■20220514(土曜日:雨)

霧島市の台明寺渓谷公園です。清流を楽しみました。観光課客は一人もいませんでした。

■昨日から雨が降り続いています。天気予報では、今日の午後までは雨脚も強まりそうです。改築工事もDay3。仕事中も天井裏から、ドッタンバッタンと激しい騒音が時折響き、思っていた以上に気になります。

とは言っても前進するためには、致し方ありません。昨日の工事で、かなりの部分が運び出され、残っているのはユニットバスの残骸程度です。システムキッチンは、跡形もなくなりました。

リビングも、がらんどう。二人でコタツに入りながら、毎日夕食後に韓流ドラマを見入った場所も、今ではただの空間になってしまいました。こうなってみると、時間も空間も結局は、無なのだと分かります。仕切ること、そして、そこで過ごすことで意味が生まれるわけです。

工事期間は、84日間。計算してみて、その数字の符号に、ちょっと驚き、ちょっとニッコリ。ヘミングウェイの名作「老人と海」で、主人公が一匹の魚も釣り上げられずにいたのが、84日間だったのです。ネットによれば、

『老人と海』の物語はきわめて単純で、キューバに住む一人の老漁師が84日間もの不漁の後、巨大なカジキを3日間にわたる死闘の末に捕獲するが、その後にサメに襲われ、獲物を食い尽くされてしまうという話である。

84という数字の一致に、何の意味があるわけでもないのですが、高校時代から愛読してきた、この本のことを、まず思い浮かべました。85日目に、何が待っているのか。作品を思い出しながら、楽しみにしているところです。