■20220310(木曜日:晴れ)
■今朝は6時まで、ゆっくり休みました。昨日は頑張って走りましたので、今日は休養日です。最近は、連日走ることは止めました。疲れが溜まってしまうからです。
自分なりのペースが大切です。自分の体と対話しながら、どれぐらいの運動量を、どれぐらいの間隔で自分の身体に負荷していくのか、それを勘案しながら進めることが一番大事だということが分かりました。
むやみに、たくさんやれば体の為になる、というわけでもないようです。もう、おじいさんですから無理をしても意味がありません。
■先日ネットの記事でマスターズ、つまり60歳以上の方のマラソンの世界記録を持っている、ある女性ランナーの記事を読みました。若い頃から陸上部で活躍されていたようですが、引退されてからも、母校の高校の陸上部の顧問をされて、生徒さんと一緒に走って、トレーニングを積み重ねているそうです。もちろん、3時間以内で完走するサブスリーです。
その方のトレーニングの内容を知ると、腰が抜けそうになります。何しろ普段でも、月600から700キロを走っているというのです。毎日20キロを走ったとして、月600キロですから、私には想像すらできません。食事もとらず睡眠も取らずに、一日中走っているとしか思えないほどです。
食事内容や睡眠時間など、一日を厳しく完璧にコントロールして過ごしています。もちろん、それぐらいしないと世界記録を維持することはできません。まさに修道僧のような生活です。
また、ある記事では作家・村上春樹さんの一日の生活リズムを書いたものを読んだことがあります。村上さんは早起きタイプらしく、早朝に起きて執筆活動を行い、午後からはランニングをしたり、好きな音楽を聴いてリラックスし、夜は早々に休まれるそうです。
自分の体と対話を重ね、そうしたリズムが一番自分に合っているということを突き止めて、延々とそれを続けてこられたそうです。
作家というのは自由業ですから、どのような生活をしても別段、誰も文句を言う人はいません。結果が全てですから、優れた作品を書けば、それで良いのですが、良い作品を書き続けるということは、並のことではありません。
才能だけに頼っていては、あっという間に資源切れ、才能が枯渇してしまう。やはりコツコツと岩山を砕くように、努力を続けるしかないのだ。長編小説を書くことは、マラソンを走ることと、とても似ている、と村上さんご自身も書かれていました。
これは誰にでも当てはまることではないでしょうか。ということで、今朝はゆっくり休みましたが、明日はまた走る予定です。
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