■20220216(水曜日:晴れ)

新千歳空港から飛び立つ飛行機です。青空に吸い込まれて行きます。

■今朝は、ゆっくりと休みました。昨夜は寝入ったのが23時。そして夜中に一度、0時過ぎに目が覚めました。再度寝入ってから目が覚めたのは5時でした。

今朝は走るつもりがありませんでしたので、目覚ましを6時に合わせてあったのですが、そのまま起きてしまうか、もう1時間休むか少し迷いましたが、たまにはのんびり寝てもいいかと、もう一度寝床に入りました。ということで、今朝は久しぶりに、ゆっくりと眠ることができました。

6時に起き出して、新聞を取ってきてから朝食の準備を始めました。いつもの定番ですが、納豆に混ぜたオカラパウダーが良いのか、豆乳ヨーグルトが良いのか分かりませんが、腸の調子が最近はとても良いのです。

■昨日は瀬戸内寂聴さんの「無常」について書きましたが、常に変わり続けるのは、何も形あるものだけではありません。

世間で起きていることを見ていると、あれほど愛し合って一緒になったカップルが、いつの間にか憎しみあうようになり、別れてしまうことは日常茶飯事のように感じられます。

弁護士さんの仕事として、離婚調停がとても多いことを以前知り、大変驚きました。世間では、それほど別れるカップルが多いとは、なかなか実感できないものです。幸い私の親戚やSunの親戚にも、そうしたことはなかったので、なかなか実感しづらいことでした。

しかし、人の心の変化は、もちろん誰もが経験することであり、決して驚くべきことではありません。

私たち夫婦も結婚して丸40年が経ちました。つまり人生で一番長く身近な人間関係を続けてきた間柄です。もちろん、そのありようは40年の間に変化してきました。

そして今思うことは、40年かかって作り上げてきた2人の人間関係こそが、自分自身の人生そのものではなかったかということです。仕事関係、友人関係、さまざまな人間関係はもちろんありますが、連れ合いほど身近で濃密な人間関係は他にありません。そういう意味では、まさに人生そのものです。

もし、これまでの時間で築き上げて来たものに満足が得られるとすれば、それは自分自身の人生に対して得られた満足に違いないのです。間違いなく平々凡々たる人生だったに違いありませんが、だからこそ最後の最後に、楽しい人生だったと2人で語り合えれば、それ以上の人生はありません。

常に変わり続ける、まさに無常の世の中ですから、変わりながらも途切れることなく、共に過ごした時間は、かけがえのないものだったのです。