2023 年 09 月 02 日 TakuとMasato とNonと一緒に訪れた熱海初島です。

月: 2022年3月 Page 2 of 4

石勝線

■20220321(月曜日:曇)

JR新得駅舎です。何度目でしょうか。まだ雪が一杯です。

■昨日は一日スキーを楽しみました。とは言っても、午前中2時間、昼食を挟んで2時間のスキーで、筋肉はパンパン。足腰が音を上げました。午後3時前にはゲレンデから戻り、お風呂でアイシングを繰り返しました。

そのおかげか幸いにも、翌日になっても筋肉痛に苦しむことはありません。今日はホテルの送迎バスで新得駅まで送ってもらい、JRおおぞら号に乗って、新千歳空港駅に向かいます。

石勝線はネットによれば、「石勝線(せきしょうせん)は、北海道千歳市の南千歳駅から夕張市を経て上川郡新得町の新得駅を結ぶ北海道旅客鉄道(JR北海道)鉄道路線(幹線)である」と、あります。

先月の豪雪で札幌経由の特急が、ことごとく運休となり、先月は無念の涙をのみました。ようやく2年ぶりに新得駅にやってきました。

新得駅の時刻表です。10時22分発のおおぞら4号に乗ります。

無事に乗車に出発です。駅では青空も見えたのですが、途中の新夕張駅までは、時折雪が舞う天候でした。乗客も結構な人数で、みなさんも再開通にホッとしたに違いありません。

おいわけを過ぎる頃から、天候も回復し青空も見えてきました。南千歳駅で下車。乗り換えて新千歳空港駅に到着です。2時間近く間がありますので、軽く昼食を取ってから搭乗手続きに進みました。

JALとFDAによる共同運航便です。ほぼ満席でした。富士山静岡空港まで1時間50分ほどです。

静岡に戻ってみると気温15度です。吉田ICから東名高速道路に乗り、1時間ほどで愛鷹スマートインターに到着です。無事に帰ってくることができて、感謝するしかありません。

2年ぶりのスキー

■20220320(日曜日:曇)

サホロリゾートスキー場です。日高山脈を背景に、美しいゲレンデです。

■昨日タクシーを飛ばして、ようやく到着したサホロリゾートホテルで、宿泊することができました。今日は2年ぶりのスキーです。

昨年はスキーをすることはできず、このままだと、もう二度とスキーをすることもないのではないかと思ってしまいます。しかも、今年は先月、同様に北海道にやって来たのですが、豪雪のために鉄道が不通になってしまい、結局スキーは出来ずに観光旅行となってしまいました。ということで念願のゲレンデに、ようやくたどり着きました。

スキーをすること自体も、年々難しくなって行くのですが、さらに大きな負担になってきているのが、準備の大変さです。つまり、スキージャケットを着て、スキー靴を履いて、そしてスキー、ストックを担いでゲレンデに行くまでの大変さが、年々重くなってきているのです。

朝8時半からレンタルの受付が始まります。朝食後にレンタル受付に行って、二人にあった用具一式を借り受けました。シニア割引で一日、 6,300 円ほどでした。リフト券も付いています。

 こうして2年ぶりのゲレンデでの一日が始まりました。前回は例年になく低温が続き、リフトに乗っていても寒さに凍えるほどでした。ゲレンデで滑っている間は良いのですが、リフトに乗っていても、そしてリフトから降りてしばらく景色を楽しもうと佇んでいると、凍えてくるのです。これには参りました。

指先が痺れてきて、凍傷になるのでは、と恐ろしくなってきました。結局ゲレンデとは早々にサヨナラをして、宿に戻ってお風呂に直行ししました。懐かしい思い出です。

今回はさすがにそれほどの寒さではなく、ときおり覗く太陽からの日差しを楽しむ余裕がありました。午前中2時間、午後からも2時間みっちりと滑りました。そこで下半身の筋肉が悲鳴を上げ始めました。これ以上滑ってもケガのもとだと判断し、ホテルに戻りました。

15時前にはホテルに戻り、用具一式も返却し、さっそくお風呂に直行しました。熱いお湯と冷水に交互に浸かるアイシングの実行です。3回私は繰り返しました。Sunは4回したそうです。

