■20211229(水曜日:晴れ)

2016年にボランティア活動で出掛けた、世界遺産ベトナム・ハロン湾を見学した後に、訪れた地元の市場です。

■今朝は走りました。昨日で今年一年間の仕事も無事に終わり、年末年始の休暇に入りました。

今日からはタイマーの設定を止めなければいけません。いつもは、8時45分と13時45分にタイマーを鳴らすように設定してあります。仕事を始めろ、という合図です。年末年始は休みですので、タイマーを鳴らす必要はありません。

今朝も5時に合わせたタイマーに従って起き出し、ビニールゴミを所定の位置まで運び、準備運動の後スタートしました。今朝は41分09秒、6.19 km を走り、これで今月は11回のランで 67.68 km を積み重ね、月88 km の目標までは、 残り2日で 20.32 kmとなりました。

目標達成は絶望的となりましたが、がっかりしても仕方ありません。とにかく、無理をしないことが一番大切です。頑張りすぎて体調を壊したのでは意味がありません。健康のために走り続けているわけですから、疲労が蓄積しすぎて体調を壊すようなことがあっては、本末転倒です。

■さて、今朝の東京新聞国際面では、「混迷 英のEU完全離脱1年」「経済逆境 危機感と商機」「新移民制度で労働者不足」と題して書かれています。

英国の養豚業者の苦境が伝えられています。 クリスマスに向けて需要があり一番儲かる時期なのですが、豚肉処理業者の深刻な不足で豚の出荷が出来ず、このままでは行き場のない豚の殺処分をしなければならない状態だそうです。

肉の解体は熟練技術が必要で、新型コロナウイルス禍のロックダウンで、多くの移民が帰国してしまいました。またEUから完全離脱した英国では、新移民制度で英語力などの条件が必須になり、こうした人たちが英国に戻ってこなくなってしまったのです。

高品質で知られる英国の豚ですが、 EU の安い輸入肉に押される上、殺処分で精神的に追い込まれ、廃業する人も増えているそうです。

ジョンソン首相は「移民制限などのコントロールを取り戻す」と訴え、 EU からの離脱を実現しました。その結果、食品流通全般や大型トラックの業界で、人手不足が深刻化。ガソリンスタンドに長い行列ができ、スーパーの棚から物が消えるなどしてしまいました。

国民の不満が高まる中、首相は「今は低賃金、低スキル、低生産性の古い経済モデルから脱却する移行期間だ」と説明、我慢を訴えています。

もちろん、こうした逆境を前向きに捉えて活動をしている人もいます。

ワイン農園を営む、ある農園主は「英国産ワインが EU ワインと勝負できる好機」とみています。ぶどう収穫に従事していたルーマニア人労働者たちの帰国で、人手不足の状況に陥りましたが、代わりにボランティアを急遽募集し、近所の人やワインツアーに参加した人が応募をしてくれ、無事収穫を乗り切れたそうです。

EU離脱とコロナを機に、大型スーパーで輸入ワインを買うのではなく、「地元の産品を買おう(バイ・ローカル)」という人が増えている感じ、「励みになる」と話しています。

今までのように、安い外国人労働者の賃金に頼った社会のあり方を改め、地元の産品を買おうという社会の在り方こそ、まさに岸田首相がいう「新しい資本主義」の一つの見本ではないでしょうか。日本ではいま、安い賃金で外国人実習生を雇用することで、社会を回していますが、これでは古い資本主義そのものです。いつまで経っても、成長しない、時代遅れの日本が続くばかりです。

■さて夜はTuruちゃん夫婦との恒例の夕食会です。毎月「ひろ繁」で開催していますが、これで2021年も最後です。お互い仕事も終えて、あとは年末年始のお休みに入ります。

本当に、あっという間の一年でした。

2021年最後の懇親会です。楽しく、美味しく、時を過ごしました。