■20211212(日曜日:晴れ)

エコパスタジアム側から見た愛野駅方面です。

■今日は休日当番医。8時から17時までは籠の鳥です。12月11日からの掲載写真を、どうしようかと迷っていたのですが、探し当てたのが2014年に初めて参加したフルマラソンの様子です。

袋井クラウン・メロンマラソンです。調べてみると、2021年は第33回大会、種目はハーフ・10キロ・1,500メートルの三種類のようです。フルマラソンはありません。新型コロナウイルス感染対策でしょうか。

私が初めてフルマラソン大会として参加したのが7年前ですから、第26回大会でした。種目はフルマラソンだけ。時刻表によれば、原駅発05:46発、愛野駅 07:40着 (114分)とあります。愛野駅からエコパスタジアムまで、上り道をひたすら歩きました。途中、動く歩道もありました。

なぜこんなことを書くかというと、今日12月12日が第33回大会の開催日だからです。7年前の今日、いそいそと私は一人で出掛けていたわけです。

59歳の時、あるテレビ番組を観ました。「3ヶ月で走るフルマラソン」です。NHKで放映されました。タレントのゲスト二人が、コーチと一緒にトレーニングを続け、三ヶ月後に実際にフルマラソンに参加し完走する、という企画です。

2012年から私は走り始めました。晩年の父の姿を間近に見て、自らの力で動くことの大切さを痛感しました。筋肉を鍛えて増やすしか無い、という結論でした。それまで当たり前にできたことが、できなくなります。歳を取ると筋肉量が減少するからです。サルコペニア(筋肉減少症)です。

主に下半身の筋肉量が減るとどうなるか。簡単です。自分の力では動くことが困難になります。トイレに行くのも難事業になるのです。実際に見るまでは、想像もできませんでした。

走り始めて翌年の2013年に、初めての大会である駿府マラソンのハーフの部に出場し完走しました。ちょうど還暦の年でした。しかしさすがに、フルマラソンを走るには、鍛錬不足です。

毎月のように各地の大会に参加しました。10キロ、そしてハーフの部です。前日宿泊して参加したこともありましたし、当日朝早く、リュックを背負って電車ででかけたこともありました。初めての体験ですので、それが興味深く楽しかったのです。

61歳のこの年、無謀にもフルマラソンに初めて挑戦しました。