17時30分から夕食です。今夜は和食です。楽しいひと時でした。

部屋に戻って、早々に眠りました。心地よい疲労です。怪我もせずに一日を終えることができて、感謝、感謝です。

寒の戻り

■20220319(土曜日:雨のち曇り)

狩野川リバーサイドパークです。菜の花と梅が綺麗でした。

■今朝はゆっくりと休みました。今日から休暇をとって、サホロへスキーに出かけます。先月同様にスキーを楽しむ予定だったのですが、思いもかけず大雪のためにJR北海道が不通になってしまいました。記録的な豪雪が札幌を襲ったのです。

いつもでしたら、南千歳駅で乗り換え新得駅まで行く、札幌から出発する特急おおぞら号が不通となり、諦めざるを得なかったのです。

新得駅に迎えに来てくれているホテルのバスに乗って、スキー場に併設したサホロリゾートへ到着する予定でした。あまりの豪雪のために列車の切り替えポイントが動かなくなってしまい、結局前回はスキーは諦めました。

その代わり千歳、 小樽、そして支笏湖と目的地を変えて旅を楽しみました。幸い天候に恵まれ、どこも最高の青空と雪景色という 冬の旅としては申し分のない条件でした。

さて今朝は、昨日までの低気圧も通り過ぎたようで、雨も上がりました。しかし、その低気圧が現在、北へ向かっていますので、今日新千歳空港に着いた時には、大雪が降っているかもしれません。

もう春がやってきたような暖かい日が、先週から続きましたので、寒さが戻ってくると本当に辛く感じます。

■テレビでは相変わらず、ウクライナの状況を報道していますが、どのような着地点を見出すのか、落とし所が大変難しい状況です。バイデン大統領はプーチン大統領を口を極めて非難していますが、副大統領時代からの彼の活動を鑑みれば、善と悪の戦いのような単純な図式ではないことは明白です。

新聞紙上では、ウクライナの戦争とベトナム戦争を同列に論じる記事が散見されますが、違和感を禁じえません。背景をきちんと分析した、彫りの深い記事を読みたいものだと、つくづく思うのです。 

■さて9時前に家を出ました。途中で給油をして、愛鷹スマートインターに入りました。順調に高速を進み、1040分に富士山静岡空港に到着。無料駐車場は、かなり混雑していましたが、なんとか無事に一番端に駐車を終えて、搭乗手続きに入りました。

11時10分発、新千歳空港行き。高速に乗ってから西の空は青空。車の中は温室のようでした。昨日の低気圧が、いま北海道へ向かっているようです。向こうの天候はどうなのか?あと15分で離陸予定です。

■さて無事に新千歳空港に到着し、昼食を取ろうと回転寿司で順番待ちをしていて、大変な事態に気づきました。13時35分現在、JR線石勝(せきしょう)線・特急おおぞら号が不通になっていることを、ネットで知ったのです。

とりあえずJR線切符の払い戻しをするために、みどりの窓口へ行きました。さて、どうするか?バスで行けるのか?ホテルの送迎バスが来てくれる新得駅へ行くバスはあるのか。あるいは、たとえバスで帯広駅まで行ったとしても、それから、どうするのか。そこから、さらにタクシーが必要。トマムへのバスは、満員で乗れず。

結局、1時間ほど右往左往した後、決断したのはタクシーで行くことでした。調べると 132km、1時間59分とあります。案内所で尋ねると、タクシー代はおおよそ4万円弱、とのこと。ビビりましたか、決断するしかありませんでした。

空港前から千歳交通のタクシーに乗って、2時間。トマムまでは、高速道路。ここまでは大した雪でもなく、レンタカーでも行くことが出来そうでしたが、「トマムIC」を降りて、一般道に入って様相は一変。圧雪の中を行く状況で、ホワイトアウトとまでは言えないものの、吹雪の中をひたすら走ることになりました。

着いたのは16時15分頃。心底感謝しか無く、思い切ってチップを弾みました。ホテルは盛況。網走からの高校生がたくさん集まっていました。17時30分からレストランで洋食。和食レストランは満員。19時30分からしか席がないのです。洋食レストランでチキングリルとフライ盛り合わせを注文。ビールとワインを飲んで、夕食を終えました。

