■20220215(火曜日:晴れ)
■今朝は走りました。先週の月曜日以来ですので、8日ぶりとなります。本当に、全然走っていなかったことが、カレンダーを見るとよく分かります。先週は月曜日の1回しか走りませんでした。木曜日から旅行に出掛けましたので致し方ありません。
今日は44分33秒、6.97kmを走りました。これで今月は4回のランで、27.10kmを積み重ね、目標の88キロまでは、残り13日で60.90kmを残す展開となっています。全くもって足りていません。とにかく少しでも積み重ねをして、目標に近づくべく努力するしかありません。
今朝は久しぶりでしたから、最初は快調に走り始めたのですが、なかなかペースが上がらず辛い時間帯でした。校庭についてからは、タイマーを25分に合わせて走り始めました。なんとか無事に走り終えて、これでまた次に繋がりそうです。
支笏湖に泊まって帰る際、ホテルの送迎バスで千歳駅まで戻ったのですが、途中千歳JAL国際マラソンのコースを通りました。途中には有名なゴルフ場もあります。その入り口の真ん前を通るのです。
長嶋茂雄さんがホストを務める、セガサミーゴルフ大会です。毎年夏に北海道で開催されています。先日も、その前を通って駅に戻りました。その道路沿いの歩道を千歳マラソンのランナーは走るのです。
今年も走ることができるでしょうか。
■さて、今朝の東京新聞23面、こころ欄では、「生きる」という表題の下に、いくつかの記事が掲載されています。その中で「寂聴の教え」を、瀬戸内寂聴さんの秘書を務められた瀬尾まなほさんが書かれています。
「全てが無常・励みにも戒めにも」と題しています。上下2回の2回目を書かれています。書き出しは、こうです。
「諸行無常」というと、多くの人は儚さや虚しさをイメージするだろう。仏教の言葉で「すべてのものは移り変わる」を意味する。「祇園精舎の鐘の声、諸行無常のーー」という平家物語の琵琶の響きもあり、誰もが悲観的な感覚で捉えがちだ。しかし、先生は励ましの言葉としても「無常」を説くことが多かった。
というのです。寂聴さんは、大震災で東北を訪れた際、家族を失うなどで悲しみに暮れている被災者の皆さんに、こう語りかけていたそうです。
どんなに辛くても絶望してはいけません。どん底にいると思ったら、もうそれ以上落ちることはなく、後は上向きになるしかありません。この世に変わらないものはないんです。どんな苦しみも永遠には続きません。
寂聴さんとの様々な活動を通して、瀬尾さんは、こう書かれています。
先生が何より強調したかったのは、「すべては変わるということを覚悟しておくことが大事」という心構えだったのだと思う。それにより「無常」は人生の励みにも戒めにもなる。
その通りだと私も思います。人の体も心も、常に変化しているのです。変わらないものなどは一つも、この世にはありません。一喜一憂しても仕方ありません。
常に変化しているのですから、どん底の時も絶頂の時も、変化の途中でしかないのです。絶望する必要もありませんし、奢ることに意味などないのです。大切な自分の命を生き切ることが、何より大切なのでしょう。