。



私達は昼食を食べた後、13時からは ブラウブリッツ秋田対アスルクラロ沼津の試合を観戦、応援しました。結果は0対0の引き分けでした。

愛鷹広域公園多目的競技場の青空です。



爽やかに晴れ渡った秋空のもとスタンドで観戦しましたが、かつてTakuと一緒に観戦したサッカーの試合を思い出しました。ヤマハスタジアムに行ってジュビロ磐田を応援したり、国立競技場へ行って名波 浩選手のフリーキックに感動したことを思い出していたのです。

その時のTakuも、今では1児のパパになりました。時の流れはあっという間です。Takuも子供を連れてサッカー観戦に出かけるのでしょうか。

競技場の周辺では、多くの人々が屋台の食事や、路上での子どもたちの演技、演奏を楽しんでいました。コロナ禍で祭りが中止され、人々が集う機会が激減している今、みなさんがとても楽しげに過ごしている様子を見るのは、何よりの心の栄養でした。

植松会長と並んで。今年度は創立30周年記念です。ご苦労さまです。

リモート参加

■20201025(日曜日:晴れ)

ベトナム版焼き芋でしょうか?

■昨日は仕事を終えてから静岡に向かいました。令和2年度静岡県眼科医会医療従事者講習会出席のためです。私は担当理事のため司会をしなければなりません。

川村会長のご尽力で会場参加とWeb参加のハイブリッド形式で行われました。合計110名弱の参加者があったのですが、実際に会場に来られた方は役員の4名を除けば、たった一人だけでした。

家にいながらにして講習会に参加できるということが、いかに楽かということです。電車に乗って、はるばる出かけることを考えると、たぶん昔のように会場に皆が集まるということは、もうないと思いました。

講習会では、尾内先生と國松先生が講演をされました。尾内先生は医療現場での患者さんとのトラブル対処法、そして國松先生には、視野障害と自動車運転について話していただきました。どちらも実際の症例を提示しながら、日頃私達が気を付けなければならない点を、わかりやすく解説してくれました。大変勉強になりました。

國松先生を囲んで

■昨日は帰ってからSunと一緒にザブーンに行って、ゆっくりとお風呂に入り、生ビールを飲んで食事をして帰ってきました。帰ってきたのが8時半頃でしたので、少し休憩した後、9時半には床に入りました。

そして今朝はいつもの通り5時に起きて走ったのです。今朝は頑張って桃沢神社まで往復し、10.27 km を走りました。これで今月は12回のランで83.06 km を積み重ね、月100 km 走まで残りの6日で16.93 km のところまで来ました。あとは、いつものコースを3回走れば目標を達成できます。

今週は土曜日から出かける予定ですので、それまでに走ってしまわなければなりません。なんとか目処のたった今朝の10 km ランでした。

同じ過ちを犯す生き物

■20201024(土曜日:晴れ)

ベトナム・バクザン省名物の煎餅です。ごまが沢山入っています。

■今朝は走らずに6時まで休みました。天気予報では今日、明日と晴天が続くようです。

今日は仕事が終わってから静岡に行き、静岡県眼科医会主催の眼科医療従事者講習会の司会を努めなければなりません。私が担当の役割なのですが、講師が決まった段階で川村会長がほとんどすべてを準備してくださいました。

今回は会場参加と Web 参加の、いわゆるハイブリッド形式ですので準備が大変だったと思います。どんな形式になるのか楽しみです。これからは勉強会、講習会がこうした形で行われるのが当たり前になるのでしょう。

■さて今朝の東京新聞「こちら特報部」では、政界引退を発表した「世界一貧しい大統領」と呼ばれたホセ・ムヒカさん( 85 ) を特集しています。

ムヒカさんは1935年生まれ。貧困の中に育ち極左ゲリラ組織に身を投じました。幾度も投獄され、軍政下の72年に収監後は13年近く獄中生活を送っています。どこか南アフリカのマンデラ大統領を彷彿とさせるところがあります。

その名を広めたのは2012年にリオで開かれた国連の持続可能な開発会議での演説です。「人類は消費社会にコントロールされている」「貧乏な人とは少ししかものを持っていない人ではなく、無限の欲があり、いくらあっても満足しない人」などの名言を残しました。

2016年4月に来日され「広島を訪れないことは日本人の辛い記憶に対する冒涜だ」として、広島市の広島平和記念資料館を訪れています。ムヒカさんは外国の要人が記帳する芳名録に、こう書かれています。

倫理や道徳で歯止めをかけなければ、科学が思いもよらない悪意の道具になることを我々は知るべきだろう。

人間は唯一、同じ過ちを犯す生き物であることを歴史が証明している。

なぜ人類学の本をよく読むのですか、とムヒカさんに理由を尋ねた方に対してこう答えています。「収監されて自由を奪われた間、人間とは、自由とはと考えるうちに興味を持った」と。物事を探求する姿勢や特異に見える言動は、投獄経験で培われたのではないか、とインタビューした方は語っています。 こうした経験もマンデラさんと共通しています。