ホテルは、すっかり雪の中でした。

慧眼

■20220318(金曜日:曇)

狩野川リバーサイドパークです。菜の花と梅が綺麗でした。

■今朝は、ゆっくりと休みました。昨夜は、静岡県眼科医会理事会がZoomによるオンライン会議で開催され、次年度に向かっての準備作業を皆さんで進めました。ちょうど任期が変わる年度ですので、様々なことを決めなければなりません。

コロナ禍によって、オンラインでの会議がほとんどを占めるようになりました。これは県単位ばかりでなく、日本全体に当てはまることで、眼科医会も日本眼科医会の会議が、ほとんどオンラインに移行したようです。

となると、これまで必要であった交通費や会場費などの会議費などが、かなり削減され予算に余裕が出来てきたのです。そこで、各県でこれまで行ってきた様々な講習会を中央が一括して教材を作成し、オンラインで全国の眼科医会に利用してもらう、という流れができつつあるようです。

コロナ禍が収束しても、この流れは変わることはないだろう、という理事のお話があり、私達も、これまで取り組んできた県単位での講習会を、一部中止することにしました。中止になれば、色々な手続きや準備が必要なくなりますので、楽になることは楽になるのですが、長年続いてきた講習会を止めるのは寂しい気もします。

ただの中には、どうしてもオンラインでは参加できないという会員もいるために、会場での講習会を残さなければならない場合もあるので、一部に関しては、とりあえず次年度は継続しようという結論になりました。

理事会自体も、わざわざ電車に乗って1時間近くかけて静岡まで行く必要がなくなりましたので、私は大変楽になりました。夏の暑い時期、また冬の寒い時期に駅まで歩いて行き、電車に乗って出かけて行き、会議が終わって、急いで電車に乗って帰ってくるのは、それはそれで結構大変なのです。

今では会議開始の5分前にパソコンの前に座って、会議が終われば、そのままお風呂に入れるというのは、まさに天国といえば天国です。もう昔のような会議形式が戻ることはないのでは、と思います。広域で行なわれる会議こそ、オンラインがふさわしいのではないでしょうか。

ごく近辺のメンバーが集まっての会議ならば、それほど負担にはならないのですが、やはり距離的に離れた人達が集まるのは、負担が大きすぎます。時代は大きく変わりました。

■さて、今朝の東京新聞文化欄「大波小波」では、「縮み志向の日本論」と題して書かれています。88歳で今年2月末に亡くなられた韓国の偉大な比較文化学者、李御寧(イー・オリョン)先生を論じています。

韓国では従来、欧米文化は拝跪しても日本文化は学ぶことなし、とみなす傾向が強かったそうです。李御寧(イー・オリョン)先生はそれに異を唱え、「縮み志向の日本人」(講談社学術文庫)で、日本の独自性を唱えられました。

折りたたむ。削り取る。詰める。構える。凝縮する。これが日本文化の基本だ。漢字から仮名を作り、折詰弁当を考案する。長大な仏典をわずか七文字の念仏に凝縮し、茶室をどんどん狭くする。能楽では簡素の美を説き、家紋や半纏の屋号など、極小にして重宝なものを活用する。縮んだものは濃度を増して強靭となり、いっそう美しく輝く。これが李の論旨である。

まさに慧眼であるが、反日文化論が流行していた1970年代、かかる知日の説を唱えるには相当の勇気が必要だったはずだ。故人の冥福を祈りたい。

と結ばれています。

ロシアのウクライナ侵攻によって、新聞・テレビではロシアを非難し、プーチン大統領を狂人扱いするのが当たり前になっています。しかし本当の慧眼の持ち主であれば、そんな浅はかな解釈だけで満足しているはずはないのです。透徹した歴史眼を持った、慧眼の士が現れてほしいものです。

地震

■20220317(木曜日:晴れ)

狩野川べりを散策しました。水のほとりは、心落ち着きます。

■昨夜は23時17分ごろ、大きな揺れを感じました。2011年の東日本大震災に比較すれば、継続時間が短かったのですが、久しぶりの長い時間の揺れでした。いよいよ東南海地震がやってきたかと覚悟しましたが、そのうち揺れも消えましたので、そのまま眠りにつきました。

