■20220313(日曜日:晴れ)
■今日は2ヶ月ぶりの新沼津カントリークラブ月例でした。大の仲良し長倉さん、長谷川さん、そして前林さんと4人で回ることができました。先月までの寒さはどこへやら、午前中から暖かな日和で、本当に季節の移り変わりを感じました。
イン・コース8時17分スタートでした。今日は天気も良かったので80名以上の方が参加されました。
午前中は12番のショートホールでバーディーを取るなど、練習で気づいた点を心に刻んで、自分でもしっかりと守れたことを大変嬉しく思ったのですが、そうは問屋がおろしてくれません。最後の三ホールはトリプルボギーのダブルボギーが二つと崩れてしまって、45回を超えて47回になってしまいました。
それでも今までに比べて、しっかりとクラブを振り切ることができ、しかも左の手首の返しができるようになって、弾道も格段に安定し飛距離も少し伸びたようです。ただ、この左手首の返しは、まだまだ練習不足で、いつもどのショットでもできることが難しい現状です。
結局、今日は一日回って、なんとか100を切ることができたのが、唯一の収穫でした。
■昼食の時に皆さんで歓談したのですが、話題はやはりウクライナでの戦いのことになります。自分自身は、あまり意見を言わずに、皆さんの考えを聞いたのですが、アンチ・ロシアの強いことには大変驚きました。
テレビで毎日、これでもかとロシアの蛮行という名で報道されれば、誰でもそう思うのは当然です。よほどの人でない限り、それ以上の情報を自分で検索し、事の歴史と真実を掴もうとは夢にも思わないのです。情報操作というのは、本当に恐ろしいと痛感します。
今のアンチロシアの雰囲気は、太平洋戦争中の鬼畜米英と、そっくりのように私には思えます。みなさん本当に、心からそう思っていたのかもしれませんが、戦争が終わって勝敗が決した途端に、カムカム・エブリバディーとなってしまうのが、 日本人の心性なのです。
要は、ご利益があるかどうかで日本人は態度を決めるのだ、となにかの本に書いてありましたが、あのような180度の掌返しというのは、なかなか理解するのは難しいものです。
ウクライナの戦争も終わってみれば、今までのアメリカ一極支配から、田中宇さんが指摘するように、英米を中心とした欧米側と非欧米側の、多極的な世界の枠組みが作り出されるのは、ほぼ確実のようです。
世界の資源は、今や中露が多くを握っています。現物を握っている方が強いことは、少し考えれば容易に理解できます。金融工学を駆使した債券金融システムで、アメリカはドル紙幣はジャブジャブ持っていますが、ドルの一極支配が終われば、ヨーロッパはたちまちガス欠になって干上がってしまうのです。
未だにドイツを中心としたヨーロッパが、アンチ・ロシアで、まっしぐらなのが、なかなか私には理解できません。
自由や民主主義、人権などというのは、とりあえずの御題目みたいなものですから、欧米がそのような錦の御旗を振っても、今や多くの人々が、そのいい加減さを身に染みて理解しているはずです。
自由や民主主義といった言葉の前で、中東やアフリカにおいて、どれほどの人々が犠牲になってきたのかは、容易に分かることです。そんな言葉のために、犠牲が強いられる世界が一刻も早く終わることを、私は願ってやまないのです。
■いくつかの正鵠を得た指摘をネットでは、見ることができます。
旧ソ連崩壊後の略奪社会を鎮圧してきたプーチンの胸の内。「行き過ぎた資本主義」に罪はないのか?=田中優
「私にはパートナーの行動原理が理解できないこともある」プーチンが語っていた、アメリカやNATOに対する“根本的な疑念”
オリバー・ストーン監督のような人物をみると、アメリカの懐の深さを痛感します。「みなさん、そうしておられます」という一言で、みんなが猪突猛進してしまう日本人の心性は、時と場合によっては、本当に悲劇に繋がるのです。
先の戦争で得た、最も忘れてはいけない教訓のはずなのですが。
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