極限状態に置かれた時に何を考え何を学ぶのか。そのことが、その人の一生を形作るに違いありません。

残留農薬

■20201023(金曜日:曇)

昨年出掛けたベトナムで見かけた風景です。幹線道路沿いでの販売です。

■今朝は走りました。天気予報では今日は雨とのことでしたが、5時に起きて走り出すとするとギリギリ間に合いそうな様子でしたので、いつもの通り目覚ましをかけました。燃えるゴミを所定の位置に運び、準備運動の後走り始めました。

昨夜は空調を22°の暖房に設定し休みました。その前に夜の10時から NHK クローズアップ現代プラスを見ましたが、日本の農産物における残留農薬濃度の問題を報道していました。

日本の農産物は残留農薬も少なく世界一安全だ、とついつい日本人は考えがちです。しかし農水省が調査した報告書によれば日本の規制よりも厳しい対策をとっている国の方がずっと多いのです。

今までは高級農産物として輸出可能だった日本の農産物も、相手国の新たな残留農薬規制によって輸出出来なくなってきています。 ある意味日本の農産物は安全でも安心でも決してないのです。我々が勝手にそう思い込んでいるだけなのです。

出演していた専門家によれば日本の気候である高温多湿の条件から雑草や害虫が発生しやすく、どうしても農薬の使用に頼らざるを得ない面があるとのことです。 確かにその通りだと思います。が、それは単なる言い訳にしか過ぎません。世界中では通用しない論理なのです。

番組を見終わった後は布団の中に入り、松本清張さんの「黒い画集」の続きを少し読んでから眠りに付きました。夜中の0時に一度目が覚めましたが、それからは一度目も覚めることなく、5時までぐっすり休むことができました。おかげで今日のランニングも比較的スムーズに走れたと思います。

今日はいつものコースを6.12 km 走り、これで今月は11回のランで72.78キロを積み重ね、残り8日で月100 km 走まで27.21 km の地点まで来ました。今朝はキロ6分42秒平均で走ることができましたので、自分としては気持ちよく走れたと思っています。残りあと4回分とちょっとです。

言葉の欺瞞

■20201022(木曜日:曇)

昨年出掛けたベトナムの路上で売られていた果物です。

■今朝は走らずに6時前まで休みました。昨夜は走るつもりで5時に目覚ましを合わせてあったのですが、さすがに 3 日連続で走った今朝は起き出すことができませんでした。

月100 km走までは、まだ30 km 以上ありますので、カレンダーとにらめっこしながら計画を練る必要があります。

火曜日、水曜日と爽やかな秋晴れが続きましたが、今日からは曇りのち雨の天候に様変わりのようです。

女心と秋の空と言いますが、もちろんこれは女心に限ったことではありません。女も男も人の心は移ろうのが当たり前なのです。万物は流転する、と言った古代ギリシャの賢人の言葉は人の心にも当然当てはまるのです。

■ 今朝の東京新聞「本音のコラム」では青山学院大学名誉教授の三木義一さんが「ペテンか無知か」と題して書かれています。

あるテレビ番組で、視聴者投票をしたら88%が「軍事科学研究」を推進すべきだ、と結果が出たという。番組で「自衛権の研究は日本の国に必要じゃないか」と強調していた橋下徹氏は、この結果を評価し、国民は現実的だ、とまとめていた。

これに対して三木氏は、

まず設問自体が「世界に遅れを取るとされる軍事研究」を推進すべきか、という誘導設問であり、しかも、橋下氏が「軍事科学研究」を「自衛権研究」という口当たりの良い言葉にすり替えている。

日本学術会議が慎重であるべきだとしているのは「軍事的な手段による国家の安全保障にかかわる研究」である。そういう研究より、自由な研究の方が優れた研究結果をより多く生み出すし、それを自衛のために応用することもできるし、何よりも社会の発展につながるのだ。

これに対して明確な軍事目的の研究は軍事関係者の指揮管理下に入り、優れた研究成果を出せば出すほど、軍事機密になるので発表できず、しかも科学者の意図を離れて攻撃目的に変質し、耐え難いものになる。

88%の人が大学研究者にこんな研究を求めているのか?

と疑問を呈しています。

安倍政権以来、露わになっていたことのひとつに、こうした言葉の欺瞞があります。国民の疑問に対して誠実に応えようとする姿勢がないのです。

その場を適当に取り繕っておけば国民はすぐに忘れてしまう、という信念が徹底されているのです。

そして、どちらが正しかったかは選挙の結果が示している、と強弁するのです。こうしたやりとりの繰り返しが安倍政権の7年8ヶ月でした。

言葉を大切にしない国は結局衰退するしかないのです。今の日本が、その典型例に違いありません。

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