ネットによれば、「3月16日(水)23時36分頃、宮城県と福島県で最大震度6強を観測する地震がありました」と報道されています。東北新幹線が脱線して立ち往生している様子が、繰り返し流れています。

さて今朝は5時の目覚まし時計に合わせて起き出し、準備運動ののち走り始めました。今朝は45分24秒、6.91kmを走り、これで今月は8回のランで57.19kmを積み重ね、目標の月88キロまでは、残り14日で30.80kmの地点まで来ました。

残りの日数からは計算上、2日に一度5キロ走れば、余裕で目標を達成することができるのですが、なかなかそう上手くはいきません。天候のこと、そしてこの週末には2人で旅行に出かけることになっていますので、走る機会が減ってしまうのです。

とにもかくにも、走ることのできる日には、少しでも積み重ねをしていこうと思っています。

■今朝はテレビをつけると、これまでのように、ウクライナ一色の報道から、昨日の地震の様子を報道する画面が永遠と続いています。

ウクライナに関する報道を聞いていると、ロシア問題の専門家と称する方が次々と登場し、ロシアを一方的に非難しています。あの解説を聞けば、こうした状況を招いたのは、プーチン大統領の精神状態がおかしいのではないか、と思いがちです。

ロシアでは今日にも政権転覆が起こり、ロシア社会が破滅の状態に陥るのではないか、と錯覚してしまいますが、現実はどうなのでしょうか。私にはもちろん、ロシアの現実を知る由もないのですが、幸い私には田中宇さんという強い味方がいます。

田中さんの国際ニュース解説がありますので、何度も読み返しています。その内容はテレビで報じられているもの、新聞で語られているものとは、真逆と言っても良いほどの違いがあります。

時代はどちらへ向かおうとしているのか。それを静かに見守るしか私に出来る事はありません。ひょっとすると、田中さんが予言している通り、ドルの一極支配が終わり、地域における大国が中心となって秩序を形成していく、多極的な世界が新しく形成されていくのかもしれません。むしろ世界的なレベルで考えれば、その方が戦争が起こる可能性はずっと低くなる、と私には思えるのです。

漢方薬

■20220316(水曜日:晴れ)

狩野川べりを散策しました。桜の頃は、さぞかし華やかでしょう。

■今朝は走らずに休みました。5時半に目覚ましを合わせて起き出しました。昨日は小雨の中を走り切りましたので、今日は休養日です。

月の半ば、15日が終わって、ちょうど50キロを積み重ねることができましたので、このままいけば月100キロ走も可能なのですが、昨年体調を崩して以来、無理をすることは止めました。

走ることのできる日には走り、体調をみながら、調子の出ない時には休むことにしたのです。今年に入ってからは、一日おきに走るのが一番合っているようです。

■さて、先日継続して服用していた漢方薬の一つが切れていることに気付かず、数日服用できませんでした。柴胡加竜骨牡蠣湯(さいこかりゅう・こつぼれいとう)です。

コロナが流行する前に、診察していただいていた漢方医の先生に、処方してもらいました。説明書には、比較的体力はあるが、神経質で些細な事が気になって抑うつ、不安、イライラ、不眠などがあるような、精神的に不安定な人に用いられる薬です。神経性の心悸亢進の改善に使われることもあります、と書かれています。

実は、この神経性の心悸亢進に一時期、かなり悩まされました。要するに、訳も分からず動悸がするのです。

心臓が拍動しているのが気になるのです。心臓は休みなく動いていますので、常に拍動している訳ですが、そのことが気になることは、普通はありません。激しく運動した時とか、ものすごく緊張した時とか、通常ではない場合に感じることになります。

ところが、そうでない時に拍動を感じると、これは意外と辛いのです。深呼吸などして、上手く付き合う方法があるようですが、私の場合は、うまく制御できませんでした。

循環器の先生に精密検査をしてもらい、冠動脈の異常や心電図に異常がないかを確認してもらいましたが、問題ありませんでした。となると精神的な問題なのか、自律神経のバランスが悪くなっているのか、どちらかしかありません。

その他もろもろの体の変調を考えると、歳をとることによって自律神経のバランスが崩れ、それをコントロールする力が衰えたためのもの、と考えるのが一番実態に近いと思えるようになりました。

