■20220702(土曜日:曇のち晴れ)
■猛暑が続いています。日本各地で40度に迫ろうという猛暑です。熱中症で搬送される患者さんが、過去最多を更新しています。
昨年、土曜日の午後、1時間ほどゴルフの練習にでかけた時のことです。気分転換のためのアプローチ練習ですから、力いっぱい振るわけではなかったのですが、7月の強い日差しのもとで、あやうく熱中症になりかけました。頭がボートしてきたのです。急いで家に戻り水シャワーを浴びて、事なきを得ました。
ランニングをしていて、実際に熱中症になったこともあります。あれは日曜日の午前中でした。今と違って校庭を周回するコースではなく、周囲の街中を走るコースです。
メインストリートの広い歩道を走っていて、突然気分が悪くなり、立っていられなくなりました。歩道脇に座り込んで、ひたすら回復するのを待ちました。ずいぶんと長く感じました。
今まで30回以上、10キロ以上の大会に参加しましたが、大会参加中に気分が悪くなったことは、幸い一度もありません。気象条件の違いのためでしょうか。どの大会でも、必ず一人や二人は気分が悪くなって、青い顔をして倒れている人がいます。
これからは、体力の衰えを考えると、決して無理はできませんので、体調と相談しつつ続けるしかありません。
■さて、「日本のエネルギーを支える天然ガス開発事業「サハリン2」について、ロシアのプーチン大統領は、事業主体をロシア企業に変更する大統領令に署名した。 事実上の国有化とみられ、出資する日本企業への影響が懸念されている」と報じられています。
経産省によると、2021年に日本が輸入したLNGのうち、ロシア産は、オーストラリア産などに次いで5番目に多い8.8%で、輸入額は3,722億円にのぼる。
そのロシア産LNGの大半は、サハリン2から生産されている。 LNGは、火力発電所の燃料としても使われていて、経産省によると、サハリン2のLNGは、日本の総発電量のおよそ3%を占めているという。
ロシアからの輸入が止まれば、高騰している電気やガスの料金がさらに値上がりする可能性がある。
ロシアへの制裁を進める日本に対する牽制だ、と解説されています。ドイツを始めとする欧州は、更に悲惨です。エネルギー資源の多くをロシアに依存していたために、深刻なエネルギー危機なのです。
ウクライナ紛争が起こる前は、良好な関係を築いて、パイプラインなどの建設も進めていたのですが、完成した所で、アメリカの横槍で使用できなくなりました。
そのあたりは、いつもの田中宇さんの解説がわかりやすく教えてくれています。
ガスをルーブル建てにして米国側に報復するロシア
2022年4月1日 田中 宇
仲良く共存共栄すれば、何の問題もなかったのですが、結果として資源のない欧州は、勇ましさの影で国民は困窮に陥っているのです。
資源のない日本は賢明な外交で、国民を救う義務が政治にはあるのです。勇ましさなど、愚かさを隠すための包帯のようなものです。テレビばかり観ていないで、国民がしっかりと事実を知ることが、一丁目一番地なのです。