■20211202(木曜日:晴れ)
■今朝は走りました。5時に目覚ましを合わせてありましたが、4時半に目が覚めてしまい、そのまま起き出して、準備運動の後スタートしました。今朝は冷えました。
いつものコースを走った後、校庭に着いてからは、25分に合わせてあったタイマーをスタートしました。今日は12月最初のランで、46分20秒、6.47kmを走り、目標の88キロまでは、残り29日で81.53kmとなりました。
走り方が良かったのか、何が良かったのかは分からないのですが、今日はとても時間が早く感じました。つまり、あまり苦しい時間帯が無かったということです。多分、休養が充分とれていたのが良かったのでしょう。
あちらこちらに、筋肉痛はあるものの、足取りはとても軽やかで、久しぶりに、走っていて気持ちの良い時間を過ごすことができました。
■さて、今朝の東京新聞には「米出身歌手、仏殿堂入り」と題して、パリからの報告が書かれています。
フランス・パリにある国家的偉人の殿堂パンテオンに11月30日、米国出身の歌手ジョセフィン・ベーカーさん(1906-1975)が黒人女性で初めて祭られた。
フランス国籍を取得し人種差別と闘い、第2次世界大戦中はドイツ軍の占領に抵抗するレジスタンスの一員としてフランスの解放に貢献した功績が認められた。
と、あります。NHKスペシャル「映像の世紀」において、私は初めて彼女のことを知りました。
1920年代においてアメリカで活躍していたジョセフィン・ベーカーさんがフランスに渡り、アメリカとは異なり、人種差別や黒人女性に対する偏見のないことに大変驚いて、フランス贔屓となり、異国の地で活躍し、大きな人気を博したのです。
その後の活躍は、上記の通りです。しかし、このことはフランス人が人種差別をしていなかったという意味では、もちろんないのです。当時フランスはベトナムを植民地として支配し、収奪の限りを尽くしていたのです。
米国黒人女性には寛容だったかもしれませんが、アジアの民にとっては、そうではなかったのです。
一面だけを見ていると、現実を見誤ります。自由・平等・博愛などと欧米諸国が声高に叫びますが、それはあくまで戦略としての建前であって、実際は真逆のことがよくあるのです。
私たちは、そのことを冷静に見極めなければなりません。踊らされてはならないのです。