人間の体は、ホメオスターシスと呼ばれる仕組みによって、バランスが常に取られています。アクセルとブレーキのようなものです。それによって常に一定範囲の運行がなされている訳です。ところが年齢とともに、そうした微妙なコントロールが効かなくなってくるようです。

私の場合、自律神経失調症とまではいかないのですが、微妙なさじ加減がうまくいっていないようです。昨日から、また漢方薬の服用ができるようになりましたので、飲み始めたのですが、気持ちのせいか心臓の調子も良いようです。

漢方薬は飲んですぐに効くわけではありませんので、服用していても効果に疑問を感じてしまうことがあるのですが、どうやら私の場合は飲み続けた方が体のために良いようです。止めてみて初めて分かりました。

横溝ワールド

■20220315(火曜日:雨のち晴れ)

守山西公園の展望台から見た狩野川です。なんと400段の階段がありましたが、Nonちゃんと私は、展望台にたどり着き、ほぼ270度見渡せる景色を楽しみました。狩野川の流れる様子、いちごのハウス栽培をしている様子などを、展望台から見ることもできました。

■今朝は走りました。昨日の天気予報では、日の出前がいちばん強く雨が降る、という予想でしたが、とりあえず目覚ましを5時に合わせて起きてみました。

夜半過ぎからは雨脚が強まり、雨音が窓越しに聞こえてくるようになり、今日は走るのは無理かなと思いつつ、再び眠りにつきました。

目覚ましが鳴って起き出し、窓を開けてみると、ほとんど雨は止んでいました。パラパラと雨が降り、少し風が強かったのですが、天気予報からすれば回復する方向へ向かっていますので、思い切って起き出して、生ごみを所定の位置まで運び、準備運動の後スタートしました。

今日は43分34秒、6.48kmを積み重ね、これで今月は7回のランで50.28kmとなりました。月88キロの目標までは、残り16日で37.71kmの地点まで来ました。先週の金曜日以来ですので、走るのは4日ぶりとなります。

今朝走っておかないと、なかなか目標を達成するのは難しくなってしまうので、今日走ることができたのは、とても大きい意味があります。エプソンのホームページに記録を書き込むと、「月間50キロ走達成おめでとうございます」と祝ってくれています。

今朝は風が強かったものの、気温も高く、今年初めて半袖のTシャツ一枚で走りました。いつもは、その上にフリースを着て走るのですが、さすがに今日は走っている間に暑くなるだろうと考えて、校庭にたどり着いた時点でフリースを脱ぎ、Tシャツ一枚で走りました。

帰ってきてから残り湯で体を洗い、シャワーをしたのですが、お湯でなくて水でも良いと思えるほど気温の高い朝でした。

昨日14日、関東地方は南から流れ込んだ暖かい空気の影響で、気温がぐんぐん上昇し、群馬県桐生市で平均平年を13度上回る26.4度となるなど、関東地方では、今年初めて25度以上の夏日を記録しました。

多くの地点で平年を10度前後を上回り、今年一番の暖かさ。5月下旬から6月中旬並みの陽気となりました。

■さて、今朝の東京新聞30面には、「金田一耕助生みの親 生誕120年 横溝正史 語り尽くす」と題して、記事が書かれています。

台東区のカフェ&バー「西浅草黒猫亭」は知る人ぞ知る、横溝ファンの聖地だそうです。昭和モダンの雰囲気が漂う店内には、緑や赤のステンドグラスが妖しい光を放ち、100冊以上の横溝作品が書棚に並び、店名の由来である、「黒猫亭事件」の初刊本も置いてあります。

生誕120年を控えた昨年12月から、毎月第一金曜日をファンが集う日にしました。金田一耕助にちなんで、「金第一」。三月のこの日は十数席が満席で、語り尽くしたいという熱気に包まれました。

この黒猫亭で聞いた、一番好きな横溝作品は何かとの問いに、参加者はこう答えています。「三つ首塔」、「悪魔が来たりて笛を吹く」、「悪魔の手鞠唄」、「夜歩く」。

残念ながら、私はどの作品も読んだことがありません。今読んでいる本を読み終えたら、横溝ワールドに暫し浸ってみたいと思うようになりました。

六つの村を超えて髭をなびかせる者

■20220314(月曜日:雨のち晴れ)

三津浜からみた「安田屋旅館」です。太宰治ゆかりの旅館です。

■今朝は、ゆっくりと休みました。夜半から雨足が強まり、地面や屋根を打つ雨音が聞こえてきました。5時半に目覚ましを合わせてあったのですが、何度も眠りに戻ってしまい、結局起きたのは6時半でした。

もう、その時刻には雨も上がり、西の空には青空が見えていました。起き出して新聞を取りに玄関を出たのですが、今日は休刊日でした。

昨日、久しぶりにラウンドし、17,000歩近く歩きました。心地よい疲れで、ゆっくりと休むことができました。

寒さが遠のき、春の暖かさが感じられるようになってきましたので、とにかく何をするにも大変楽ですし、気のせいか、心もウキウキしてくるように思います。

■3月に入って購入した「六つの村を超えて髭をなびかせる者:西條奈加 著」を読み進めています。電子書籍ではなくて紙媒体ですので、読み進めるのが一苦労です。つまり、本を手に持ってページをめくるのですが、これが年寄りには難儀なのです。

内容は江戸時代、松前藩のアイヌに対する差別的な扱いを描いているのですが、江戸幕府から派遣された主人公たちが、同じ人間として対等に、そして公平な目でアイヌの人達を見ていることに救いを感じます。

自然と共生し、争いを好まず、長い年月を仲間と共に過ごしてきたアイヌの人達の生き方を、私たちは今こそ学び直す必要があると感じるのです。そして、松前藩がそうしたように、先住民を差別し搾取してきた歴史というものを、もう一度しっかりと確認することも大切です。

こうした歴史的事実は、決してアメリカ人とネイティブアメリカンの人達だけに限られた問題ではないのです。この日本にも、かつてあったということを知ることは、とても大切なのです。

読み終えるまで、どんな展開が待っているのか、待ち遠しい毎日です。

忘れてはいけない教訓

■20220313(日曜日:晴れ)

三津浜での朝市です。野菜・果物の直販です。

■今日は2ヶ月ぶりの新沼津カントリークラブ月例でした。大の仲良し長倉さん、長谷川さん、そして前林さんと4人で回ることができました。先月までの寒さはどこへやら、午前中から暖かな日和で、本当に季節の移り変わりを感じました。

イン・コース8時17分スタートでした。今日は天気も良かったので80名以上の方が参加されました。

午前中は12番のショートホールでバーディーを取るなど、練習で気づいた点を心に刻んで、自分でもしっかりと守れたことを大変嬉しく思ったのですが、そうは問屋がおろしてくれません。最後の三ホールはトリプルボギーのダブルボギーが二つと崩れてしまって、45回を超えて47回になってしまいました。

それでも今までに比べて、しっかりとクラブを振り切ることができ、しかも左の手首の返しができるようになって、弾道も格段に安定し飛距離も少し伸びたようです。ただ、この左手首の返しは、まだまだ練習不足で、いつもどのショットでもできることが難しい現状です。

結局、今日は一日回って、なんとか100を切ることができたのが、唯一の収穫でした。

■昼食の時に皆さんで歓談したのですが、話題はやはりウクライナでの戦いのことになります。自分自身は、あまり意見を言わずに、皆さんの考えを聞いたのですが、アンチ・ロシアの強いことには大変驚きました。

テレビで毎日、これでもかとロシアの蛮行という名で報道されれば、誰でもそう思うのは当然です。よほどの人でない限り、それ以上の情報を自分で検索し、事の歴史と真実を掴もうとは夢にも思わないのです。情報操作というのは、本当に恐ろしいと痛感します。

今のアンチロシアの雰囲気は、太平洋戦争中の鬼畜米英と、そっくりのように私には思えます。みなさん本当に、心からそう思っていたのかもしれませんが、戦争が終わって勝敗が決した途端に、カムカム・エブリバディーとなってしまうのが、 日本人の心性なのです。

要は、ご利益があるかどうかで日本人は態度を決めるのだ、となにかの本に書いてありましたが、あのような180度の掌返しというのは、なかなか理解するのは難しいものです。

ウクライナの戦争も終わってみれば、今までのアメリカ一極支配から、田中宇さんが指摘するように、英米を中心とした欧米側と非欧米側の、多極的な世界の枠組みが作り出されるのは、ほぼ確実のようです。

世界の資源は、今や中露が多くを握っています。現物を握っている方が強いことは、少し考えれば容易に理解できます。金融工学を駆使した債券金融システムで、アメリカはドル紙幣はジャブジャブ持っていますが、ドルの一極支配が終われば、ヨーロッパはたちまちガス欠になって干上がってしまうのです。

未だにドイツを中心としたヨーロッパが、アンチ・ロシアで、まっしぐらなのが、なかなか私には理解できません。

自由や民主主義、人権などというのは、とりあえずの御題目みたいなものですから、欧米がそのような錦の御旗を振っても、今や多くの人々が、そのいい加減さを身に染みて理解しているはずです。

自由や民主主義といった言葉の前で、中東やアフリカにおいて、どれほどの人々が犠牲になってきたのかは、容易に分かることです。そんな言葉のために、犠牲が強いられる世界が一刻も早く終わることを、私は願ってやまないのです。

■いくつかの正鵠を得た指摘をネットでは、見ることができます。

旧ソ連崩壊後の略奪社会を鎮圧してきたプーチンの胸の内。「行き過ぎた資本主義」に罪はないのか?=田中優

「私にはパートナーの行動原理が理解できないこともある」プーチンが語っていた、アメリカやNATOに対する“根本的な疑念”

オリバー・ストーン監督のような人物をみると、アメリカの懐の深さを痛感します。「みなさん、そうしておられます」という一言で、みんなが猪突猛進してしまう日本人の心性は、時と場合によっては、本当に悲劇に繋がるのです。

先の戦争で得た、最も忘れてはいけない教訓のはずなのですが。

なぜ人に会うのはつらいのか

■20220312(土曜日:晴れ)

三津浜での朝市です。取り立ての釜揚げしらすを、格安で販売していました。

■今朝はゆっくりと休みました。昨日は朝8キロを走り、積み上げができましたので、今日は休養日です。目覚ましが鳴る6時まで、ウトウトと訳の分からない夢を見ながら、布団の中で過ごしました。

昨日は、さすがに疲れてしまったのか、昼食後に、いつものようにラジオ英会話を30分ほど聞いてから、書類の記入などをしようと思ったのですが、15分程居眠りをしてしまいました。銀行に行って振込をしなければならないのですが、なかなか出かけるのが億劫で、先送りになっています。

昼休みに短い時間でも昼寝をすると、午後からの仕事は楽なのですが、逆に夜の眠りが浅くなってしまうような気がします。どちらを取るかは、なかなか難しいところです。

■さて、土曜日の新聞には、書評欄が設けられています。近所にあった本屋さんは、フィットネスクラブに鞍替えしてしまいました。以前は昼休みに、気分転換に本屋さんによく行ったものですが、そんなこともできなくなってしまいました。

となると、週に1回の新聞で読む書評欄は、今どんな本が話題になっているのか、あるいは読むに値するどんな本があるのかを知るには、とても良い機会です。

良い本はもちろん、たくさんあるのですが、やはり自分の興味と合わない限り、なかなか手に取ろうとは思いません。例えば今日の欄の中では、「酒井順子さんの3冊の本棚」が掲載されています。その中にあった対談集「佐藤優・斎藤環「なぜ人に会うのはつらいのか」があります。

この書名を見て思わず手に取った私。それというのも私は、書名そのままの事をかねて思っており、「人に会うな」と厳命されたコロナ初期には、少なからぬ解放感を覚えていたからです。

と、酒井さんは書き出されています。

著者の2人も、人に会うことにしんどさを感じることがある模様で、会うことは一種の暴力であり、領域を侵犯し合う行為なのだとの話に、酒井さんは深く頷いています。

それでも人は会わずにはいられませんし、人に会わずに暮らしていくこともできないのです。これを矛盾と言わずして、なんと言ったら良いのでしょうか。

アドラーが言うように、人の持つ全ての悩みは対人関係の悩みである、という存在である人間が、人に会うことが辛いのであれば、人生そのものが辛くなってしまいます。人間は、本当に厄介な存在なのです。

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